「離乳食を始めたいけど、どんな方法が良いんだろう?」と考えているママ・パパへ。

BLWとは、赤ちゃんが自分で食べ物に触れ、口に運ぶことを基本に進める離乳食の考え方のひとつです。

生後6ヶ月を迎えたばかりの赤ちゃんを持つママ・パパにとって、離乳食の準備は大きなステップですよね。

スプーンで食べさせる方法とは違い、赤ちゃんが自分で食べ物に触れながら進めるBLWに関心を持つ方も増えています。 この記事では、これから離乳食を始めるママ・パパのために、BLWの基本情報や進め方のポイントをわかりやすくご紹介します。

まずはBLWの基本をチェック

BLWとは、「Baby-Led Weaning」の略で、赤ちゃんが自分で食べることを基本にした離乳食の進め方のことです。

従来の親がスプーンで食べさせる方法とは異なり、食べることへの関心や、手でつかんで口へ運ぶ経験につながりやすいと考えられています。


BLWの本質は、「赤ちゃんが自分で食べ物に触れ、見たり、つかんだり、口に運んだりする経験を大切にします。


そのため、最初は食べなくても問題ありません。


食べ物で遊んだり投げたりすることも学びの一環と捉え、焦らず見守ることが大切です。

BLWのスタートの目安と準備ポイント

引用元:一般社団法人 母子栄養協会

BLWは、生後6か月頃から検討されることが多い方法です。

ただし、月齢だけでなく赤ちゃんの発達の様子を見て始めることが大切です。

確認したい、赤ちゃんの発達サイン4つ

BLWを始める前に、次のようなサインがそろっているかチェックしてみてください。

がしっかりすわる

座位が安定している

・手でつかんで口まで運べる

食事に興味がある

これらがそろっていれば、BLWを始める準備ができてきたサインです。

生後6ヶ月から始めるBLWの進め方

赤ちゃんが自分の手で食べる「BLW」は、生後6ヶ月ごろから始めることができます。

ここでは、BLWを取り入れるための基本的な進め方やポイントをわかりやすくご紹介します。

最初におすすめの食材と調理の工夫

最初にあげる食材は、次のように安心・安全で赤ちゃんが手で掴みやすいものを選んでくださいね。 ・さつまいも、にんじん、かぼちゃ(スティック状にしてやわらかく茹でる)

・アボカド、バナナ(やわらかくて栄養価も◎

・ブロッコリー(小房に分け、持ち手が少し残るくらいの形にすると掴みやすい)
    〈調理のポイント〉

    指で潰せるやわらかさに加熱する

    スティック状や大きめサイズで、握っても少しはみ出すくらいの形にする


    ・初めての食材は1日1種類、午前中に与えてアレルギー対策も忘れずに行う

    初めは自由に楽しんでOK

    最初は食べ物で遊んだり、ほとんど食べない日もあります。

    BLWは”食べる練習”の時間なので、完食よりも「自分でやってみる」ことが大切です。

    〈ポイント〉

    ・無理に食べさせようとせず、赤ちゃんのペースを大切にする

    パパ、ママの食べる姿を見せて、まねっこを楽しませる

    ・食べこぼしや汚れも、成長の一環として温かく見守る

    家族との”食事時間”を楽しむ

    赤ちゃんは、大人が食事を楽しむ様子を見ていろんなことを学んでいます。 ・同じ時間に、同じテーブルで食事をする

    ・家族が笑顔で「おいしいね」と声をかける

    赤ちゃんのペースに合わせて、ゆったり時間をとる

    「食べるって楽しい」と感じられる雰囲気が、BLWをうまく進めるポイントになります。

    あると便利なおすすめアイテム

    BLWをスムーズに進めるには、以下のアイテムがあると便利です。

    ・足が床につくタイプの椅子(姿勢安定のため)

    ・お食事エプロンや食べこぼしマット

    ・吸盤付きプレートやベビー用のカトラリー、コップ

    床が汚れるのは当たり前なので、レジャーシートや新聞紙を敷いておくと、後片付けがラクになっておすすめです。

    そのほかにBLW離乳食で使うアイテムについては、以下の記事でさらに詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

