毎日使うものだからこそ、清潔に保ちたいですよね。
でも、「お食事エプロンにカビが生えてしまった!」という経験はありませんか?
特に湿気が多い季節や忙しい日が続くと、知らないうちにお食事エプロンがカビてしまうことも…。
そんなお悩みを解決するために、お食事エプロンがカビないためのポイントを分かりやすくご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
カビを防ぐためにはどうしたらいいの?
カビを防ぐためには、毎日のちょっとした工夫が大切です。ここからは、保育園での使い方から帰宅後のお手入れまで、具体的な方法をご紹介します!
保育園で使った後の持ち帰り方を工夫する
保育園で使ったお食事エプロンを、どうやって持ち帰るかもカビないようにする上で大切なポイントです。
①防水バッグやビニールを使う
保育園で使ったお食事エプロンの持ち帰りには、防水バッグなどがおすすめです。水分や汚れを通さないため、ほかの荷物に汚れなどがつくのを防いでくれます。
ただし、密閉されている分、湿気がこもりやすいので家に帰ったらすぐに取り出しましょう。 ②メッシュバッグを使う
引用:ダイソーネットストアお食事エプロンの持ち帰りには、通気性のよい
メッシュバッグも便利です。
カビは湿度の高いところで発生しやすいので、空気の通りが良いメッシュバッグはカビ予防に効果的です。
メッシュバッグは100円ショップなどで購入できます。
カビにくい素材のお食事エプロンを選ぶ
お食事エプロンを保育園でカビさせないためには、そもそもカビにくい素材でできたものを選ぶこともポイントです。以下に素材別の特徴をまとめましたので、参考にしてみてください。
素材 | 良い点 | 悪い点 | カビやすさ |
---|---|---|---|
シリコン・プラ製 | 防水性が高く乾きが早い | 重量が重くなりやすく首や肩に負担がかかる | カビにくい |
ナイロン製 | 軽くて柔らかく撥水性があり乾きも早い 洗濯機で洗える | 洗濯により撥水効果が薄れてくると水を弾きにくくなる | カビにくい |
布製 | 軽くて柔らかくつけ心地◎ 洗濯機で洗える | 乾きにくく汚れが落ちにくい シミがつきやすい | カビやすい |
布製の場合は、乾きやすいタイプを選ぶと良いでしょう。
シリコン製・プラスチック製のお食事エプロンは、保育園によっては使用不可の場合もあるため、事前に確認するのがおすすめです。
帰宅後は早めにお手入れする
お食事エプロンのカビを防ぐためには、保育園からの帰宅後のケアが重要なポイントになります。少しの手間でカビを防ぐことができますので、ぜひ試してみてください。 ①軽く水洗いする お食事エプロンについた汚れはなるべく早く落としてあげることが、カビ予防の第一歩です。
簡単な水洗いでも、エプロンに残った食べ物のカスや飲み物の成分を落とすことでカビ予防の大きな効果があります。
冷たい水を使うよりも、ぬるま湯のほうが汚れが落ちやすくおすすめです。
特に、食べ物がたまりやすい縫い目部分やポケットの部分を念入りに洗いましょう。
水洗いの後はなるべく早く洗濯機で洗いましょう。 ②必要に応じてつけ置き洗いを 酸素系漂白剤などを使ってつけ置き洗いをするのもカビ予防に効果的です。
ただし、素材によってはダメージを与える場合もあるため、注意して使いましょう。
おすすめは「Rinenna(リネンナ)」というつけ置き洗い用洗剤です。
桶やバケツにリネンナを入れてぬるま湯を流し入れます。
泡だったところにお食事エプロンを入れて数時間つけ置き、つけ置きの液ごと洗濯機に入れて洗うだけ!
