
みなさんは、BLW離乳食という新しい離乳食の方法についてご存知でしょうか?
BLW離乳食って?と思いますよね。私もそうでした。
BLW離乳食とは、イギリスが発祥と言われていて、
【赤ちゃん主導型の離乳食】のことなんです。
私の娘は、生後5ヶ月で離乳食を始めたのですが、そこから2ヶ月ほどは従来の離乳食で順調に進められていました。
でも、ある日突然ペーストの離乳食を嫌がるようになり、全然食べてくれなくなりました。
そんな筆者の体験談をもとに、BLW離乳食の魅力についてご紹介していきます!
目次
従来の離乳食とどうちがうの?

従来の離乳食は、私たち大人がスプーンなどでペースト状のごはんを食べさせるものですが、
BLW離乳食は、手づかみできる大きさと、歯茎でつぶせる柔らかさの食材を赤ちゃん自身で食べたいものを選んで食べたい順番で食事する方法なんです。
自立心や五感の発達なども深まるとされているBLW離乳食は、とてもおすすめできる方法なんです!
BLW離乳食の魅力とは

1.赤ちゃん自身が選んで食べるので【食べてくれない】が減る

離乳食を突然嫌がり始めたときは、無意識に無理やり食べさせてしまっていたこともあり、
私も娘もご飯の時間が苦痛に感じていました。
BLW離乳食は、赤ちゃんの意志で食べてくれるので食べてくれない、のストレスはかなり減りました。
2.食材を手で触ることで五感を刺激できる

自分の手で色々な食材を触ることで、食への興味がわいたり、好き嫌いもはっきり分かったりします。
BLW離乳食をしていると、手先が器用になると聞いたことがありますが、実際娘も器用な方だと思います。
また、もうすぐ娘は3歳になりますが、自分で選択する・やってみる・決める、ということにも積極的で、この点においてもBLW離乳食の経験が、いい影響を与えているのではないかな、と私は感じています。
想像するだけで、赤ちゃんに与える脳への刺激はすごそうですよね。
3.家族で同じ食材・形状で食べられる嬉しさ

ママ・パパと同じような大きいお皿に同じような食材が並んでいると、
娘も喜んでいるように見えて、みんなでご飯の時間が、楽しく過ごせる日が増えました。
作る側にとっては、ペーストにしたり既製品のアレルギーや添加物も気にしなくていいというのが、とても楽でありがたかったです。
4.注意は必要、だけど親はみていて楽しい

純粋に食べる姿を見ていて、とってもかわいいし、時には面白くてたくさん写真や動画も撮りました。
今でも見返しては癒されています。ですが、誤嚥や詰め込みには注意が必要です。
ぜひこちらの記事もご覧ください!
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5.食材が残っても大丈夫!アレンジしやすい

ペーストだと食べなかったときは、カレーやスープにもアレンジできますよね。
BLW離乳食で残ったものも、アレンジしやすく、
野菜が残れば、カレーやスープにもできますし、
卵に入れてオムレツ風にしたりポテトサラダにいれたりもできます。
BLW離乳食をはじめたきっかけ

はじめたきっかけを、お話しさせていただこうと思います。
どうやってBLW離乳食を知ったのか

私がBLW離乳食を知ったきっかけは、SNSでした。
娘が7ヶ月でペースト状の離乳食を嫌がるようになり、同じような子がいないかなと思って、
色々調べていた時に、たどり着きました。
当時は、まだ7ヶ月だから母乳やミルクでも大丈夫だと周りに言われていましたが、
周りの子は順調に見えて、どこか焦って不安な気持ちになっていました。
なぜはじめようと思ったのか

なかなかうまくいかないご飯の時間に、
なにか変化をつけたくて赤ちゃん用のおせんべいを
水に浸して少し柔らかくして食べさせてみたら、
すごく気に入ったみたいで、出したら毎回ほぼ食べきっていたんです。
おせんべいを見せるだけで、手を伸ばして
【ほしい!】とアピールしていたほど(笑)
この時にこういうサイズとか形の方が食べるかも?と思い、
BLW離乳食を知ったこともあり、思い切ってBLW離乳食をはじめてみることにしました。
初めてのBLW離乳食!

