「お食事エプロンをつけても、すぐに取ってしまう…」


「せっかく買ったのに、毎回途中で外されて困る」


そんな悩みを抱えているママ・パパは多いのではないでしょうか?


この記事では、エプロンが取れやすい原因と、取れないための工夫を紹介します。

お食事エプロンが取れてしまう原因

赤ちゃんがお食事エプロンをすぐ外してしまう理由は、いくつかあります。


①首まわりのサイズが合っていない

②エプロンの素材が硬くて不快

③遊び感覚で外してしまう


順に説明していきますね。

①首まわりのサイズが合っていない

赤ちゃんは首や肩の動きが多く、少しでもゆるいとずり落ちたり、違和感で引っ張ってしまうことがあります。


特にマジックテープタイプは、少しの力で外れてしまうため「取れやすい」と感じるママも多いようです。


2歳になる私の息子も、マジックテープは自分で簡単に外してしまいます…

②エプロンの素材が硬くて不快

シリコン素材などの硬いエプロンは、動きやすさよりも汚れ防止を重視しているため、敏感な赤ちゃんにとっては“つけ心地が悪い”と感じることもあります。


結果、嫌がって引っ張り、取れてしまうというケースがあります。


私の息子もシリコンタイプを使っていますが、首まわりに硬い素材が当たるので嫌がってしまうことが多いんです。

③遊び感覚で外してしまう

1歳前後になると、なんでも自分でやってみたい時期です。


エプロンも“遊びの対象”になってしまい、「外せた!」という成功体験が習慣化してしまうことがあります。


自分で”外せる”と一度わかってしまうとなかなか”外さない”状態に戻すのは難しいため、外れにくいお食事エプロンに変える必要があります。

お食事エプロンが取れないための選び方

取れないお食事エプロンを選ぶには、素材や構造のポイントを押さえておくことが大切です。


赤ちゃんに合う合わないもありますので、いくつか試してみて、快適にお食事ができるものを選ぶといいですよ。

①首まわりの留め具は”調整可能”を選ぶ

スナップボタンやバックル式など、赤ちゃんの手が届きにくい場所でしっかり固定できるタイプがおすすめです。


マジックテープタイプよりも外れにくく、首回りのサイズも調整しやすいです。


赤ちゃんが自分で着けたり外したりするのは難しいので、パパ・ママが代わりにする必要があり、手間がかかりますが、長く使いたい方にはおすすめです。

②袖付きタイプなら動いても取れにくい

腕までカバーできる袖付きエプロンなら、ずり落ちる心配が少なく、洋服の汚れも防げます。


食べこぼしの多い離乳食初期やつかみ食べ・スプーン練習時期にもおすすめです。


取れにくいだけでなく、お食事中の汚れを気にしなくていいので、パパ・ママの片づけの負担も軽減できます。

③動きやすい柔らか素材を選ぶ

赤ちゃんが嫌がらずに長時間つけられるように、軽くて柔らかい素材を選ぶのがポイントです。


重さや硬さがあると赤ちゃんが動きにくくなり不快に感じる場合があります。


ナイロンやポリエステルなど、通気性がありつつ、汚れが落ちやすい素材がおすすめです。

④デザインは”赤ちゃんの喜ぶもの”

