「BLWを始めたいけど、毎回食材の調理に時間がかかってしまう」


「赤ちゃんが手づかみしやすい柔らかさにするのが難しくて…」


BLWを始めたばかりのママ・パパはこんな悩みを持ったことはありませんか?


実は、炊飯器はBLWと相性が良く、そんなお悩みを解決してくれる調理器具なんです。


スイッチを押すだけで食材をやわらかく仕上げてくれるので、忙しい育児の合間でも手軽にBLW向けの食材を準備できます。


この記事では、BLWに炊飯器を活用するメリット・基本の使い方・おすすめ食材を詳しく解説します。

BLWとは?炊飯器との相性がいい理由

炊飯器の使い方を詳しく説明する前に、BLWの基本と炊飯器との相性の良さを整理しておきましょう。


炊飯器がなぜBLWに向いているのかを知っておくと、日々の調理がぐっとスムーズになります。


BLW(Baby-Led Weaning)とは、赤ちゃん自身が主導で手づかみ食べをする離乳食のスタイルです。


大人がスプーンで食べさせるのではなく、赤ちゃんが自分で食材を掴んで口に運ぶことで、食への興味や自立心を育んでいきます。


BLWで使う食材には、大きく2つの条件があります。


赤ちゃんが手でつかみやすいサイズ・形であることと、歯茎でつぶせるくらいやわらかい食感であることです。


炊飯器はこの2つの条件を同時に満たしやすい調理器具です。


蒸し機能や炊飯機能を使うことで、食材の内側までじっくり均一に火を通せるため、歯茎でつぶせるやわらかさに仕上げやすいのです。

BLW離乳食についてもう少し詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

炊飯器でBLW食材を作るメリット3つ

炊飯器を使ったBLW食材作りのメリットを紹介します。


「わざわざ炊飯器を使う必要があるの?」と思っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

メリット① ほったらかしで調理できる

炊飯器の最大のメリットは、スイッチを押したら後はほったらかしでOKなことです。


鍋で茹でる場合は火加減を見ながら付きっきりになりますが、炊飯器なら食材をセットしてスイッチを押すだけ。


その間に赤ちゃんのお世話ができるので、忙しい育児中のママ・パパにとってはとても助かります。


わが家も離乳食時に炊飯器は大活躍しました。


「炊飯器のスイッチを押しておくだけでご飯の準備が終わっている」という感覚は、育児中の忙しい時期にはかなり心強かったです。

メリット② 食材が均一にやわらかく仕上がる

鍋で茹でると、外側は柔らかくなっても内側に火が通りにくかったり、逆に茹ですぎて崩れてしまったりすることがあります。


炊飯器は密閉された環境でじっくり蒸すため、食材の内側まで均一にやわらかく仕上がりやすいのが特徴です。


BLWで重要な「歯茎でつぶせるやわらかさ」を実現しやすいのが嬉しいポイントです。

メリット③ ご飯と一緒に野菜を蒸せる

わが家でもよくやっていた方法なのですが、炊飯器でご飯を炊くときに、スティック状にカットしたさつまいもやにんじんを入れて、お米と一緒に炊いていました。


別で調理する手間がなくなり、すごい時短になりました。


また、さつまいもなどの野菜を一緒に炊飯器で炊いたときに、ご飯に野菜の甘みが移った気がして結構おいしいんです。

炊飯器を使ったBLW食材の基本の作り方

炊飯器でBLW向けの食材を作るための基本的な方法を2パターン紹介します。


どちらも難しい手順はないので、ぜひ試してみてくださいね。


ただし、炊飯器で炊飯以外の調理をする場合は、必ずお使いの機種の取扱説明書を確認してください。


機種によっては、炊飯以外の調理を推奨していないものや、使える容器・調理方法に制限があるものもあります。


特に圧力式の炊飯器は、ふきこぼれや蒸気によるやけどに注意が必要です。


調理中は、赤ちゃんを炊飯器の蒸気口に近づけないようにしましょう。

パターン① ご飯と同時に野菜を蒸す方法

最もシンプルで手軽な方法です。


毎日のご飯を炊くついでにBLW食材も一緒に準備できます。


手順

① 炊飯器の内釜に米と水を入れる

② 耐熱容器(シリコンカップや小さな耐熱容器)にBLW用の野菜を入れる

③ ②を①の内釜の上に置く

④ 通常通り炊飯スタート

⑤ 炊き上がったら野菜を取り出して冷ます


野菜はスティック状や一口大にカットしておくと、炊き上がってからすぐBLWで使えます。


やわらかく蒸し上がっているか指で押してみて確認してくださいね。


炊飯器の耐熱容器使用はメーカーが推奨していない場合があるので、取扱説明書は必ずチェックしてくださいね。

パターン② 保温機能で追加加熱する方法

時間をかけてじっくりやわらかく仕上げたいときに使える方法です。


特にかたい根菜類に向いています。


手順

① 炊飯器に「調理メニュー」や「蒸し機能」がある機種で、食材を水とともに炊飯器の内釜に入れる
※水の量は内釜の底から1〜2cm程度
(ただし、水の量は機種によって異なるため、取扱説明書もあわせてご確認ください)