    ↓ ↓ ↓

    食べこぼし対策まで整えたい方は、ロングタイプで食べこぼしを受けやすいお食事エプロンを取り入れるのもひとつの方法です。


    SAMOEのお食事エプロンは、吸盤付きで机に固定しやすく、BLWの食べこぼし対策にも取り入れやすい仕様です。


    気になる方はSAMOEの公式サイトをチェックしてみてくださいね。

    BLWにぴったりな食材&簡単レシピ集

    ここからは、実際に取り入れやすかった食材を中心に、BLWで使いやすい食材をご紹介します。

    1. アボカド

    アボカドは栄養豊富で、赤ちゃんにもぴったりの食材です。 最初は薄くスライスしてあげてくださいね。

    やわらかく熟したものを選び、赤ちゃんがつかみやすい厚さに切ると取り入れやすいです。

    〈レシピ例〉

    アボカドを半分に切り、皮をむいてスライスします。

    スライスしたアボカドを赤ちゃんに持たせてあげるだけで、赤ちゃんが手で持って食べやすい形になります。

    2. さつまいも

    さつまいもは、甘くて柔らかいのでBLW初心者にもおすすめです。

    栄養価が高く、ビタミンCや食物繊維も豊富と言われています。 〈レシピ例〉

    さつまいもを洗って皮をむき、スティック状に切って、蒸し器で柔らかくなるまで蒸します。

    冷めたら赤ちゃんに持たせてあげてください。

    3. にんじん

    にんじんは加熱するとやわらかくなり、自然な甘みも出やすい食材です。

    〈レシピ例〉

    にんじんを皮ごと茹で、長さ3〜4cmほどのスティックにカットします。

    これで、赤ちゃんの手にぴったりなサイズになりますよ。

    4. バナナ

    バナナは、柔らかくて消化しやすいので最初のBLW食材におすすめ。

    手でつかみやすい大きさにして、赤ちゃんが自分で持てるようにします。

    〈レシピ例〉

    バナナを半分に切り、皮を一部残して持ちやすくし、赤ちゃんが自分で持てるようにします。

    最初は少しつかみづらいかもしれませんが、だんだん上手に食べられるようになるので、安心してくださいね。

    【筆者の体験レポート】はじめての手づかみ食べの記録

    ライターである私がBLWを始めたのは、子供が生後6ヶ月を迎えたころです。

    初めての離乳食ということで、どう進めたらいいか悩んでいたときに「BLW」を知りました。 ネットで調べると、「赤ちゃんが自分で食べることができる」と聞いて、とても魅力的に感じたのを覚えています。

    1週目:まずはさつまいもからスタート

    最初に選んだ食材は、柔らかくて噛みやすいさつまいもでした。

    最初は、手でつかんで口に持っていくこともできず、ただ触って舐めるだけでした。

    2週目:にんじん&アボカドで手づかみ力アップ

    2週間目になると、手で食べ物を持つ力が強くなって少しずつ口に運ぶことができるようになりました。

    次に試したのは、にんじんとアボカドでした。 最初は口に運ぶだけでしたが、少しずつ口に運ぶ様子が増えてきました。

    1ヶ月後:食事に興味を示すように

    1ヶ月経つ頃には食べ物に興味を持つようになって、私が食事をしているとじっと見つめることが増えました。

    食事への関心が強くなってきたように感じました。

    BLWのメリットとデメリット

    赤ちゃんが自分で手づかみで食べるこの方法、メリットも多いですが実際は大変なこともあります。


    メリット

    ・自分で食べる経験につながりやすい

    ・食事が楽しくなる

    ・家族で一緒に食事を楽しめる

    調理がラク


    デメリット

    窒息のリスクがある

    食べこぼしや後片付けが大変になる

    栄養のバランスが偏る場合がある

    ・食事の時間が長くなる

    以下の記事では、BLWのメリットとデメリットについて詳しくご紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。


    ↓  ↓  ↓

    BLWを始めるときの注意点

    BLWは、赤ちゃんが自分で食べる力を育むと考えられていますが、最初から完璧に進めるのは難しいかもしれません。

    そんな時でも焦らずに、赤ちゃんのペースを大切にしながら少しずつ食事のスタイルを取り入れていきましょうね。

    <ポイント>

    ・必ず座位が安定した状態で食べる

    ・食事中は必ず大人がそばで見守る

    丸くて硬いもの、つるっとしたもの(丸ごとのブドウ、ナッツ類、硬い生野菜など)は避ける

    ・最初はやわらかく、赤ちゃんが握って少しはみ出す大きさを目安にする

    ・食べる量より「経験」を重視する

    もし「なかなか食べてくれない…」と感じたときは、赤ちゃんの“お口の発達”が関係していることもあります。

    食べる力の土台づくりを知っておくと、少し気持ちがラクになるかもしれません。

    詳しくは以下の記事でご紹介しているので、よかったら参考にしてみてくださいね。

    ↓ ↓ ↓

    まとめ

    BLWは、赤ちゃんが自分で食べ物に触れながら進めていく離乳食の考え方のひとつです。


    最初は思うように食べなくても、焦らず赤ちゃんのペースで進めていくことが大切です。


    やわらかさや形に気をつけながら、安全面に配慮して、家族で楽しい食事時間を重ねていけるといいですね。