
「お食事エプロンはいらない」そう思いつつも、食べこぼしで洋服が汚れることを考えると、本当に使わなくて大丈夫なのか迷っていませんか?
実は、筆者自身が保育士として働いている中で「洗うのが面倒…」「でもエプロン嫌がってもメニュー的に付けてほしい」など感じることも多くあります。
ですが、その悩みは「エプロンの選び方」で解決できます。
この記事では、15年の保育経験の中で知り得た先輩ママたちが「エプロンいらない」と感じるリアルな本音や後悔しないための判断基準、そして「これなら使いたい!」と思えるエプロンの選び方までを徹底解説します。
本記事を読み終える頃には「我が家だけの正解」として、エプロンのいらない問題を解決できるようになりますよ。
「お食事エプロンはいらない」と感じる先輩ママたちの本音

「お食事エプロンって本当に必要?」多くのママが抱える疑問です。毎日のことだからこそ、小さなストレスを感じやすいでしょう。
ここでは、先輩ママたちが「いらないかも」と感じるリアルな本音をご紹介します。
毎回の洗浄や手入れが面倒で育児の負担が増えるから

お食事エプロンが不要と感じる一番の理由は、毎回の汚れ洗いや手入れが面倒なことです。食べこぼしを洗い、乾かす作業は忙しい育児の大きな負担になります。
特にシリコン製のエプロンは撥水性は高いものの、自然乾燥では黒カビができやすく、洗った後に水分を拭く手間が必要です。そう考えると、いっそ服を洗濯機で洗う方が楽だと感じてしまいますね。
エプロンの素材や締め付け感を嫌がるから

子ども自身がエプロンを嫌がるため、使うのをやめてしまうケースも多いです。硬い素材が首に当たったり、締め付け感が苦手だったりする子もいます。
エプロンをつけた途端に泣き出してしまうと、食事どころではなくなり、結局いらないと感じてしまうのです。
最悪の場合、無理にエプロンをつけようとして暴れ出すことも。そうなると食器を落として作り直しなんてことも考えられますね。
すぐに汚すため何枚も必要になりコスパが悪いから

すぐに汚れるため何枚も洗い替えが必要になり、コスパが悪いと感じることも理由です。1日3食の離乳食期には、清潔に保つため複数枚を用意しなければなりません。
1枚数千円するものを何枚も揃えるのは大きな出費です。短い期間しか使わないと考えると「もったいない」と思うのも無理もないでしょう。
プレゼントで貰ったものの好みのデザインではないから

出産祝いで貰ったエプロンが、自分の好みに合わず使わないケースもあります。機能は良くても、デザインが好みでないと使う気になれないものです。
僕もエプロンをプレゼントされましたが、シンプルな育児グッズで揃えていたのに、キャラクターものをもらったこともありました。
プレゼントなので断りづらく、「使わないといけないと失礼だよな…」とまいったことがあります。
お食事エプロンを使わない場合のメリットとデメリット

「エプロンがいらない」理由はわかりましたが、使わない場合のメリット・デメリットも知っておきましょう。
良い面と悪い面を比べることで、ご家庭に合ったスタイルが見つかるかもしれません。
メリットは準備や片付けの手間が省けること

最大のメリットは、準備や片付けの手間が省けることです。忙しい育児の中で、心と時間に余裕が生まれます。
・エプロンをつける手間がなくなる・使用後の手洗いや乾燥が不要になる
・エプロンの置き場所や管理が不要になる
特に子どもがエプロンを嫌がる場合、お互いのストレスが大きく軽減されるのは嬉しいポイントです。
デメリットは洋服が汚れて着替えの回数が増えること

デメリットは、洋服が汚れて家事が増えることです。衣類の汚れをどこまで許容できるかが判断のポイントになります。
・食べこぼしで洋服が汚れてシミになる・着替えの回数と洗濯物が増える
・床や椅子も汚れやすくなる
・外食で着替えという荷物が増える
エプロンを使わない分、着替えや掃除の手間が増えることは覚悟しておきましょう。
判断に迷ったら?お食事エプロンが必要なシーン

