お子さんが保育園に通うようになると、毎日必要になるお食事エプロン。

しかし、毎日、毎食使うとなると「一体何枚必要なの!?」と迷ってしまいますよね。

特に保育園では昼食のほかにおやつなどの時間もあり使用回数が多く、お食事エプロンの交換も頻繁になります。

この記事では、保育園でお食事エプロンは何枚必要なのか。

目安となる枚数や、エプロンの種類や選び方、メンテナンス方法まで詳しく解説していきます!

1.お食事エプロンは保育園で何枚必要?

お食事エプロンは保育園で何枚必要なのか。

目安となるのは最低でも一日あたり3~4枚程度となります。

保育園の方針や食事の回数にもよりますが、

・朝のおやつ

・昼食

・お昼寝後のおやつ

・お迎えが遅い方は夕方の補食

など、食事の回数分は最低限用意しておきたいところです。

そのほか、ひどく汚れた場合に交換することを考えると、予備として1~2枚余分に用意しておくと安心です。

また、洗い替えも考慮すると一日の必要最低数の2倍くらいは用意しておいた方がいいと思います。

例えば、一日に4枚用意するとすれば、全体で8枚程度持っておくと、いざという時に慌てずに済みますね。

2.保育園でのお食事エプロンの役割

保育園では、主に食べこぼしの多い0~2歳ごろまでの乳幼児クラスでお食事エプロンを使用することが多いです。

保育園でお食事エプロンを使用することには、子どもの快適さや衛生管理、保育士の負担軽減など、様々な理由があります。

お食事エプロンには、おもに以下のような役割があります。

(1)洋服の汚れ防止

食事中に食べ物や飲み物がこぼれることはよくあります。

お食事エプロンを使用することで、子どもの洋服が汚れるのを防いでくれます。

(2)食事中の清潔を保つ

食事の食べこぼしや、汁物やよだれなどを受け止めて、食事中の清潔を保ってくれます。

お食事エプロンをすることにより、食後も衛生的に過ごすことができます。

(3)汚れる心配なくリラックスして食事ができる

お食事エプロンをすることにより、衣類を汚す心配をすることなく、食事に集中することができます。

安心して食事を楽しむことができそうですね。

(4)子どもの自主性を育てる

お食事エプロンを自分で着けたり外したりする練習をすることで、子どもの自主性を育てることができます。

日常生活を送るうえで必要なスキルを向上させるのに、一役買ってくれます。

(5)保育士の負担を減らす

食事後の後片付けや、着替えの手間を減らすことにより、保育士の負担を軽減してくれます。

これにより、他の業務に集中しやすくなり、保育の質が上がるというメリットがあります。

3.お食事エプロンの種類

ひと言でお食事エプロンといっても、様々な素材や種類があります。

保育園の決まりや使用状況に応じて、上手に使い分けてくださいね。

(1)プラスチック製

引用:ミキハウス公式サイト
防水性に優れており、汚れから洋服を守ってくれます。

汚れてもサッと拭き取ることができますし、着脱しやすいのでとっても便利です。

ポケットのついているものが多く、食事中もポケットの受け口がしっかり開いているので、食べこぼしをしっかり受け止めてくれます。

ただし、プラスチック製は硬く、肌触りがイマイチというデメリットもあります。

(2)シリコン製

引用:クロビスベビー公式サイト
プラスチック製に比べ柔らかく耐久性があり、持ち運びにも便利です。


食べこぼしを受け止めるためのポケットがついているものが多く、水気もサッと拭き取ることができ便利です。


食洗機で洗えるものもあります。

シリコン製のデメリットは、重さがあることと、肌触りが苦手という子もいるという点です。

(3)布製

引用:アカチャンホンポ公式サイト
綿やポリエステルなどの素材でできており、柔らかくて肌当たりが優しいのが特徴です。

とにかく軽くて肌触りが良いので、離乳食デビューなどの初期に活躍してくれます。


