しかし、
「離乳食の食べこぼしがひどい!」
「椅子や床まで汚れて掃除が大変…」
と悩むパパやママも多いですよね。
毎日のことなので、散らかされるとついイライラしてしまったりすることも…。
本記事では、食べこぼしを減らし、赤ちゃんとの食事時間をより楽しくするための対策をご紹介します。
目次
1.食べこぼしの原因とは?
赤ちゃんは、なぜ離乳食を食べこぼしてしまうのでしょうか。対策をするためには、まずその原因を正しく理解してあげることが大切です。
離乳食の食べこぼしには、次のような原因があります。
(1)運動機能が未発達
赤ちゃんは、手指や口の運動機能がまだ完全に発達していないため、食べ物をうまく扱えず、こぼしてしまいます。大人なら当たり前に手を使って食べ物を口に運ぶことができますが、赤ちゃんにとってはそれが難しいのです。
毎日の食事で練習をしながら少しずつ上手になっていくので、焦らず見守ってあげることが大切です。
(2)探索行動
赤ちゃんは、新しい食べ物を与えられると手や口で感触などを確かめるため、食べ物を掴んだり、振り回したりしてしまいます。「これはどんな手触りかな?」
「やわらかいのかな?かたいのかな?」
初めて見る食べ物は赤ちゃんにとって興味をそそるもの。
知らない食べ物に興味を示し、どんなものなのか確かめて知ろうとする行動で、赤ちゃんの健全な成長に必要な行動です。
(3)食事中に気が散ってしまう
赤ちゃんはとっても好奇心旺盛! 周囲の環境に興味を持ちやすく、食事に集中できないこともあります。テレビやスマホ、おもちゃなど気が散るものが近くにありませんか?
よそ見してしまうような環境だと、離乳食に集中できず食べこぼしが増えてしまいます。
2.離乳食の食べこぼし対策9選!
食べこぼしを減らすための対策を、具体的にいくつかご紹介します。
(1)お食事エプロンを使う
お食事エプロンを使うことは、離乳食の食べこぼし対策の基本ですね。お食事エプロンを選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。
*防水性が高いこと*
汁気の多いものなどの食べこぼしが染み込んでしまわないように、防水性の高い素材を選ぶのがおすすめです。ビニール製のほか、シリコンやプラスチック製のものがあります。
*ポケット付き*
エプロンの下部にポケットが付いているタイプは、食べこぼしをキャッチしてくれます。床やテーブルに離乳食の食べこぼしが散らばるのを、最小限に抑えてくれるので便利です。
お食事エプロンのポケットの内側に縫い目があるとカビが生えやすいので、縫い目のないタイプがおすすめです!
*お手入れがしやすいこと*
離乳食の食べこぼし対策として、お食事エプロンは毎日使うもの。汚れても手洗いや洗濯でサッと洗えるような、お手入れの手間が少ないものがおすすめです。 SAMOEのお食事エプロンは、ランチマットとお食事スタイが一体化したデザイン。
お洋服だけでなく床への食べこぼしも軽減してくれます。
広い範囲で汚れをカバーしてくれるので、食後の後片付けもグッと楽になりますよ。
色んなタイプのイスやテーブルに対応しているため、おでかけにも便利です!
何よりデザインがとってもかわいくて、結婚式などのお呼ばれにも重宝しそうですね。
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(2)床の汚れ対策をする
引用:【通販モノタロウ】アイリスオーヤマ布テープマスカー離乳食の食べこぼし対策には、食事の際、床の汚れ対策として何か敷くことがおすすめです。
床に敷くものは以下のようなものがあります。
・レジャーシート
・新聞紙
・ゴミ袋
・マスカーテープ
レジャーシートは防水性もあり、汚れがサッと拭き取れます。
何回でも使用でき、コスパもいいですね。
新聞紙やゴミ袋は使い終わったらそのまま捨ててしまえばいいので、お手入れの必要がなくとっても楽です。
個人的なおすすめは「マスカーテープ」です!
