「今日の晩ごはん、何にしよう…」

毎日のことなのに、毎日悩んでしまいますよね。

離乳食が始まってからは悩みがさらに増えて、大人のごはんと赤ちゃんのごはんを別々に用意するのは大変だな、と感じている方も多いと思います。

そんなときに頼りになるのが、肉じゃがです。

じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お肉と、離乳食で使いたい食材がひと鍋におさまっていて、大人の分を作るついでに赤ちゃんの分も取り分けられる、まさに「ひと鍋で家族分」の心強い存在なんです。

この記事では、肉じゃがを離乳食に取り入れるときの考え方から、下ごしらえ、月齢別の作り方、手づかみ食べ期の食べこぼし対策、冷凍保存まで、順番に紹介していきますね。

離乳食に肉じゃがが向いている3つの理由

肉じゃがは、大人の食卓でもなじみのある家庭料理ですが、実は離乳食にも取り入れやすいメニューです。

じゃがいもやにんじん、玉ねぎなど、離乳食で使いやすい食材がそろっているうえ、煮込むことで具材をやわらかく仕上げられます。

さらに、大人の分と一緒に作って取り分けやすいのも、忙しい毎日の食事作りではうれしいところ。

ここでは、肉じゃがが離乳食に向いている理由を3つに分けて紹介していきますね。

肉じゃがには、じゃがいも、にんじん、玉ねぎなど、離乳食でも使いやすい身近な食材が使われています。

これらの野菜は、それぞれ単品でも取り入れやすく、やわらかく煮てつぶしたり、月齢に合わせて細かく刻んだりしながら、少しずつ食べられる形に調整できます。

食材ごとの味や食感を経験しながら、慣れてきたら組み合わせていけるのも肉じゃがのよいところです。

さらに、じゃがいもや野菜だけでなく、牛肉や豚肉などのお肉を加えることで、野菜と一緒にたんぱく質や鉄を含む食材も取り入れられますよ。

肉じゃがは、いくつもの料理を別々に用意しなくても、野菜とお肉をひと皿にまとめられるので、毎日の離乳食作りの負担を減らしながら、さまざまな食材を組み合わせやすいメニューのひとつ。

「今日は何を食べてもらおう?」

と迷ったときにも、普段使っている食材を組み合わせて作りやすく、冷蔵庫にある野菜やお肉を活用しやすいのも嬉しいポイントですね。

肉じゃがは、じゃがいもやにんじん、玉ねぎなどの具材を、だしと一緒にじっくり煮込んで作ります。

しっかり加熱すると野菜がやわらかくなるため、赤ちゃんの月齢や食べる力に合わせて、つぶしたり細かく刻んだりしやすいのが特徴です。

離乳食では、食材を小さくすることだけでなく、舌や歯ぐきで無理なくつぶせるやわらかさにすることも大切。

その点、煮込み料理なら加熱する時間によって具材のかたさを調整しやすく、赤ちゃんの成長に合わせて食べやすい状態に仕上げられます。

たとえば、まだ食べることに慣れていない時期なら、やわらかく煮た具材をなめらかにつぶしたり、細かく刻んだりして食べやすくします。

少しずつ食べる力がついてきたら、つぶし方を粗くしたり、細かな角切りにしたりして、少しずつ形を残した状態へ変えていくこともできます。

このように、同じ肉じゃがでも、赤ちゃんの成長に合わせて食材の大きさやつぶし方を変えられるのが嬉しいところ。

「そろそろ少し形のあるものを試してみようかな?」

というタイミングにも取り入れやすく、具材をやわらかく煮ているので、少しずつ食感のあるものにも慣れていけますよ。

離乳食を毎日用意していると、大人の食事とは別に赤ちゃん用の料理を作ることを負担に感じる日もありますよね。

肉じゃがなら、具材をやわらかく煮た段階で赤ちゃんの分を取り分けておき、そのあとに大人用の味付けをすることで、同じ料理をベースに準備できます。

たとえば、じゃがいもやにんじん、玉ねぎ、お肉などをやわらかく煮て、赤ちゃんが食べる分を先に取り出してから、大人用の鍋にしょうゆや砂糖などを加えて仕上げる方法も。

赤ちゃん用に一から別の料理を作る必要がないので、調理の工程が増えにくく、忙しい日の食事作りにも取り入れやすいでしょう。

取り分けたあとは、赤ちゃんの月齢や食べる力に合わせて、具材をつぶしたり、細かく刻んだり、食べやすい大きさに切ったりして調整できますし、大人用と同じ具材を使いながら、赤ちゃんには食べやすいかたさや大きさに変えられます。