裾をひっくり返して受け皿にできるタイプもありますが、受け皿がひしゃげてしまうという難点があります。

洗濯機で洗うことができるものが多いですが、防水加工のされているものは乾燥機にかけられないため注意が必要です。

(4)長袖タイプ

引用:クロビスベビー公式サイト
長袖タイプのお食事エプロンは、肩から手首、首元からお腹までの上半身全体をカバーしてくれます。


広い範囲で汚れから守ってくれるので、食べこぼしの多い手づかみ食べが始まったころなどに活躍してくれます。


洋服を着るように頭からかぶせて着せる必要があるため、着脱に手間がかかる野が難点です。


保育園によっては、袖あるタイプは使用できない場合もあるので注意が必要です。

(5)スタイタイプ

SAMOE お食事スタイ
スタイタイプのお食事エプロンは、首からかけるタイプのものです。


袖がなく後ろで止めるだけなのでサッと着脱がしやすく、保育園で使用するお食事エプロンにも適しています。


ご自宅や保育園などで頻繁に使用するにはこのタイプがおすすめです。

(6)ポケット付きタイプ

引用:ファミリア公式サイト
お食事エプロンには、ポケットのついているものが多いです。


裾をくるりとひっくり返すとポケットになるタイプの物が多く、素材は布製やナイロン製など様々です。

柔らかい素材の物が多く肌当たりも優しいですが、ポケットがひしゃげてしまいやすいのが難点です。

防水素材の物は、汚れをサッと拭き取ることができるので、カレーやミートソースなどの汚れやすい食べ物のときも安心して使用することができますね。

4.お食事エプロンの選び方

◎選び方のポイント

保育園で使うお食事エプロンを選ぶ際には、押さえておきたいいくつかのポイントがあります。

 布製、シリコン製、プラスチック製、ナイロン製など使用シーンや子どもの年齢に合わせて選ぶ。

 その他、子どもが嫌がらずにつけてくれるかどうかも重要なポイント。

 広範囲をしっかりカバーできるか、首回りなど調整ができるかどうかなどを確認する。

 洗濯機や食洗機を使用して簡単に洗えるか、汚れは拭き取りやすいかなど。

 丈夫でやぶれにくいか、安全な素材を利用しているかなど。

 コンパクトに折りたためるか、使用済みのものを持ち運ぶ際バッグの中が汚れないかなど。

 洗い替えや予備を何枚も用意するので、購入しやすい価格かどうか。

使用状況や月齢・年齢に合わせて使いやすいものを選ぶといいですね。

5.おすすめのお食事エプロン5選!

(1)ベビービョルン/ベビースタイ

引用:ベビービョルン公式サイト
お食事エプロンといえばコレ!というほど人気のあるベビービョルンのスタイ。


一般的なシリコン製スタイに比べると硬めの素材でできており、食べこぼしをキャッチするポケットの受け口が変形しにくいのです。


柔らかいシリコンのスタイは、ポケットの受け口が変形してしまい、食べこぼしを十分にキャッチしてくれないというデメリットがあります。


ベビービョルンのスタイはポケットがしっかりしているため、食べこぼしをしっかりキャッチしてくれるんですね。


また、首回りが自由に調整できるため、子どもの首のサイズにぴったり合わせることができるのも大きな特徴です。


首回りのストラップは子どもの肌に負担をかけない設計になっており、長時間でも快適に使用できます。

(2)OXO Tot/ロールアップビブ

引用:OXO公式サイト
OXO Totのお食事エプロンは、ナイロンでできた部分とシリコン製のポケットのハイブリッドデザイン。

しっかりした深いポケットがついていて、食べこぼしをしっかりとキャッチしてくれます。

首に当たる部分は肌当たりの良いナイロン製のため、離乳食の初期から完了期まで長く使用できるのも嬉しいポイントです。

使ったあとはクルクル丸めて収納できます。汚れた部分は内側に来るため、バッグの中が汚れない点もいいですね。

持ち運びがしやすいので、何かと荷物が多くなりがちな保育園にもおすすめできます。

お手入れも洗濯機で丸洗いできて楽チンです!