「普段はいらないけど、こんな時は持っておきたい…」と迷うこともありますよね。
ここでは、お食事エプロンがあって良かったと感じる具体的な3つのシーンをご紹介します。状況に応じた使い分けの参考にしてください。
手づかみ食べや遊び食べが盛んな時期

手づかみ食べや遊び食べが盛んな時期は、エプロンが大変役立ちます。この時期は想像以上に食べこぼしが増えるものです。
エプロンがあれば、子どもの「自分で食べたい」という意欲を引き出せます。乳幼児期は「遊び食べ」というものがあり、それは食事の意欲や、指先の感覚を育てる良い訓練になるのです。
結果的に後片付けの負担を減らせるでしょう。汚れを気にせず、子どもの挑戦を見守ってあげられるのが大きなメリットです。
保育園の入園準備で指定されている場合

保育園の入園準備では、エプロンの持参を指定されることがほとんどです。集団生活では、園児の服を清潔に保ち、保育士の負担を減らすためにエプロンが必需品となります。
園によっては素材や枚数が指定される場合もあるため、入園が決まったら早めに確認して準備を進めましょう。
外食時など洋服を絶対に汚したくない場面

外食やお呼ばれの席など、洋服を絶対に汚したくない場面ではエプロンが活躍します。すぐに着替えができない状況でも、エプロンが1枚あれば安心です。
お店の椅子などを汚す心配も減らせます。コンパクトにたためるタイプを携帯しておけば、親子で気兼ねなくお出かけを楽しめますよ。
購入で失敗しないお食事エプロンの選び方

「いらない」と感じる理由も、エプロンの選び方次第で解決できます。例えば、SAMOEのオールカバーエプロンのように、洗濯機で洗えて袖までカバーできる製品もあるのです。
ここでは、購入で後悔しないための選び方のポイントを4つご紹介します。
お手入れの楽さで選ぶならシリコンやナイロン製

お手入れの楽さを優先するなら、汚れを拭き取りやすいシリコン製やナイロン製が基本です。さらに手間を省きたいなら、洗濯機で丸洗いできるタイプが便利といえるでしょう。
乾燥機まで対応している製品なら、夜に洗濯しても朝には乾いているため、忙しいママの強い味方になります。
子どもが嫌がるなら柔らかい素材や軽量タイプ

お子さんがエプロンを嫌がるなら、着け心地の良い柔らかい素材や軽量なタイプを選びましょう。硬い素材や重さは不快感の原因になります。
洋服感覚で着られる柔らかい生地なら、子どもも抵抗なく受け入れてくれるかもしれません。
どうしても嫌がる場合のおすすめのエプロンは下記の記事で紹介しているので、よかったら参考にしてみてくださいね。
袖の汚れが気になるなら長袖タイプ

手づかみ食べで袖まで汚れるのが気になるなら、長袖タイプが最適です。腕まですっぽり覆うことで、洋服をまるごと汚れからガードし、着替えの手間をなくせます。
SAMOEは長袖タイプのエプロンも対応しています。子どもが自分で食べたがる時期には、汚れた手で袖も触るため、ミートソースなどの日も安心です。気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみましょう!
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保育園で何枚も必要なら速乾性のある素材

保育園用で毎日何枚も使うなら、すぐに乾く速乾性のある素材が必須です。夜に洗濯して翌朝までに乾かないと、洗い替えが大量に必要になってしまいます。
速乾性に優れ、自然乾燥でも翌日に使えるエプロンなら、最小限の枚数で済むため経済的ですよ。
保育園でも衛生面を気にかけて必ず洗っていますが、干すことまではできません。持って帰ってきたエプロンが乾ききっていないので、家で洗って干す家庭も多いです。
翌日に再び使えるだけで、朝の用意が楽になります!
まとめ

お食事エプロンが「いらない」と感じる理由から、後悔しない選び方までをご紹介しました。
手洗いの手間や子どもへの抵抗感は、お手入れが楽な素材だったり袖までカバーできる長袖タイプを選んだりすることで解決できる可能性が高いです。
「絶対に使う・使わない」と決めつけず、この記事を参考に、ご家庭の状況に合った最適な一枚を見つけてほしいと思います。
「手間いらず・子どもファースト」のエプロンを使うことで、家庭での食事タイムがもっと楽しく快適な時間になるといいですね!

