「BLWを始めてみたけど、全然食べてくれない


「手づかみしようとせず、ただ食材で遊ぶだけで終わってしまう」


「周りの子はもっと食べているのに、うちだけ進んでいないんじゃないか…」


BLWを始めたばかりのママ・パパから、こんな声をよく聞きます。


一生懸命食材を準備して、食べてくれることを期待していたのに、なかなか進まないと不安になりますよね。


私も時間をかけて用意したご飯を一口も食べなかったときはショックでした。


でも、実はBLWが進まないと感じているご家庭はとても多いんです。


この記事では、BLWが進まない原因と、今日からできる対処法をわかりやすく解説します。

そもそもBLWとは?進まないと感じやすい理由

BLWを始めたばかりの方の中には、「もしかして進め方が間違っているのかな」と感じている方もいるかもしれません。


まずはBLWの基本と、進まないと感じやすい理由を整理しておきましょう。


BLW(Baby-Led Weaning)とは、赤ちゃん自身が主導で手づかみ食べをする離乳食のスタイルです。


大人がスプーンで食べさせるのではなく、赤ちゃんが自分で食材を掴んで口に運ぶことで、食への興味や自立心を育んでいきます。


従来の離乳食と大きく違うのは、「食べる量」よりも「食べる経験」を大切にするという考え方です。


最初のうちは食材を触って遊ぶだけでも、それ自体がBLWの大切なステップです。


ところが、「食べてほしい」という気持ちが強いと、遊んでいるだけに見える赤ちゃんの様子が「全然進んでいない」と感じてしまいがち。


これがBLWを「進まない」と感じやすい一番の理由かもしれません。

BLWが進まないときに確認したい4つの原因

BLWがなかなか進まないとき、その背景にはいくつかの原因が考えられます。


「どれが当てはまるかな」と探るような気持ちで読んでみてくださいね。

原因① まだ月齢・発達が早すぎる

BLWを始める目安は生後6ヶ月頃とされていますが、発達には個人差があります。


首がすわり、お座りが安定していて、食べ物に手を伸ばすような様子が見られてから始めるのが理想的です。


これらの準備ができていないうちに始めると、うまくいかない場合が多いです。


「まだ早かっただけ」と気づければ、1〜2週間様子を見てから再スタートするだけでOKです。


焦って進めるより、赤ちゃんの準備が整ってからの方がスムーズにいくかもしれません。

原因② 食材のサイズや形が合っていない

BLWで使う食材は、赤ちゃんがつかみやすいサイズと形がとても重要です。


小さすぎると指でうまく掴めず、大きすぎると口に入りません。


やわらかすぎると握った瞬間につぶれてしまい、赤ちゃんが「食べ物」として認識しにくくなることもあります。


目安は大人の人差し指くらいの長さ・太さのスティック状


赤ちゃんがグーで握ってもはみ出す部分を口に運べるサイズが食べやすいと言われています。


形や大きさをちょっと変えるだけで、反応がガラッと変わることがありますよ。

原因③ 食事環境が赤ちゃんにとって落ち着かない

食事中にテレビがついていたり、周囲がにぎやかすぎたりすると、赤ちゃんは食材よりも周りの刺激に意識が向いてしまいます。


また、椅子が赤ちゃんの体に合っていなくて不安定だったり、机の高さが合っていなかったりすることも、食べ進まない原因になります。


食事に集中できる静かな環境を整えて、足がしっかり床につく姿勢を作ってあげるのが基本です。


姿勢が安定するだけで、食べる量がぐっと変わることがありますよ。

原因④ ママ・パパの緊張や不安が伝わっている

赤ちゃんは敏感です。


「食べてほしい」「ちゃんと食べるかな」という親の緊張や焦りは、意外と赤ちゃんに伝わってしまいます。


ピリピリした雰囲気の中では、赤ちゃんも食事をリラックスして楽しめません。


「今日も食べなくていいや」くらいの気持ちで、親自身がリラックスして食卓に向かうことがBLWを進める上でとても大切ですよ。

BLWが進まないときに試してほしい対処法7つ

原因がわかったら、次は具体的な対処法を試してみましょう。


全部一度にやる必要はありません。


今の状況に合いそうなものから、ひとつずつ取り入れてみてくださいね。

