
BLW離乳食とは、赤ちゃんが自ら食べたいものを選んで、食べたい順番で食べるという新しい離乳食の方法です。
私の娘は、8ヶ月でペーストの離乳食を拒否するようになり、困り果てていたのですが、そんな時にSNSでこの離乳食の方法を知り、BLW離乳食にチャレンジしてみたのです。
BLW離乳食を始めてからは、うどんのレシピもたくさん活用し、とっても便利だったので、今回は筆者の経験談と共に、うどんの選び方・おすすめレシピをご紹介いたします。
目次
うどんはいつから食べてもいいの?

初めて食べる際は、体調などに変化があったときに対応できる平日の日中、赤ちゃんの機嫌が良いときに食べさせてあげましょう。
また、うどんの主成分は小麦ですので、他のアレルギー食材と組み合わせて食べさせないようにしてください。
どんなうどんがいいの?

赤ちゃんが安心して食べられるうどんを選ぶ時のポイントをまとめていますので参考にしてみてください。
食塩がゼロ、または減塩のもの

食塩を使うことでコシを出すためであったり、保存性を高めたりしています。
ですが、最近では減塩されているうどんや、食塩を使っていないうどんもあります。
ネットスーパーでは、離乳食用の冷凍うどんも販売されているようです。
娘が生後8ヶ月くらいの時に、よく使っていたうどんがこちらになります。
食塩0なので塩分の心配もなくおすすめです。
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コシが強くないもの

冷凍うどんなどはコシが強いものが多いため、使用する場合は表示時間よりも長く茹でて柔らかくしてあげましょう。
太麺ではなく細麺

太麺の方が掴みやすそうですが、詰め込みすぎたり、上手に飲み込めなかったりすることもあります。
そのため、最初は細めの麵を選びましょう。
食べやすくする方法

冷蔵麺なら、茹でる前に袋の上から包丁で押し付けるようにすると、麺が袋の中で短くなるので、手間が省けますよ。
初めての時はのどにひっかかったり、詰まってしまわないか心配ですよね。
少量ならば、細かく刻んで大人がスプーンなどで食べさせてみるのも良いと思います。
アレルギーの心配もなくなれば、とろみをつけて自分で食べてみたり、他の具材と合わせて焼いたり、たくさんのレパートリーが増えて、赤ちゃんのご飯の時間もさらに楽しくなりそうですね。
【経験談】初めて食べた娘の反応

健康や栄養のためにも「どうにかして炭水化物を摂取してほしい」と悩み、うどんを始めてみることにしました。
なお、娘はすでにパンがゆや食パンを食べていたため、小麦アレルギーの心配はなさそうだったこともあり、
離乳食用のお出汁で湯がいたうどんを5cmほどに切って出してみることに。
すると、なんと驚くほどぱくぱく食べてくれたんです。
白いご飯をどうアレンジしてもいまいちな反応だったのに、シンプルにお出汁で湯がいたうどんをぱくぱくおいしそうに食べている姿を見て、私自身もすごく嬉しくなったことを覚えています。
それからは、味付けの濃さなどを気を付けながら、時々アレンジして変化を出しながら、私も娘もご飯の時間を楽しみました。
【BLW離乳食】おすすめうどんレシピ3選

その中でもよく食べてくれた3つのうどんレシピをご紹介いたします。
かけるだけ!ふりかけだしうどん

うどん 適量
料理にかけられるお出汁パウダー 適量
(おすすめのお出汁パウダーを下記に載せています)
作り方
①うどんを柔らかく湯がいて短く切っておく
②①のうどんにお出汁をふりかけて和えたら完成
《ポイント》
・冷蔵麺を使う場合は袋の上から包丁を押し付けると短く切れて手間が省けるので楽です。
・残ったうどんは小分けにして冷凍できます。(冷凍麺の再冷凍はおすすめしません)
・食塩が使われているお出汁やうどんを使う場合は、かける量に気を付けましょう。
私が使っていたおすすめのお出汁パウダーはこちらです。
いろんな料理にも使えるため、とっても便利でしたよ。
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とりささみのとろとろうどん

うどん 30g~40g
とりささみ 茹でてみじん切りにしたもの10gほど
ブロッコリーなどの野菜 加熱してみじん切りにしたもの適量
離乳食用お出汁 小さじ1/2
作り方
①材料をすべて小さめの鍋に入れてうどんが浸るくらいの水をいれて火にかける
②うどんに火が通れば火を消して水溶き片栗粉やとろみをつける粉末などでとろみをつけて完成
《ポイント》
BLW離乳食で出す場合は、スプーンやフォークの方が食べやすいので、麺は短めでとろみはしっかりめにつけると食べやすくなります。
スプーンやフォークを使いだすとますます机や床が汚れやすくなります…。
ですが、そんな片付けの時間を短縮してくれる「かわいいお食事エプロン」がありますので、ぜひこちらもあわせてチェックしてみてくださいね。
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うどんしゅうまい風

うどん 1袋(冷蔵)
豚ミンチ 80g前後(だいたいうどんの半分くらいの量)
たまねぎ 1/4個
離乳食用お出汁 小さじ1
作り方
①うどんを袋の上から包丁で細かく切っておく(1cmくらいの長さ)
たまねぎはみじん切りにしておく
②豚ミンチとたまねぎをよく混ぜ合わせてうどんとお出汁を入れてさらに混ぜる
③食べやすい大きさに丸めていく(丸めにくかったら少し片栗粉を足してみてください)
④薄くごま油を引いたフライパンで片面焼いてひっくり返したら蓋をして蒸し焼きにする
火が通れば完成
《ポイント》
・豚ミンチは脂身が少ないものを選びましょう。
・ごま油ではなく他の油でも問題なく作れます。
・余ったらラップで小分けにしてフリーザーバックに入れて冷凍保存できます。
(1週間を目安に食べきりましょう)
まとめ

ですが、うどんはアレルギーや塩分の摂りすぎに気を付ければ、離乳食づくりの際に強い味方になる、大活躍の食材です。
私の娘は、既製品の離乳食は一切食べてくれなかったため、なかなか外食に行くことができていませんでしたが、うどんが食べられるようになってからは、お子様うどんを注文することができたのですごく助かりました。
また、外食のハードルが下がって自分もお食事の時に楽ができる日があったのも嬉しかったです。
ただ、うどんの塩分については少し気にはなっていたため、取り分けたうどんにお冷のお水をかけて出汁を薄めていたりと工夫はしていました。
この方法だと熱々のうどんを一気に冷ますことができて、すぐ食べさせてあげられるのでオススメです。
なお、おかずの離乳食パウチが食べられる赤ちゃんには、うどんにパウチをかけてあげるのもいいかもしれません。
「全部を手作りすることがしんどい・疲れる」そんな時におすすめですよ。
毎日のごはん作り本当にお疲れ様です。うどんも食べられるようになると、外食のハードルも下がりますし、楽ができる日もあると思います。
うまく活用してBLW離乳食の時間を親子で楽しんでくださいね。応援しています。
