日々すくすくと成長している赤ちゃん。

赤ちゃんの成長はママにとっても嬉しいものですが、その成長が新たな悩みを生むことも少なくないですよね。

例えば、赤ちゃんが食事中に立ち上がる、テーブルを蹴るのも、そんなお悩みの一つです。

今回の記事では、赤ちゃんが食事中に立ち上がる、テーブルを蹴る…そんなお悩みの予防法や解決方法について解説していきます!

1.立ち上がる原因は?

赤ちゃんが成長するにつれ、食事中の行動範囲も広がっていきます。

お座りやハイハイ、つかまり立ちなど、できることが増えることで、赤ちゃんの興味も広がります。

赤ちゃんが食事中に立ち上がる、テーブルを蹴るのには、いくつか原因があります。

・ジッと座るのが苦手
・足が見える、バタバタするのが面白い

・座ることに慣れていない
・他に興味をそそるものがある
・ちょうど蹴りやすい位置にテーブルがある

・食事に飽きてしまう

また、運動能力が発達する時期でもあるので、「自分でできる!」という気持ちが強くなるころでもあります。

赤ちゃんがしっかり成長している証拠でもあるんですね。

しかし、その一方で、赤ちゃんの食事中の動きが活発になることで、なかなか食事が進まなかったりしてママが困ってしまうことも…。

特に、立ち上がる、テーブルを蹴る赤ちゃんに対しては、転倒したりする危険も伴うので、対策が必要です。

2.立ち上がる対策と予防法7選!

赤ちゃんがテーブルに乗ったり蹴ったりすると、転倒するなど危険をおよぼす可能性があります。

では、安全対策や立ち上がり予防にはどうすればよいのか。

詳しく見ていきましょう!

(1)安定したハイチェアを選ぶ

食事中に使用するハイチェアは、しっかりした安定性があるもの、赤ちゃんが簡単に立ち上がることができないものを選ぶことが重要です。

以下のようなポイントを押さえて、ハイチェアを選ぶようにしましょう。


✔ ベルトがしっかりついているか
✔ 赤ちゃんがずり落ちないか
✔ 座面や脚にガタつきがないか
✔ 赤ちゃんが正しい姿勢で座れるか
✔ 座面や足置きの高さが調整できるか
赤ちゃんの足の裏がしっかり付く高さにできるか


また、座るときはベルトを使用し、赤ちゃんが立ち上がって転倒しないように、しっかりと固定してあげます。

そのほか、テーブルを蹴る対策としてテーブルの位置を調整するというのもオススメです!

座った赤ちゃんが足を伸ばしたときに、ちょうど蹴りやすい位置にテーブルがあると、面白がって蹴ってしまうことがあります。

足が届かないくらいテーブルを離すか、逆に足の裏をテーブルに付けられないくらい近づけると、テーブルを蹴る予防になりますよ!

引用:Abiie 公式サイト
私のオススメはこの、ビヨンドジュニアハイチェアです!

ベルトは赤ちゃんをしっかりホールドしてくれる、5点式。脚は安定性があり滑り止めもついているので、赤ちゃんが動いてもずれにくいです。

耐荷重は90kgで、座面と足置きの位置も細かく調整できるので、長く使うことができます。

(2)床にクッションやマットを敷く

赤ちゃんが立ち上がって落ちてしまった…!

そんな万が一の場合に備えて、床には柔らかいクッションやプレイマットを敷いておくと安心です。

もし床に倒れてしまった場合でも、赤ちゃんに与える衝撃を和らげて、怪我を防いでくれます。

あらかじめイスやハイチェアの下に敷いておくといいですね。

また、プレイマットの上にマスカーテープやレジャーシートなどを敷いておくと、食べこぼしなどの後片付けも楽になりますよ!

(3)イスの周りを整理する

イスの近くに危険なものがないか確認しましょう。

たとえば、テーブルの端にある食器やコップ、ナイフやフォークに手を持ってしまうことがないように、テーブルの上も整理整頓しておきます。

また、イスの近くに転倒したときに衝突しやすい家具などがないか確認して、安全な空間を作りましょう。

テーブルの角などは、コーナーガードなどのクッション材などで保護して、万が一衝突しても危なくないようにすると更に安心です。

(4)イスの高さにも注意

赤ちゃんが座るイスは、万が一イスから落ちてしまったときにケガをしにくい高さに調整します。

特に、成長に合わせて座面や足置きの高さを変えられるイスを使うといいですね。

また、立ち上がってもすぐにママがサポートできるよう、自分が近くにいる状況を作るようにしましょう。

(5)安定した場所にイスを置く

イス自体が不安定な場所に置かれていると、赤ちゃんがテーブルを蹴ったりしたときにイスごと倒れてしまう危険があります。

例えば、床が傾斜している場所や滑りやすい場所には置かず、平らで安定した場所にイスを設置します。

(6)立ち上がりそうになったらすぐ対応!