① 一緒に食卓を囲んで、大人が食べて見せる

BLWで特に効果的なのが、家族みんなで一緒に食事をすることです。


赤ちゃんは大人のまねっこが大好きです。


ママやパパが美味しそうに食べている様子を見ているだけで、「自分もやってみたい」という気持ちが芽生えてくることがあります。


「これ美味しいよ〜」と声をかけながら食べて見せると、興味を持って手を伸ばしてくれることがありますよ。


一人で食べさせようとするより、一緒に食卓を囲む方がずっと効果的です。

② 食材を変えてみる・甘い食材から始める

まだ食材のレパートリーが少ない場合は、赤ちゃんが好みやすい甘い食材から試してみるのがおすすめ。


さつまいも・かぼちゃ・バナナ・とうもろこしなどは甘みがあって食べやすく、BLW初期の食材として人気が高いです。


柔らかく蒸したり茹でたりして、スティック状にして渡してみてください。


とうもろこしは芯付きのまま持たせると食べやすいです。


一度食べてくれる食材が見つかると、そこから食への興味がどんどん広がっていくことが多いですよ。

③ 食材の調理法を変えてみる

同じ食材でも、調理法を変えるだけで反応が変わることがあります。


例えば、蒸したにんじんがダメでも、ローストしたにんじんならパクっと食べてくれた、というケースも珍しくありません。


だしや素材の風味を活かして変化をつける(調味料を使わずに)など、同じ食材でもいろんな顔を見せてあげてください。


調理法の変化が食事の楽しさにつながることもありますよ。

④ 食事の時間と回数を見直す

「お腹がすいていないタイミング」や「眠たい時間帯」に食事を出しても、なかなか食べてくれないのは当然です。


赤ちゃんの生活リズムに合わせて、機嫌よく起きていてお腹がすいている時間帯を狙って食事の時間を設定してみましょう。


また、1日1回から始めていた場合は、徐々に2回・3回と回数を増やしていくことで、食事の習慣がついて食べ進むようになることもあります。

⑤ エプロンや食器などの環境を整える

毎回エプロンを嫌がって食事に集中できない、食器が滑って使いにくいなど、食事まわりの環境が進まない原因になっていることもあります。


エプロンは軽くて柔らかいものに変えてみる、吸盤付きの食器でテーブルに固定してみるなど、小さな工夫が食べ進みに直結することがあります。


食事の道具が使いやすい」と感じられる環境が整うと、赤ちゃんも食事に集中しやすくなりますよ。


SAMOEのお食事エプロンは、布に近い肌ざわり軽量で体への負担が少なさが魅力です。


気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

⑥ 「食べなくていい」と割り切って食事の時間を短くする

BLWが進まない時期に一番やりがちなのが、「食べてくれるまで待つ」という方法です。


しかし、これは逆効果になる場合もあります。


食事の時間が長くなるほど、赤ちゃんも飽きてしまい、食事=つらい時間というイメージがついてしまうことがあるんです。


食事の時間は20〜30分を目安に、食べなくても笑顔で終わらせるのがポイントです。


「今日は食べなかったけど、また明日!」と明るく切り上げることで、食事の時間がポジティブな時間として赤ちゃんの中に積み重なっていきますよ。

⑦ 他の子と比べない

SNSで「〇ヶ月からBLWを始めてもりもり食べています!」という投稿を見て、焦ってしまうことはありませんか。


でも、赤ちゃんの発達には必ず個人差があります


SNSに上がるのは「うまくいっている瞬間」がほとんどです。


自分の赤ちゃんのペースを信じること
が、BLWを長く楽しく続けるために一番大切なことです。


他の子と比べるのをやめるだけで、ずいぶんと気持ちが楽になりますよ。

以下の記事でも、BLW離乳食の進め方について解説しているのでぜひ参考にしてみてくださいね。

BLWが進まない時期に特に気をつけたいこと

対処法を試しながらも、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。


焦って進めようとするあまり、赤ちゃんにとってマイナスになることを避けるために、ぜひ確認しておいてください。