(3)ビベッタ/ウルトラビブ

引用:コントリビュート公式サイト
ネオプレン素材でできた、ビベッタ ウルトラビブ。

ネオプレン素材とは、ウエットスーツに使われる素材で、吸水性と防水性を兼ねそなえた素材です。

柔らかくて肌触りの優しい素材で、生後3ヶ月ごろから長く使えるのがポイントです。

表面は吸水性のある柔らかい素材でできており、中層はインナーゴム素材となっており水分が浸透しにくくなっています。

裾をくるっとまくると、立体ポケットになるので食べこぼしもキャッチしてくれます。

くるくる丸めてコンパクトに収納できるため、持ち運びにも便利ですね。

(4)バンキンス/ジュニアビブ

引用:クロビスベビー公式サイト
バンキンスのジュニアビブは、半袖タイプのお食事エプロンです。

長袖よりも気軽にサッと装着できて、袖を通すのでずれにくく、上半身をすっぽりカバーしてくれます。

軽量で折りたたみができるうえ、シワになりにくい素材のため保育園での使用にも便利ですね。

ソースやケチャップなどの油汚れにも強い素材で、お洋服を汚れからしっかり守ってくれます。

洗濯機で丸洗いできるので、お手入れも簡単です。

(5)SAMOE/お食事エプロン

SAMOE お食事エプロン 「オールカバーエプロン」
SAMOEのお食事エプロンは、長袖タイプのお食事エプロンです。

上半身だけでなく、膝の辺りまでカバーできるロングタイプで食べこぼしの汚れから広い範囲で守ってくれます!

また、裾には吸盤がつけられるようになっており、テーブルに固定することによりイスや床なども汚れからカバーできます。

後片付けの負担がグッと軽くなる設計になっているんですね。

カラフルで可愛らしいデザインも特徴で、普段使いだけでなくお出かけにも重宝しそうです。

軽量でコンパクトに折りたたむことができるため、保育園への持ち運びも便利です!

プレゼントとしても喜ばれそうですね。

6.お食事エプロンのお手入れ方法

①食べこぼしはすぐに拭き取る

食事が終わったらそのままにせず、食べこぼしはすぐに濡れたふきんやペーパータオルなどで拭き取るようにしましょう。


②水洗いする

軽い汚れならサッと水洗いするだけで洗い流すことができます。
油汚れなどは食器用洗剤などを使って落とすようにするときれいに落ちます。


③洗濯機で洗う

汚れがひどい場合などは洗濯機などで洗うこともできます。
その際、必ず洗濯表示を確認するように気をつけましょう。洗うときは洗濯ネットに入れるのがおすすめです。


④デリケートな素材は手洗いする

特にデリケートな素材のお食事エプロンや、装飾の多いものは手洗いの方がベターです。
中性洗剤を使って優しくもみ洗いします。


⑤着色汚れには専用洗剤を使用する



汚れが特にひどい場合は漂白剤を使うことも効果的ですが、素材や色柄物は色落ちしたり傷んだりする恐れがあります。
着色汚れがついてしまった場合には専用洗剤を使用するのもおすすめです!
Rinenna(リネンナ)はもみ洗いなしでつけ置くだけで、着色汚れや消臭に効果があります。

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⑥しっかり乾燥させる

湿ったまましまうとカビや臭いの原因になります。
風通しの良い日陰で、しっかり乾燥させるようにすると長持ちしますよ。

7.まとめ

今回の記事では、

・保育園でのお食事エプロンの枚数の目安
・お食事エプロンの役割
・お食事エプロンの種類や選び方
・お手入れ方法

などについてご紹介いたしました。

私も子どもたちにお食事エプロンを使っていましたが、よだれの多い子どもだったので交換用に何枚も用意したことを覚えています。

たくさん使うのでお手入れが楽で、水分を拭き取ればすぐに再利用できるシリコン製やプラスチック製を愛用していました。

お食事エプロンの選び方の参考になったら嬉しいです!

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