
みなさんは、BLW離乳食という言葉をご存知でしょうか?
離乳食の方法の一つなのですが、ママやパパが食べさせてあげるのではなく、赤ちゃん自身が食べたいものを選んで食べたい順番でごはんを食べる方法なんです。
筆者も、娘が生後8ヶ月くらいのころからBLW離乳食を始めました。
そして、そろそろ新しい食材試してみたいな、と思った時に【ミニトマトっていつからたべられるんだろう】と気になって色々調べてみると、始めるタイミング、切り方のポイントがあることを知ったのです。
これからトマト・ミニトマトを試してみたいと思っているママ・パパに、筆者の実体験を交えてご紹介したいと思います。
目次
1.ミニトマトっていつから食べられるの?

この頃に食べさせるトマトは基本ペーストや加熱されたものが多いかなと思いますが、そのままのトマトに初めてチャレンジする場合もまずは、加熱することをおすすめします。
そして食べてもらうときにも、注意点がありますのでぜひ最後まで読んでくださいね。
2.ミニトマトがもつ栄養・食べるメリット

主な栄養素に、抗酸化作用のあるリコピン、鉄の吸収を助けるビタミンC、腸内環境を整える食物繊維などがあります。
食物繊維は、消化機能がまだ未発達の赤ちゃんの消化を手助けしてくれますし、抗酸化作用のリコピンは免疫力を高めてくれる栄養素です。
また、トマトに含まれるリコピンは加熱するとより体内に吸収されやすくなるので、初めて食べる赤ちゃんにも最適な食材だと思います。
どれも赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素なのでぜひ取り入れていきたいですね。
3.切り方・あげるときの注意点

丸ごとは、窒息の危険性が高いため、絶対NGです。
消化機能もまだ弱いため、消化の負担にならないように湯むきや、種を取るのもおすすめします。
でもミニトマトの湯むきってどうやるの…?と難しそうに感じますよね。
ネットで『離乳食 ミニトマト 湯むき』と検索すると、先輩ママさんたちが分かりやすくやり方を載せてくれています。
また、以下の記事でも湯むきの方法がわかりやすく紹介されているので参考にしてみてくださいね。
↓ ↓ ↓

トマトを扱うコツとおすすめレシピ2選も/kikkomanホームクッキング通信
また、普通のトマトをあげるときも、ミニトマトと同様に、湯むきをしてあげて、ひとくちでは食べられない大きさ・薄さに切りましょう。
種を取ると、その部分に穴が開いて手づかみ食べしやすくなりますので、赤ちゃんもチャレンジしやすくなると思いますよ。
4.冷凍保存できる?

毎回出したいときにわざわざ湯むきしなくても準備できるのは嬉しいですよね。
そのままでも冷凍できますが、離乳食で使うミニトマトはヘタを取って湯むきして、できれば切って種も取っておくのをおすすめします。
しかし、ミニトマトを冷凍して解凍すると、実が柔らかくなるので手づかみ食べには少し不向きかもしれません。
ですので、ソースにしたり違う食材と和えたりしてもいいかもしれません。
もし、そのまま食べてほしいときは、スプーン食べができる赤ちゃんでしたら解凍して柔らかいまま出して、自分で食べてもらうのも一つの方法ですね。
ミニトマトの冷凍保存の保存期間は2・3週間を目安にしてください。
解凍するときは自然解凍だと水分が多く出て水っぽくなりやすいので、電子レンジや直接加熱で解凍するのがおすすめです。
5.アレルギー・下痢などに注意

ですので、ペーストであっても初めて口にする場合は赤ちゃんの体調がよく、何かあればすぐかかりつけ医に行ける曜日・時間に食べてみてもらいましょう。
また、酸味が強いとお腹がゆるくなることもありますので、1歳頃までは加熱して酸味を飛ばしてあげてください。
6.【経験談】初めて娘にミニトマトを出してみたときの様子

まずはお皿にあるトマトを掴んでしばらくもみもみ…していました。
というのも、スイカが大好きな娘で、おそらく最初はスイカだと思って手に取ったと思います。
でも、いつも食べているスイカとは違うことに気づいていたようで、なかなか口に運んでくれず…
それでもごはんの最後の方に、少しだけ口につけてくれたのですが、「なんだこれ…」のような顔をして初日は終了してしまいました。
後日、知り合いにこの話を聞いてもらったときに、トマトを加熱・湯むきしてお出汁につけておくとほんのりお出汁の味がして、食べやすくなるよと教えてもらい、実践してみることに。
すると、パクパクとはいきませんでしたが、加熱してそのまま出すよりは、口に運んでくれるようになりました!
実は、私も夫もそのままのトマトが苦手で、その後はあんまり食べてもらえないし…と思い、積極的には食べさせていませんでした。
7.ミニトマトを食べられなかったあの時から現在

1歳過ぎていましたが、まだ生では食べられないだろうなと思い、その頃大好物だった高野豆腐の煮物の煮汁に加熱・湯むきしたミニトマトを浸して1/4にカットして出してみると…
やはり最後まで警戒されていて残されていましたが、握りしめていたスプーンに何気なく乗せてみるとなぜか食べてくれたんです!
すごく恐る恐るでしたが、大好きな高野豆腐のお出汁の味がして安心したのかお皿に出した分全部食べてくれました。
その瞬間を動画で残していて、たまに見返すと私がすごく喜んでいる声も入っていたり、娘も食べられて嬉しそうな顔をしていて、懐かしい気持ちになります。
この日がきっかけとなったのか、生でミニトマトを出しても食べてくれるようになりました。
そんな娘ですが、3歳になった現在もミニトマトが大好きで、ご飯の時間になるとだいたい1番最初に食べているんです。
そして、通っている保育園でミニトマトを育てていて、水やり・観察・収穫・実食まで体験させてくれていたのでより一層ミニトマトが大好きになっていると思います。
その様子を先生から聞いたり写真を見たりして、私も育ててみたくなり、ホームセンターでほぼ育っている苗を買って家で育ててみることに。
すると、娘もお世話を手伝ってくれたりして、野菜を育てるのも初めての私でしたが、何とか実を増やして赤色に育てることができ、娘が嬉しそうに収穫して食べていたのを見て私も嬉しくなりました。
【超簡単】おすすめのミニトマトアレンジ

【材料】
電子レンジ調理可能な高野豆腐 1袋
ミニトマト 適量
【作り方】
①耐熱容器に高野豆腐と分量通りの水・付属のお出汁を入れて表記通りの時間電子レンジで加熱する
②加熱している間にミニトマトを半分に切って種を取っておく
③加熱し終わった①に②のミニトマトを入れて30~40秒加熱すると綺麗に皮がむけます
冷ます時間の過程で味も染み込んでおいしくなりますよ
私が実際に使っていた高野豆腐はこちらです。
大きさもちょうどよくて、短時間でできあがるので今でもたまに使っています。
↓ ↓ ↓

まとめ

私の娘のように、ある日突然食べてみようと思って食べてみると「おいしい」と思えて、それから大好物になることもあります。
初めてはどんな反応するのかな?くらいの気持ちで気軽に始めてみてくださいね。