赤ちゃんが立ち上がりそうになったら、すぐに声をかけて落ち着かせるようにしましょう。

このとき、あせらず優しく「座ろうね」と声をかけてあげるのがポイントです。

また、赤ちゃんの注意を食事に戻すために、食べ物の見た目を工夫して興味を引くのも効果的です。

赤ちゃんは大人には予測できない行動をとることがあります。

食事中はできるだけ目を離さず、立ち上がりやすい場面を避けられるようにしておくと良いでしょう。
ちなみに、SAMOEのお食事エプロンには、オプションでサイドバンドを付けることができます。

本来は食べこぼしのカバー力をアップさせるためのものですが、簡易的な立ち上がり防止ベルトの役割を果たしてくれます。

外出先のイスで立ち上がってしまう時など、簡単な立ち上がり防止ベルトとしても使用でき、とっても便利ですよ!

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(7)食事以外に興味を引く物を置かない

赤ちゃんが食事中に立ち上がったりテーブルを蹴ったりするのは、食事のほかに注意を引くものが周りにあるせいかもしれません。

食事中には赤ちゃんの周りに興味を引くものを置かないようにして、なるべく食事に集中出来る環境にしましょう。

片付けづらいおもちゃなどは一箇所にまとめて、布などをかけて隠し、赤ちゃんの視界に入らないようにするのも効果的ですよ。

3.それでも立ち上がる…どうやめさせる?

「色々試してみたけど、まだ食事中に立ち上がる…」

という赤ちゃんもいると思います。

そんなとき、どうやめさせたらいいのか。危険を伴う場合は叱るべきなのかなど、詳しく見ていきましょう。

◎叱ってやめさせてもいいの?

赤ちゃんが食事中に立ち上がることに対して、叱ることはあまり効果的ではないかもしれません。

赤ちゃんはまだ、自分のやったこととその結果の結びつきを理解することが上手くできません。

叱られても「なぜダメなのか」をしっかり理解できないことが多いんです。

むしろ、叱られることで混乱したり、逆にママの注意を引くためにまた同じことを繰り返したりする場合もあります

小さな赤ちゃんにとっては、ママのリアクション自体が面白く感じてしまうことがあるんですね。

叱ったりせず、大らかな気持ちで見守ってあげるほうがいいでしょう。

◎叱る代わりにできること

・正しい行動を教える

叱るよりも、正しい行動をやさしく教える方が効果的です。

たとえば、赤ちゃんが立ち上がりそうになったら、「座って食べようね」「座ってたらもっと上手に食べられるよ」といった言葉で、座ることの良さを伝えます。

・無理のないルールを作る

「食事中は座る」という簡単なルールを繰り返し教えていくことで、赤ちゃんは少しずつ理解していきます。

ただし、赤ちゃんにとって無理のない範囲で、あせらずコツコツと教えていくことが大事です。

・注意を食事に向ける

もし立ち上がりそうな時は、食べ物の形や色に工夫をしたり、お話をしたりして、食事に集中できるようにするのも効果的です。

・座ったら良いことがあると認識させる

きちんと座れたらおやつをあげるなど、「座ることで良いことが起きる」ということを赤ちゃんに認識させてあげることも、効果的な方法ですよ!

◎危険なことを繰り返すときは冷静に厳しく

もし、どうしても危険な行動を繰り返す場合には、厳しく言い聞かせることは必要です。

感情的に叱らず、冷静なトーンで、短く明確に伝えるようにします。

感情的に叱ると、赤ちゃんもストレスを感じてしまうので、ママも落ち着いて対処することが大事です。

叱るよりも、根気強く繰り返し教えることが効果的です。

4.まとめ

赤ちゃんが食事中に立ち上がったりテーブルを蹴ったりすることは、多くのママたちにとって悩みの種ですよね。

立ち上がることやテーブルを蹴ったりすることは、食事が進まないだけでなく、転倒などの危険も伴います。

適切な対応や予防策を利用して、このお悩みを解消してくださいね。

安全な環境を整えて、赤ちゃんと一緒の食事時間を楽しんでください!


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