えづき(ガグ反射)と窒息は違う

BLWを始めたばかりの頃、赤ちゃんが「オエッ」とえづく様子に驚いて、怖くなってしまう方はとても多いです。


ですが、えづきは赤ちゃんが自分の力で食べ物を口の前に押し戻している、正常で大切な反応です。

声が出ている、咳き込んでいる、顔色が良い場合は、慌てて背中を叩いたり口に指を入れたりせず、落ち着いて見守ってあげましょう。


一方で、声が出ない・咳ができない・顔色が悪いといった場合は窒息の可能性があるため、すぐに対応が必要です。


万が一に備えて、対処法をあらかじめ確認しておくと安心ですよ。


特に、以下は安全面を考慮する上でとても大切です。


・必ず座った姿勢で、足が安定した状態で食べさせる

・食事中はそばを離れず見守る

・丸くてつるっとした食材(ぶどう、ミニトマトなど)はそのまま渡さず、縦4等分にする


以下の記事も、窒息防止や窒息時の対応について記載されているので事前に確認しておくと安心です。

水分補給は忘れずに

BLWでなかなか食べ進まない時期は、食事から摂れる水分が少ないこともあります。


母乳やミルク、白湯などでこまめに水分を補給してあげることが大切です。


特に夏場は脱水に注意が必要なので、食事の前後に水分を意識的に与えるようにしましょう。

栄養面が心配なときは離乳食と並行してもOK

「BLWだけだと栄養が心配…」と感じる場合は、スプーンで食べさせる従来の離乳食と並行して進めるのも選択肢のひとつです。


BLWは「絶対に従来の離乳食をやってはいけない」という方法ではありません。


赤ちゃんの様子や家庭の状況に合わせて、柔軟に取り入れていくことが大切です。

体重の増加が不安な場合は病院へ

BLWを続けていても体重がなかなか増えない、機嫌が悪い日が続く、という場合はかかりつけの病院に相談することをおすすめします。


食べる量が少ない時期はある程度仕方ないことですが、専門家のアドバイスをもらうのが安心です。

以下の記事でも、BLWがうまくいかない時の考え方と対処法を紹介しているので見てみてくださいね。

また、厚生労働省では「授乳・離乳の支援ガイド」として、離乳食の進め方や手づかみ食べについても記載されています。


気になる方はチェックしてみてくださいね。


↓↓↓


厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」

BLWをもっと楽に進めるためのグッズ選びのコツ

BLWを毎日続けるためには、食事まわりのグッズ選びも大切です。


毎回の片付けが大変だと、ママ・パパの負担が増えて続けるのがつらくなってしまいます。

食べこぼしをしっかりカバーできるエプロンを選ぶ

BLWでは食べこぼしが多いため、ロング丈でしっかり洋服をカバーできるエプロンが特に役立ちます。


胸元から膝下まで広くカバーしてくれるエプロンがあると、毎食の着替えが減って、洗濯の手間もぐっと楽になります。


軽くて柔らかい素材なら赤ちゃんも嫌がりにくく、BLWをスムーズに続けやすくなりますよ。

吸盤付きの食器でひっくり返り対策

BLWでは赤ちゃんが食器を引っくり返してしまうことがよくあります。


吸盤付きのシリコン製食器
を使うとテーブルにしっかり固定できて、食材がテーブルごと吹き飛ぶ…という惨事が減りますよ。

床への食べこぼし対策も忘れずに

床に食べ物が落ちるのもBLWではよくあることです。


レジャーシートや使い捨てのマスカーテープを椅子の下に敷いておくだけで、食後の床掃除がぐっと楽になりますよ。

まとめ:BLWが進まなくても、大丈夫

BLWが進まないとき、「何かやり方を間違えているのかな」「うちの子には向いていないのかな」と感じてしまうことがあるかもしれません。


しかし、大切なのは、食事の時間を赤ちゃんにとって楽しい時間にすること


食べた量ではなく、食材に触れた・口に入れてみた、それだけで十分な前進です。


焦らず、比べず、赤ちゃんのペースを信じながら続けてみてくださいね。


食べこぼし対策のグッズ選びにお悩みの方は、SAMOEのお食事エプロンもぜひチェックしてみてください。


BLW中の赤ちゃんにも使いやすいロング丈エプロンで、毎日の食事をもっと楽にサポートします。