デザインは赤ちゃんがすきなもので考えると、ご機嫌でお食事エプロンをつけてくれるかもしれません。


「自分でつけたい!」という意欲がわかせるためにも、自分で好きなものを選ばせるのが効果的です。


・好きな色、もの
・好きな柄
・好きなキャラクター


が何か考えて、赤ちゃんが食事時間を楽しめるようなデザインを選ぶといいですよ。

⑤洗いやすく乾きやすい素材を選ぶ

エプロンが汚れたままだと、繰り返し使ううちに首まわりや留め具が硬くなり、着け心地が悪くなって取れやすくなることがあります。


そのため、サッと洗えてすぐ乾く素材を選ぶことが大切です。


たとえば、速乾ナイロンや防水コーティング生地などは、洗っても型崩れしにくく、毎回きちんとしたフィット感で使えます。


清潔に保てることで、赤ちゃんも嫌がらず、「取れない時間」がさらに長続きします。

お食事エプロンが取れないようにする工夫

選び方だけでなく、日々の使い方でもお食事エプロンが取れない工夫はできます。


簡単にできますので、ぜひ参考にしてみてください。

①食事前のルーティンを作る

「手を洗ったらエプロン」「椅子に座ったらエプロン」というように、毎回決まった流れを作ることで、赤ちゃんも自然とつける習慣ができます。


習慣化すると、エプロンをつけることへの抵抗が減り、取る回数もぐっと減ります。


私の息子もお食事エプロンを着けてからご飯を用意することを徹底してました。


その結果、お食事エプロンを着け忘れていた時に首元を指さしてお食事エプロンを着けてほしいと合図してくれるようになったんです。

②つけたら褒める

「上手につけられたね!」「かわいいエプロンだね!」と褒めてあげると、エプロンをつけることが嬉しい経験になります。


①お食事エプロンをつける

②ママ・パパに褒めてもらえる

③嬉しい

④お食事エプロンつけたい


このサイクルが出来上がるまで地道に続けましょう。


ポジティブな経験の積み重ね「取らない」行動につながります。

③取れやすい状況をチェックする

・エプロンのサイズが合っていない

・テーブルやイスの高さが合っておらず動きづらい

・食事に飽きてしまっている


このような要因が重なると、エプロンを引っ張ることが増えます。


一度、座る位置や姿勢も見直してみるのがおすすめです。


離乳食のイス選びはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

お食事エプロンを嫌がらないコツ

エプロンを嫌がる赤ちゃんには”心理的アプローチ“が有効です。


赤ちゃんがご機嫌につけられるような声かけや作業をしていくのがおすすめですよ。

①エプロンを一緒に選ぶ

着けるつもりもないお食事エプロンを勝手に着けられて不快感を感じる赤ちゃんも多いです。


「今日はこれにしようか?」「今日はどのお食事エプロンでごはんを食べる?」と提案してみましょう。


自分で選んだものなら、愛着もわきやすくなります。


また、「今からお食事エプロンを着けるんだ」と理解するため、すんなりお食事エプロンを着けられるかもしれません。

②鏡を見せながらつける

「かわいいね!」「似合ってるよ!」と鏡越しに声かけすることで、お食事エプロンを選ぶ時間が楽しい時間に変わります。


①一緒にお食事エプロンを選ぶ(選ばせるのも効果的)

②お食事エプロンを着けたら鏡で一緒にポーズ

③ダイニングテーブルに座って一緒に食べる


をルーティン化するとスキンシップしながら、ごはんの時間までをご機嫌に過ごせるようになる場合があります。


赤ちゃんがごはん前にお食事エプロンを進んで選び始めるようになると、ママ・パパもごはんの準備がラクになりますよ。

③つけている時間を少しずつ延ばす

はじめは1~2分でも着けられたら大成功です。


無理に長時間着けさせようとせず、慣れる時間を作るのがポイントです。


いつもより長めにお食事エプロンを着けられたら必ず褒めましょう。


少しずつ成功体験を重ねてお食事エプロンを着けるハードルを下げると良いです。

まとめ:取れないお食事エプロンで、ストレスのないごはん時間を

お食事エプロンが取れない環境をつくるためには、外れにくいお食事エプロンも大切ですが、”赤ちゃんが自分からつけてくれる”状態を作ることも大切です。


今日からできるポイント


・首まわりのサイズ調整ができるタイプを選ぶ


・柔らかくて動きやすい素材にする


・食事前のルーティンを作る


・赤ちゃんに選ばせてモチベーションアップ



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気になった方は、ぜひSAMOEのお食事エプロンを覗いてみてください。