② 炊飯スイッチを押して一度炊飯する

③ 炊き上がったらそのまま保温モードで30分〜1時間置く

④ 取り出して冷ます


保温モードで追加で加熱することで、さらにやわらかく仕上がります。


さつまいもやかぼちゃなど甘みの強い野菜は、この方法でじっくり加熱するとより甘さが引き出されておすすめですよ。

BLWに炊飯器で作りたいおすすめ食材5選

炊飯器との相性がよく、BLWで人気の食材を5つ紹介します。


それぞれ炊飯器での作り方のポイントもお伝えしますね。

① さつまいも

BLW初期から人気の高い食材です。


甘みがあって赤ちゃんが食べやすく、炊飯器で蒸すと自然な甘さがさらに引き出されます。


皮をむいてスティック状(大人の人差し指くらいの太さ・長さ)にカットしてから蒸すと、赤ちゃんが掴みやすいサイズになります。


やわらかく仕上がるので、BLWを始めたばかりの時期にもおすすめの食材ですよ。

② かぼちゃ

さつまいもと並んでBLWで人気の野菜です。


甘みが強く、炊飯器でじっくり蒸すとホクホクのやわらかさに仕上がります。


種を取り除いてから食べやすい大きさにカットして蒸しましょう。


皮は赤ちゃんには少し固いので、やわらかくなってから外してあげるか、最初から皮をむいておくと食べやすいですよ。

③ にんじん

にんじんはそのままでは固くてBLWには使いにくい食材ですが、炊飯器でしっかり蒸すことでやわらかく仕上げることができます。


スティック状にカットして、ご飯と一緒に炊飯器で蒸すだけでOKです。


にんじんはβカロテンが豊富で、BLW期の赤ちゃんに積極的に取り入れたい食材のひとつです。

④ ブロッコリー

ブロッコリーは小房に分けて炊飯器で蒸すと、やわらかくてつかみやすいBLW食材に変身します。


房の部分は赤ちゃんが掴みやすく、軸の部分を持ちながら食べられるのでBLWとの相性が特に良い野菜です。


蒸しすぎると崩れやすくなるので、指で軽く押してつぶれる程度のやわらかさを目安にしてくださいね。

⑤ とうもろこし

とうもろこしは甘くて赤ちゃんに大人気の食材です。


炊飯器で蒸すと粒がジューシーに仕上がります。


半分~3等分にして、炊飯器で蒸してから輪切りにして出すと、赤ちゃんが自分で持って周りの粒をかじり取ることができます。


とうもろこしは、BLWの醍醐味である「自分で食べる」という体験が存分にできる食材です。


ただし、以下に注意してくださいね。


・輪切りが小さいと口に丸ごと入るので、「口に入りきらない大きさ」にすること

・かじって外れた部分はテーブルに残さず取り除くこと(窒息防止のため)



炊飯器でBLW食材を作るときの注意点

炊飯器でBLW食材を作るときに気をつけたいポイントをまとめました。


安全においしく食べてもらうために、確認しておきましょう。

やわらかさの確認は必ず行う

炊き上がったら必ず指で押してみてやわらかさを確認してください。


やわらかさの目安は「親指と人差し指でつまんだときに、力を入れなくても簡単につぶれる」くらいです。


まだ固い場合はもう一度炊飯するか、保温モードで追加加熱してみましょう。

冷ましてから出す

炊き上がった食材はとても熱くなっています。


赤ちゃんの口の中を火傷させないために、人肌程度まで冷ましてから出してあげましょう。


冷ます時間がない場合は、うちわで扇いだり、氷水に容器ごと入れると素早く冷ませますよ。

味付けは不要・食材本来の味で

BLW初期は、味付けなしで食材本来の甘みや旨みを楽しんでもらうのが基本です。


炊飯器で蒸した食材はそれだけで十分においしく仕上がるので、最初の頃は塩・しょうゆ・砂糖などの調味料は必要ありません。

アレルギーの確認を忘れずに

新しい食材を初めて与えるときは、1種類ずつ少量から試すのが基本です。


試した後は、体に異常がないか確認しながら進めていきましょう。


BLW離乳食のアレルギーリスクについては以下の記事で紹介していますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。