離乳食の進み具合に合わせやすいのもポイントです。

また、同じ肉じゃがを囲めると、「赤ちゃんは赤ちゃん用、大人は大人用」と料理を完全に分けなくてもよくなります。

大人の食事を準備しながら赤ちゃんの分も一緒に用意できるため、毎日の離乳食作りを少しラクにしてくれるメニューのひとつといえますね。

肉じゃがはいつから?始める時期の目安

肉じゃがは、離乳食中期(生後7〜8ヶ月頃)から取り入れられるメニューです。

ただし、この時期は鶏ひき肉や鶏ささみなど、脂肪の少ない鶏肉で作るのがおすすめ。

牛肉や豚肉を使った肉じゃがは、後期(生後9〜11ヶ月頃)以降に少量から試していきましょう。


じゃがいもやにんじん、玉ねぎなどの野菜はやわらかく煮て、お肉も赤ちゃんが食べやすい状態に整えてあげてくださいね。

中期は具材を細かく刻んだりつぶしたりして、だしを中心とした薄味に仕上げるなど、赤ちゃんの食べる力に合わせて調整することが大切です。

また、同じ月齢でも、食べられる量や具材の大きさ、舌や歯ぐきの動かし方には個人差があるため、月齢はあくまで目安として、赤ちゃんの様子を見ながら、具材のやわらかさや大きさを少しずつ変えていきましょう。

※参考文献:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年3月)

基本の離乳食の肉じゃがレシピ

材料を切ってやわらかく煮るだけなので、離乳食にも取り入れやすい肉じゃが。

大人用の肉じゃがを作る前に取り分ければ、別々に作る手間も省けますよ。

【材料(離乳食中期・1〜2食分)】

  • ・じゃがいも……30g
  • ・にんじん……10g
  • ・玉ねぎ……10g
  • ・鶏ひき肉……15g
  • ・だし汁……100ml

【作り方】

  1. 1)じゃがいも、にんじん、玉ねぎを月齢に合わせた大きさに切ります。
  2. 2)鍋にだし汁と野菜を入れ、やわらかくなるまで煮ます。
  3. 3)鶏ひき肉を加え、ほぐしながら中までしっかり火が通るまで煮込みます
  4. 4)月齢に合わせて、具材をつぶしたり食べやすい大きさに整えたりして完成です。