ドキドキの初挑戦

まだちょうどいい机や、いすを準備できていなかったので万全ではありませんでしたが
とにかくやってみよう!ということで第一回はブロッコリー・大根・にんじん
大好きなおせんべいを用意しました。
まず手に取ったのはブロッコリー!そして見向きもせず床にポイッ。
とされて思わず笑ってしまいました。
でも、人参と大根は口に運ぶと、かじってくれて自分で持って食べてみてくれました!
一生懸命食べてみる娘の姿を見て、本当に嬉しくて、感動しました。
食べこぼしなども激しくなりますが、
可愛くて機能的なお食事エプロンがあると、
視覚的にも楽しいご飯の時間が過ごせます♪
お食事エプロンについてはこちらもぜひご覧ください!
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もうひとつ心配が…

完全母乳で育った娘ですが、離乳食が始まり私の母乳も分泌が少なくなり、ミルクで補いたいと思うも
哺乳瓶を嫌がり、コップにミルクを入れても嫌がっていました。
更に既製品の離乳食も拒否で、外出時のご飯も大変だった記憶があります。
そんな時に出会ったBLW離乳食が、私にとっては希望の光でした。
食べない時もある

これは離乳食全般に言えることですが、
食べたくない日や気分が乗らない日もありますよね。
その時は、母乳と大好きなおせんべいで済ませる日もあったり、
ペーストの方が食べるな、という日もたまにありました。
BLW離乳食はペーストと使い分けたり、一緒に併用したりできたので、作る私としても、これなら食べるかな?と思えるものが1つでも増えてくれたのが、とてもありがたかったです。
娘は、ペーストの野菜スープは大好きだったのでそこに焼いた食パンを浸すとよく食べてくれました。
こんな風に、一緒に組み合わせることもできるので、バリエーションも増えてよかったなと今では感じています。
ママのメンタルも大切に

初めてだと、なおさらですよね。
私も、離乳食を食べてくれなくなったときは、本当にご飯の時間が辛くてメンタルを保つのがすごく大変でした。
先輩ママさんに「まだ焦らなくて大丈夫」と言われて、そうだよね、いつかまた食べてくれるよね。
とその時は思えるけど、
ご飯の時間になって食べられない娘を見ていると、とても苦しかったです。
そんな日々が続き、私のメンタルも限界に近づいたので、思い切って離乳食をやめました! 周りの同じ月齢の子は順調そうに見えて、羨ましくなったり、焦ったりもしましたが、
いつも行ってた支援センターのスタッフさんにも話を聞いてもらっていて、相談したら
「よくやめようって決断できたね!すごいよ。」
という言葉をくれて、「あぁ、これでよかったんだな。」と思えました。
そして、ペーストを試してみたりもしましたが、やっぱりだめで、
ほぼ、おせんべいと母乳で約1ヶ月間を過ごしました。
この期間にSNSを見ていて、たまたまBLW離乳食に出会ったんです。
意思疎通ができない時期だからこそ

どうしてほしいのかは、当然しゃべることができないからわからない。
だからこそ、これならいけるかも?やり方を変えれば食べられるかな?
と思えました。
やり方を変えて食べられるなら食べさせてあげたい、と思ったのでチャレンジしてみました。
結果、娘も楽しくご飯が食べられるようになり、お互いご飯の時間が楽しくなったので、この頃の自分に感謝したいです。
まとめ

初めての子育てをしていて、教科書通りに食べると思っていた離乳食でしたが、みんながみんなそうじゃないんだなということを痛感しました。
始め方も特殊だったかもしれませんが、同じようなことに悩んでいるママさん・パパさんに届けばとても嬉しいなと思います。
ちなみに、もうすぐ3歳になる娘ですが、とても手先が器用だなと感じていて、
更には、保育園では学級委員長的なキャラクターなようです(笑)
こればかりは、性格や環境も大きく関係してくるものかと思いますが、
私は、BLW離乳食の経験もこういった性格をつくる上で、関連しているのではないかなと感じています。
BLW離乳食は、誤嚥や詰め込みなどにきちんと気を付ければ、成長や発達の力になってくれる離乳食の方法だと経験して感じたので、正しく楽しく広がってくれたら嬉しいなと思います。