参考:「食物アレルギー」厚生労働省

食べるときは必ずそばで見守る

食材がやわらかく仕上がっていても、食べるときは必ず座った姿勢で、大人がそばで見守りましょう。


BLWを始めたばかりの頃は「オエッ」とえづくこともありますが、これは食べ物を押し戻す正常な反応です。


窒息防止や安全対策については、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

毎日のBLWをもっと楽にするための工夫

炊飯器を活用することでBLWの準備がぐっと楽になりますが、さらに日々の食事をスムーズにするための工夫をお伝えします。

週末にまとめて作り置きする

週末にまとめて炊飯器でいろんな食材を蒸し、冷凍保存しておくのもおすすめです。


冷凍した食材は、電子レンジなどで再加熱して使います。


食材の中心まで温まったか確認してから人肌に冷ましましょう。


平日の忙しい時間帯でも、再加熱するだけでBLWの準備が完了するのでとても楽になりますよ。


ただし、冷凍保存の期間は、
1週間が目安ですので早めに食べきってくださいね。

食べこぼし対策も忘れずに

BLWは赤ちゃんが自分で食べるため、どうしても食べこぼしが多くなります。


炊飯器で準備を楽にできた分、食べこぼし対策もしっかりしておくと食事の後片付けがぐっと楽になりますよ。


特にBLWは手づかみ食べで全身が汚れやすいので、胸元からひざ下まで広くカバーできるロング丈のお食事エプロンが活躍します。


SAMOEのお食事エプロンはBLW中の赤ちゃんにも使いやすい軽量設計で、食後の着替えや片付けの手間をぐっと減らしてくれますよ。


気になる方は、ぜひSAMOEのお食事エプロンをチェックしてみてくださいね。

BLW離乳食におすすめのアイテムが知りたい方は以下の記事も参考にしてみてくださいね。

炊飯器でBLW食材を作るときによくある疑問

炊飯器でBLW食材を作るときに、よくある疑問をまとめました。


「あるある!」と感じるものがあれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Q. 食材が柔らかくなりすぎてしまう

A. カットサイズを大きめにするか、蒸し時間を短めにするのがおすすめです。


炊飯器の機種によって火力が異なるため、最初は短めの時間から試してみてください。


また、さつまいもやかぼちゃは特に柔らかくなりやすいので、少し大きめにカットしておくと崩れにくくなりますよ。


大きめにカットした食材は赤ちゃんに与える前に食べやすい大きさにカットしてくださいね。


柔らかくなりすぎてしまった食材はBLWでは使いにくいですが、そのままペースト状に潰して離乳食として使うこともできます。

Q. 逆に中まで火が通らず固いままになってしまう

A. 食材のカットサイズが大きすぎるか、炊飯器に入れる水が少ないことが原因であることが多いです。


スティック状に切る場合は太さを揃えることが大切です。


太さがバラバラだと細い部分は柔らかいのに太い部分が固いまま、ということになりやすいです。


火が通りにくいと感じたら、保温モードで追加加熱してみてください。

Q. ご飯と一緒に蒸したら、ご飯に野菜の匂いがついてしまった

A. 蓋のある耐熱容器を使うと匂いが移りにくくなります。


シリコンカップのような蓋なしの容器だと、ご飯に野菜の匂いや水蒸気が混じりやすいです。


完全には難しいですが、密閉できる小さな耐熱容器を使うだけでかなり改善されますよ。

まとめ:炊飯器をフル活用してBLWをもっと楽しく

炊飯器はBLWにとって、とても相性の良い調理器具です。


スイッチを押すだけでほったらかし調理ができて、食材を均一にやわらかく仕上げられて、作り置きもできます。


忙しい育児の中でBLWを無理なく続けるために、炊飯器はおすすめのアイテムですよ。


炊飯器でBLWの準備を楽にしながら、食べこぼし対策グッズも揃えて、赤ちゃんとの食事の時間をもっと楽しく・もっと気楽に過ごしていきましょう。


SAMOEのお食事エプロンは、ロング丈で広範囲の食べこぼしをカバーできるため、BLW中の赤ちゃんにとてもおすすめです。


ぜひ、チェックしてみてくださいね。