養生テープにビニールシートがついたもので、テーブルなどに貼り付けて使用することができます。
ホームセンターや、100円ショップなどで購入することができます。
食べ終わったら丸めてポイできて、とっても楽チン♪
(3)食べるときの姿勢を見直す
離乳食の食べこぼし対策には、正しい姿勢で座れるイスを用意してあげることも大切です。離乳食を食べる際の正しい姿勢にはいくつかのポイントがあります。
・腰を立てて座る
・膝の角度を90度にする
・足裏をつけて座る
・肘の高さにテーブルがある
正しい姿勢を取ると赤ちゃんが食事に集中出来るようになり、食べこぼしが減ることがあります。
テーブルに直接取り付けるタイプのイスをお使いの場合は、台や箱などで赤ちゃんの足場を作ってあげるといいですよ!
我が家ではハイローチェアを使っていたのですが、どうにも赤ちゃんが落ち着かず、偏食もあり苦労していました。
そこでイスを赤ちゃんの足がつくタイプに変えたところ、ご機嫌で食べてくれるようになりました!
(4)赤ちゃんが使いやすい食器を選ぶ
離乳食の食べこぼし対策には、赤ちゃんが使いやすい食器を選んであげるという方法もあります。
*軽くて割れにくい素材を選ぶ*食事中に食器を落としてしまったり、ということがよくあります。
食器はシリコンやプラスチックでできた、軽くて割れにくい素材がいいですよ。 *吸盤付きの食器を使う*
食器に興味を持ち、お皿をひっくり返してしまうこともありますよね。
そんな時に便利なのはテーブルに固定できる吸盤付きの食器です。
赤ちゃんが食器を倒して、食べこぼしを防いでくれます。
赤ちゃんの手にフィットするサイズの食器を選ぶことも対策のひとつです。
赤ちゃんが握りやすくて離乳食がこぼれにくいデザインのものを選ぶことで、食べこぼしが軽減されます。
(5)少ない量からあげる
一度にたくさんの離乳食をあげるのではなく、少ない量からあげることで食べこぼしを減らす対策になります。赤ちゃんがもっと食べたい、という様子を見せたらおかわりさせてあげるといいですね。
(6)パパやママがお手本を見せる
赤ちゃんはパパやママの様子をよく観察しています。食事の際に親がお手本を見せてあげることで、赤ちゃんも真似をしやすくなります。
離乳食をあげるときには、できるだけ一緒に食事をしながら、お手本を見せてあげるといいでしょう。
(7)上手にできたら褒めてあげる!
赤ちゃんが上手に食べられたときには、積極的に褒めてあげてください!そうすることで、離乳食への意欲が高まり、赤ちゃんは楽しく食事をすることができます。
ご機嫌で食べてくれることで、泣いたりかんしゃくを起こしたりすることも減り、食べこぼしも減るかもしれません。
(8)食事の時間や環境を見直す
だらだら食べさせず、一定の時間内で食事を終えるようにすることで、赤ちゃんも集中して食事をする習慣が身に付きます。食事の時間が終わったらすぐに片付けると、残った離乳食で遊ぶことも減り、食べこぼしの掃除も楽になりますね。
また、赤ちゃんが食事に集中しやすい環境を作ってあげるといいですね。
テレビやおもちゃなど、注意を引くものは避けるようにすると、食事に集中できます。
(9)食べ物の切り方を工夫する
食べ物の切り方を赤ちゃんが食べやすい大きさにすることで、食べこぼしを軽減できます。
手づかみ食べがしやすい形やサイズにすることがポイントです!
柔らかく茹でたにんじんなどの野菜や、バナナなどの果物、パンなどをスティック状に切り、赤ちゃんが手で簡単につかめるようにするのがおすすめです。
3.まとめ
今回の記事では、・離乳食の食べこぼしの原因
”赤ちゃんが手指を上手に動かせないから”
・離乳食の食べこぼし対策
”お食事エプロンを使う”
”床に敷物をする”
”親がお手本を見せてあげる”
”食事環境や時間を見直す”
といった観点から離乳食の食べこぼし対策をご紹介しました。
少しの工夫で大きな後片付けの手間を大幅に減らすことができ、離乳食の「辛い」を軽減してくれます。
また、赤ちゃんの成長と発達を促すために、適切な食事環境を整えてあげることはとても大切です。
食事は家族で過ごす大切な時間です。
効果的な食べこぼし対策を取り入れて、赤ちゃんとの楽しい食事時間を過ごしてくださいね。
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ライター:くろみつ
二人の子どもを子育て中のママライターです!
自分が大変だった子育て経験を活かして、子育ての困ったことやしんどさが和らぐ、そんな記事が書けるように目指しています。