カビ汚れだけでなく、シミや臭いもすっきり落ちる優れものです。
↓↓↓【リネンナ】のおためしはこちらから ↓↓↓
着色よごれに!つけおきメイン洗濯洗剤[おためし] ③しっかり乾燥させる エプロンをしっかり洗ったら、次に大事なのは
しっかり乾燥させること。
湿り気が残ったまま保管すると、カビの原因になってしまいます。
布製エプロンの場合、洗濯機で脱水してから風通しの良い場所に干します。
ハンガーや洗濯ばさみを使って広げて干すと乾きが早く、カビの予防につながります。
シリコンやプラスチック製のエプロンの場合は、タオルなどでしっかり水気を拭き取った後、完全に水分が飛ぶまで干しておきましょう。
梅雨時などの湿気が多い季節には、サーキュレーターや扇風機などの風を当てると乾きが早くなります。
乾燥させた後は湿気の少ない場所に保管しましょう。
お食事エプロンがカビてしまった時の対処法
お手入れ方法や保管場所に気をつけていても、「カビてしまった…」なんてこともあると思います。ここからは、お食事エプロンがカビてしまった時の対処法についてご紹介していきます。
①酸素系漂白剤でつけ置き洗い
酵素系漂白剤(オキシクリーン、ワイドハイターなど)を使ってつけ置き洗いをします。漂白剤をぬるま湯に溶かし、エプロンをつけ置きします。
つけ置き時間は漂白剤の製品説明書に従ってください。
つけている間に、ブラシでカビの部分を軽くこすると効果的です。
つけ置きが終わったら丁寧にすすぎ、漂白剤が完全に落ちるようにしてください。
特に赤ちゃんや子どもが使うアイテムなので、洗剤が残らないよう念入りにすすぎましょう。
②お酢を使ったナチュラルクリーニング
赤ちゃんが使う物に漂白剤は使いたくない…という方には「お酢」がおすすめです。お酢には殺菌効果があり、カビの殺菌にも効果があります。
水1Lに対し、酢(穀物酢)を大さじ1~2加え、30分程度つけ置きします。その後、通常通り洗濯すればOK。
注意点は、砂糖の入っていないお酢を使用することです。リンゴ酢や黒酢などは砂糖が入っているため避けましょう。
殺菌効果があるだけでなく、洗濯物をふんわりと肌触り良く仕上げてくれます。
③頑固なカビには重曹+漂白剤
頑固なポツポツ黒カビには、重曹と漂白剤のペーストもおすすめ。重曹に少量の塩素系漂白剤を加え、ペースト状にします。
カビの部分に塗り、ラップをして一日程度置いてからブラシで優しくこすります。
その後、よく水で洗い流し、通常通り洗濯してください。
頑固な黒カビにもきれいに落ちると評判の方法ですが、色落ちしてしまうため色柄物には向きません。
また、塩素系漂白剤は酸性のものと混ぜるととても危険です。使用するときは十分に注意してください。
カビが生えてしまったときの対策や予防法は、以下の記事でも解説していますので参考にしてみてくださいね。
お食事エプロンにカビが生えるのはなぜ?
そもそもどうしてお食事エプロンにカビが生えてしまうのでしょうか?その原因を詳しく解説していきます。
①湿気
カビの繁殖には、湿気が欠かせません。湿気はカビにとって「生きるための水分」なので、湿った環境が続くとすぐに増殖してしまいます。
カビは高温多湿の環境を好み、湿度が60%を超えると活発になります。
湿度80%以上の環境ではわずか1日で繁殖することも!
エプロンが湿った状態で長時間放置されると、表面にカビの胞子が定着しやすくなります。
②食べ物などの汚れ
食べ物のカスやジュースなどの液体は、カビにとって栄養分そのもの。子どもが使うエプロンは食べこぼしが多く、これがカビにとってのエサになってしまいます。
特にごはん粒やパンくずのような炭水化物、ミルクやヨーグルトのような乳製品、ジュースのような糖分はカビにとってはごちそうです。
これらの食べこぼしがエプロンに付着したままになると、カビにとって繁殖しやすい環境になってしまい、短時間で菌が増殖します。
③保管場所の通気性が良くない
使い終わったエプロンを風通しの悪い環境に置いておくと、湿気が逃げずカビが繁殖しやすくなります。カビは湿度60%以上になると活発になるため、湿度の高い場所に置いたままにしないようにしましょう。
例えば、保育園から持ち帰るためのビニール袋に入れっぱなしにしたり、洗濯機に入れたまま置いておいたりすると、カビの増殖を加速させてしまいます。
保育園から持ち帰ったらなるべくお手入れをしてあげましょう。
また、エプロンを洗濯後乾ききらないままクローゼットなどで保管することも、カビの繁殖の原因になります。
まとめ
お食事エプロンは、毎日の保育園生活で欠かせない大切なアイテムです。しかし、気をつけていてもカビが生えてしまうことがあります。
そんな時は焦らず、ご紹介した対策やお手入れ方法を試してみてください。
日々のちょっとした工夫で、エプロンを清潔に保ち、長く快適に使うことができますよ。
**********