離乳食では基本的に味付けをせず、だしの風味を生かして薄味を基本に仕上げ、大人用から取り分ける場合は、味付けをする前に赤ちゃんの分を取り出しましょう。

【材料(離乳後期・1~2食分)】

  • ・じゃがいも……40g
  • ・にんじん……10g
  • ・玉ねぎ……10g
  • ・鶏ひき肉……15g
  • ・だし汁……適量

じゃがいもは5mm〜1cm程度に切り、歯ぐきでつぶせるくらいまでやわらかく煮ます。

お肉は鶏ひき肉のほか、脂身の少ない豚肉や牛肉も使えますよ。

【材料(離乳完了期・1~2食分】

  • ・じゃがいも……50g
  • ・にんじん……15g
  • ・玉ねぎ……15g
  • ・鶏ひき肉……15g
  • ・だし汁……適量

じゃがいもは1cm程度を目安に、赤ちゃんが食べやすい大きさに切ります。

手づかみ食べをする場合は、自分で持ちやすい形にするのもおすすめです。

お肉はひき肉だけでなく、細かく刻んだ薄切り肉なども取り入れられますので工夫してみましょう。

具材の大きさや量は目安ですので、赤ちゃんの食べる力や食欲に合わせて調整してくださいね。

月齢別の進め方と注意点

肉じゃがは、離乳食の進み具合に合わせて取り入れ方を変えやすいメニューです。

使うお肉の種類や具材の大きさ、味付けなど、いくつかのポイントを意識することで、その時期の赤ちゃんに合わせた肉じゃがに仕上げられます。

また、肉じゃがは野菜とお肉を一緒に煮込む料理だからこそ、食材それぞれの食べやすさにも目を向けたいところ。

赤ちゃんの成長に合わせて、無理なく食べられる形に整えていくようにしましょうね。

ここでは、中期・後期・完了期に分けて、それぞれの時期に合わせた肉じゃがの作り方や注意点を紹介します。


離乳中期は、鶏ささみや鶏ひき肉など、脂肪の少ないお肉から取り入れるのがおすすめです。

まだ舌と上あごを使って食材をつぶして食べる時期なので、野菜もお肉も細かく刻み、舌でつぶせるくらいまで十分にやわらかく煮込みましょう。

肉じゃがとして作る場合も、この時期は大人用のように味をつけるのではなく、だし汁の風味を活かすくらいで十分です。

お肉はパサつくと食べにくく感じることもあるため、野菜と一緒にやわらかく煮たり、とろみをつけたりして、赤ちゃんが無理なく飲み込める状態に整えてあげましょう。

1回の量は、野菜20〜30g、お肉10〜15gほどが目安です(おかゆなど、ほかの料理を含めた1食分)。

目安ですので、赤ちゃんの食べる様子を見ながら、無理のない量で進めてくださいね。

だしの取り方についてはこちらの記事も参考にしてみてください。


離乳後期になると、舌だけでなく歯ぐきも使って食材をつぶせるようになってくるため、少しずつ形のある具材へ進めていける時期です。

野菜は5mm〜1cm程度を目安に刻み、歯ぐきでつぶせるくらいまで煮込みます。

じゃがいもやにんじん、玉ねぎも細かくつぶしすぎず、やわらかい形を残していくとよいでしょう。

お肉は鶏肉に加えて、脂肪の少ない赤身の豚肉や牛肉も少量から試せるようになりますが、繊維が残ると食べにくいため、細かく刻んだりひき肉を使ったりすると食べやすくなりますよ。


「舌でつぶして食べる」ことから「歯ぐきでつぶしながら食べる」段階へと少しずつ移っていく時期なので、赤ちゃんの口の動きや食べる様子を見ながら、具材の大きさややわらかさを調整していきましょう。

1回の量は、野菜30〜40g、お肉15gほどが目安です(ほかの料理を含めた1食分)。

あくまで目安ですので、食べる量には個人差があることを頭に置いて、その日の食欲や機嫌に合わせて調整しましょう。

離乳完了期になると、食べられる食材や量も少しずつ増え、大人の食事に近い形へ移っていきます。

肉じゃがも、これまでより少し大きめの具材にして、前歯でかじったり、歯ぐきでつぶしたりしながら食べられるようにしていきましょう。

野菜は1cm程度~少し大きめを目安に、指で軽くつぶせるくらいまでやわらかく煮ておくと食べやすくなります。

お肉も、細かく刻んだものに加えて、ほぐしたお肉を試せるようになりますが、お肉は野菜よりもかたくなりやすいため、煮込みすぎてパサパサにならないように注意してくださいね。

味付けは大人用より薄味を意識し、取り分ける場合はこれまでと同じように、調味料を加える前に赤ちゃんの分を取り出す方法がおすすめです。

大人用の肉じゃがを薄めて食べさせるよりも、最初から赤ちゃん用に取り分けておくほうが、味の濃さを調整しやすいですよ。

また、手づかみ食べをするようになったら、じゃがいもやにんじんを少し大きめに残しておくのもよいでしょう。

手でつかみやすい形にすると、自分で持って口へ運ぶ練習にもつながります。

ただし、食べやすい大きさやかたさには個人差があるため、月齢だけで判断せず、実際にどのように噛んで食べているかを見ながら調整していきましょう。

この時期の1回の量は、野菜40〜50g、お肉15〜20gほどが目安です(ほかの料理を含めた1食分)。

目安ですので、「今日はあまり食べないな」という日があっても、焦らなくて大丈夫ですよ。

※参考文献:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年3月)

離乳食の肉じゃがで気をつけたいアレルギー

肉じゃがに使われるじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お肉などは、離乳食でも取り入れやすい食材ですが、初めて食べる食材をいくつも一度に加えるのは避けたほうが安心です。

特に、初めて食べる食材を肉じゃがに加える場合は、まず単品などで試してから、ほかの食材と組み合わせるようにしましょう。

肉じゃがには、牛肉や豚肉を使うレシピもありますが、これまで食べたことのない種類のお肉なら、赤ちゃんの体調がよい日に少量から試してみると安心です。

また、取り分ける肉じゃがにしょうゆを使う場合は、大豆と小麦が原材料に含まれるため、大豆や小麦をまだ試していない時期は注意しましょう。

アレルギーが心配な場合は、自己判断で進めず、かかりつけの医師などに相談してくださいね。

初めての食材を使うときは、何を食べたのか分かるようにしておくと、万が一変化があったときにも確認しやすくなります。

肉じゃがに限らず、離乳食ではじめての食材を試す場合は、

・一度にたくさん試さない

・新しい食材は1日1種類までにする

・万が一に備えて病院を受診しやすい平日の午前中に試す

という基本を意識しておくとよいでしょう。

参考文献:消費者庁「食物アレルギー表示に関する情報」

肉じゃがを離乳食に取り分けるときのコツ

赤ちゃん用の肉じゃがは、取り分けるタイミングだけでなく、具材の選び方や煮込み方を少し意識しておくと、赤ちゃんにも食べやすく調整しやすくなりますよ。

大人用の料理を作る工程の中で取り分ければ、離乳食のために一から準備する必要がなく、忙しい日にも取り入れやすい方法です。

月齢に合わせて具材の大きさやかたさ、煮汁の量などを調整しながら、大人用の肉じゃがから赤ちゃんが食べやすい形に仕上げていきましょう。

ここからは、大人用の肉じゃがを作りながら、赤ちゃんの分を取り分けるときのコツを紹介します。

離乳食用に取り分けるなら、しょうゆや砂糖などの調味料を加える前がおすすめです。

じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お肉などをだしで煮たところで赤ちゃんの分を取り出し、そのあと大人用に味付けすればOK。

大人用と赤ちゃん用を最初から別々に作らなくてもよいので、毎日の食事作りが少しラクになりますよ。

赤ちゃんの分を取り分けたあと、必要に応じてだしやお湯を加えたり、具材をさらに細かくしたりして調整しましょう。

肉じゃがは煮汁が多いと、赤ちゃんが食べるときに口からこぼれたり、スプーンですくいにくかったりすることがあります。

離乳食として出すときは、具材と煮汁のバランスを見ながら、赤ちゃんが食べやすい量に調整してあげましょう。

中期なら具材をつぶして煮汁を少し混ぜ、ペーストに近い状態にするのもひとつの方法ですし、後期以降は、具材を小さくほぐしながら、煮汁を少量絡める程度でも食べやすくなりますよ。

肉じゃがは、じゃがいもやにんじん、玉ねぎ、お肉など、かたさの異なる食材を一緒に煮る料理です。

赤ちゃん用に取り分けるときは、それぞれの食材が同じくらい食べやすい状態になっているか確認してみましょう。

特にお肉は野菜よりかたくなりやすいため、赤ちゃんの月齢に合わせて細かく刻んだり、ほぐしたりすることが大切です。

肉じゃがの具材はどう下ごしらえする?

肉じゃがに使う食材は、赤ちゃんの成長に合わせて大きさやかたさを調整します。

同じ具材でも、月齢によって適した形は変わるので、赤ちゃんが無理なく食べられているかを見ながら少しずつ変えていきましょう。

じゃがいもは、煮るとホクホクとやわらかくなる一方、煮崩れしやすい食材でもあります。

肉じゃがにするときは、赤ちゃんが食べる分を大きめに煮ておき、仕上げにスプーンやフォークで食べやすい大きさに崩す方法もおすすめです。

皮をむいて切ったら水にさらしてアクを抜き、ほかの野菜と一緒に鍋へ入れて煮込みます。

煮汁が少なくなりすぎると焦げやすくなるため、様子を見ながら水分を足し、中心までしっかりやわらかくなるまで火を通しましょう。

手づかみ食べの時期なら、煮崩れしにくい大きさにしておくと、赤ちゃんがつかみやすくなり練習にもなりますよ。

食べる直前に指やフォークでつぶせるかたさになっているか確認すると安心です。

にんじんは、加熱すると甘みが出やすく、肉じゃがにも取り入れやすい野菜です。

皮をむいて使う部分を切り分け、火が通りやすいように厚みをそろえておくと、ほかの具材と一緒に煮込みやすくなります。

また、にんじんはβ-カロテンなどの栄養素を含んでいるため、肉じゃがに加えることで、ほかの食材と合わせて、彩りと栄養をプラスできます。

煮るときは、にんじんの中心までしっかり火が通るように、弱めの火でじっくり加熱しましょう。

表面だけやわらかくても中心にかたさが残っていることがあるため、鍋から取り分ける前に、竹串やフォークを刺して、すっと入るか確認しておくと安心です。

赤ちゃん用は、煮上がったにんじんを食べる月齢に合わせてつぶしたり、食べやすい大きさに整えたりして仕上げてあげましょう。

玉ねぎは、煮込むことで辛みがやわらぎ、自然な甘みが出てきます。

肉じゃがの風味を引き立てるだけでなく、食物繊維やカリウムなどを含む野菜なので、赤ちゃんの食事にも積極的に取り入れたい食材のひとつです。

皮をむいて薄く切ったら、繊維を断つように細かく刻んでから煮込むと、口当たりがやわらかくなります。

特に離乳中期は、繊維が長く残っていると口の中でまとまりにくいため、細かく刻んで十分に加熱しましょう。

後期以降は、赤ちゃんの食べる様子を見ながら、少しずつ大きさを残していき、指や舌でつぶせるくらいまでやわらかく煮ておくと、形が残っていても食べやすくなりますよ。

お肉は、赤ちゃんの成長に必要なたんぱく質や鉄を含む大切な食材です。

肉じゃがに加えることで、じゃがいもや野菜だけでは補いにくい栄養もしっかり取り入れられますよ。

離乳中期は鶏ささみや鶏ひき肉など、脂肪の少ないものから始め、後期以降は赤身の多い豚肉や牛肉も少しずつ取り入れていきましょう。

お肉は火を通すとかたくなりやすいため、赤ちゃん用に取り分けたあとは、ひき肉を細かくほぐしたり、必要に応じて包丁で刻んだりし、煮汁を少し加えてパサつきを抑えると食べやすくなります。

ひき肉を使う場合も、大きなかたまりが残っていないか確認し、赤ちゃんが無理なく口にできる状態に整えてあげましょう。

肉じゃがを冷凍保存するときのポイント

肉じゃがは多めに作って冷凍しておくと、忙しい日の離乳食にも活用できます。

毎回一から作るのが難しいときも、あらかじめ1回分ずつ小分けしておけば、必要な分だけ温めて使えるので便利ですよ。

ただし、じゃがいもはそのまま冷凍するとパサついたり、食感が変わったりしやすい食材のため注意が必要です。

赤ちゃん用に保存する場合は、つぶしたり細かくほぐしたりしてから冷凍すると、解凍後も食べやすくなります。


その際には、にんじんや玉ねぎも、赤ちゃんが食べやすい大きさに整えておきましょう。

冷凍するときは、製氷皿や小分け容器、冷凍用保存袋などを使い、1回に食べる量を目安に分けておき、使う分だけ取り出せるようにしておけば、食事の準備もスムーズになりますよ。

冷凍した肉じゃがをおいしく安全に食べるために、保存期間の目安や解凍・加熱するときのポイントも押さえておきましょう。

冷凍した離乳食は、長期間保存せず、1週間を目安に使い切るのがおすすめです。

冷凍しておくと日持ちするように感じますが、家庭で作った離乳食は衛生面にも気を配り、なるべく早めに食べきりましょう。


保存容器や冷凍用保存袋に作った日付を書いておくと、いつ冷凍したものか分かりやすく、古いものから順番に使えるので管理もしやすくなりますよ。

冷凍した肉じゃがを食べるときは、自然解凍せず、電子レンジや鍋などで中心までしっかり加熱しましょう。

電子レンジを使う場合は、加熱ムラが起こることもあるため、途中で一度混ぜるなどして全体が十分に温まっているか確認をしてくださいね。

加熱後は、少し冷ましてから赤ちゃんに食べさせてあげましょう。

冷凍保存を上手に活用しながら、毎日の離乳食作りを無理なく進めていきたいですね。

肉じゃがを手づかみ食べするときの工夫

離乳後期から完了期にかけては、食べ物を自分でつかんで口へ運ぶ「手づかみ食べ」が増えてきます。

肉じゃがはやわらかい具材が多く、手でつかむとつぶれたり、煮汁がついたりしやすいため、洋服やテーブルまで汚れてしまうこともありますよね。

とはいえ、手づかみ食べは、食べ物の大きさや感触を手で確かめながら、自分で食べる力を身につけていく大切な経験です。

汚れることを気にして手づかみ食べを控えるよりも、赤ちゃんがつかみやすいように具材を工夫して、できるだけ自由に食べられる環境を作ってあげましょう。

ロング丈のお食事エプロンといったように、手づかみ食べをして食べこぼしても、ママにとっても後片付けの不安にもならないし、赤ちゃんにとっても自由に食べられるようなSAMOEのお食事もおすすめです。

また、じゃがいもやにんじんは、赤ちゃんが指でつまみやすい大きさに切っておくと、手に取りやすくなります。

あまり小さくするとつかみにくくなるため、握ったときに少し頭が出る大きさを意識し、赤ちゃんが無理なく噛めるやわらかさになっているかを確認してからあたえましょう。

手づかみ食べをするときは、赤ちゃんが椅子に座った状態で食べられるようにし、食事中はそばで見守ることも大切です。

食べ物を口に詰め込みすぎていないか、無理なく飲み込めているかを確認しながら、ゆっくり食べられるようにサポートしてあげましょう。

赤ちゃんの窒息事故を防ぐために、食材の大きさや食べるときの姿勢にも気をつけましょう。

肉じゃがをきれいに食べてもらおうとするよりも、多少の食べこぼしは「自分で食べる練習のひとつ」と考えて、赤ちゃんが手づかみ食べを楽しめるように見守ってあげたいですね。

こちらの記事も参考にしてみてください。

肉じゃがの食べこぼし対策も忘れずに

手づかみ食べでは、食べ物を握りつぶしたり、口に運ぶ途中で落としたりすることも少なくありません。

特に肉じゃがのように煮汁を含んだメニューは、洋服やテーブルに汚れが広がりやすいため、食事の前に少し準備をしておくと、後片付けの負担も軽くなります。

まずは、洋服が汚れないように子ども用のお食事エプロンを用意しておきましょう。

袖やお腹まわりまで覆えるタイプなら、手づかみ食べで食材が飛び散ったときにも、洋服への汚れをしっかりカバーできます。

さらに、SAMOEのお食事エプロンであれば、袖口のサイズも調整できて汁気の多い食べ物や袖口が汚れやすい食事の時にも、しっかり水分が袖に染み込むのを防いでくれますよ。

床への食べこぼしが気になる場合は、テーブルの下にレジャーシートや新聞紙またはビニールシートを敷いておくのもおすすめです。

落ちた具材や煮汁をまとめて処理できるので、食後に床を何度も拭く手間も減らせますよ。

手づかみ食べの時期は、毎回きれいに食べてもらうのはなかなか難しいもの。

汚れることを前提に少しずつ対策しておくと、ママも気持ちに余裕を持って見守れますよ。

こうした食べこぼし対策におすすめなのが、先ほどご紹介したSAMOEのお食事エプロン。

吸盤付きでテーブルに固定できるので食事中もずれにくく、撥水・防水仕様で食べこぼしもしっかり受け止めてくれて、かつ袖口のゴムも自由に調整可能なので、手づかみ食べはもちろん、肉じゃがのような汁気のあるメニューにもおすすめです。

かわいいデザインもそろっているので、汚れを気にしすぎず、赤ちゃんが自分で食べる時間を楽しめる環境づくりにも取り入れてみてはいかがでしょうか。

ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。

まとめ

肉じゃがは、じゃがいもやにんじん、玉ねぎ、お肉など、離乳食で使いやすい食材を一緒に取り入れられるうえ、大人の食事から取り分けやすい便利なメニューです。

離乳食中期(生後7〜8ヶ月頃)から取り入れられます。

お肉は鶏肉から始め、牛肉・豚肉は後期以降を目安にして、最初は具材を細かく刻んだりつぶしたりして、赤ちゃんが食べやすい形に整えてあげましょう。

後期、完了期と進むにつれて、少しずつ具材の大きさやかたさを変えていけば、成長に合わせた食べ方を楽しめますよ。

また、手づかみ食べが始まると、肉じゃがの具材や煮汁で洋服やテーブルが汚れることもあります。

そんなときは、SAMOEのお食事エプロンなどを上手に活用して、片付けの負担を減らしていきましょう。

月齢や食べる力には個人差があるので、「この月齢だからこの形」と決めすぎなくても大丈夫。

赤ちゃんの食べる様子を見ながら、無理のないペースで少しずつ進めてみてくださいね。

大人のごはんを作るついでに赤ちゃんの分も用意できる肉じゃがを、忙しい日の離乳食にぜひ取り入れてみましょう。