
離乳食が進んでくると、
「はんぺんって赤ちゃんにあげても大丈夫?」
「いつから食べられるの?」
「ふわふわで食べやすそうだけど塩分はどうなんだろう?」
と気になるママ・パパも多いと思います。
はんぺんは、白身魚のすり身を使って作られているため、やわらかな食感で離乳食にも取り入れやすく、手づかみメニューにも活躍してくれます。
ただし、市販のはんぺんには塩分が含まれているため、与える時期や量には少し注意が必要です。
今回は、離乳食ではんぺんはいつから食べられるのか、月齢別の与え方や注意点、簡単に作れるおすすめレシピまで、月齢別にわかりやすく解説していきます。
目次
離乳食でいつから食べられる?

はんぺんを離乳食であたえるのは離乳食後期(生後9〜11か月ごろ)からが目安です。
はんぺんってどんな食材?

はんぺんは、白身魚のすり身に、山芋・卵白・でんぷん・塩などを加えて作られる、日本ではおなじみの練り物食品です。
地域によって種類や形はさまざまですが、一般的には白くてふわっとやわらかい食感のものをイメージする方が多いですよね。
主な原料が魚なので、たんぱく質を含んでいるのもポイント。
さらに、やわらかく加熱もしやすいため、離乳食や幼児食にも取り入れやすい食材として人気があります。
そのまま焼いたり煮たりするだけでなく、スープやおやき、ハンバーグなど幅広い料理に使えるので、忙しい日の時短食材として活躍してくれますし、スーパーで手軽に購入でき、調理の手間が少ないのもうれしいところですね。
ただし、商品によっては塩分が多めのものや、添加物が含まれている場合もあるため、赤ちゃんに使うときは、原材料表示を確認しながら、できるだけシンプルなものを選ぶと安心です。
はんぺんの栄養は?

文部科学省の食品成分データベースによると、100gあたりの主な栄養価は以下の通りです。

離乳食ではんぺんを使うメリット

はんぺんは、ふわふわとした食感で赤ちゃんでも食べやすく、離乳食にも取り入れやすい便利な食材です。
魚由来のたんぱく質を手軽に摂れるだけでなく、調理のしやすさやアレンジの幅広さも魅力。
特に離乳食後期〜完了期になると、手づかみ食べメニューにも活用しやすく、忙しい日の「あと1品」にも役立ちます。
ここからは、離乳食ではんぺんを使うメリットについて詳しく紹介していきます。
①やわらかくて食べやすい

はんぺんの一番の魅力は、ふわっと口当たりがやさしい食感です。
加熱するとさらにやわらかくなるため、まだ噛む力が弱い赤ちゃんでも食べやすい食材のひとつ。
お肉はパサついて嫌がったり、お魚はボソボソした食感を嫌がったりすることもありますが、はんぺんは口当たりがやさしいので比較的食べやすいのも嬉しいポイントです。
また、白身魚が原料なので魚特有の臭みも少なく、魚が苦手な赤ちゃんでも食べやすい場合があります。
スープに入れると飲み込みやすく、おかゆや野菜ともなじみやすいため、離乳食メニューに取り入れやすいですよ。
②調理が簡単で忙しい日に助かる

離乳食作りは、「できるだけ手軽に済ませたい…!」と思う日もありますよね。
市販のはんぺんは調理しやすい食材ですが、離乳食で使う際には一度加熱してあたえると安心でしょう。
包丁で切るだけでも使えますし、やわらかいので手で簡単にちぎることもできます。
さらに、
- ・スープに入れる
- ・焼くだけ
- ・つぶしておやきにする
- ・豆腐と混ぜる
などアレンジもしやすく、冷蔵庫にある野菜と合わせるだけで1品作れるのも魅力です。
魚をいちから調理するのは大変ですが、はんぺんなら手軽に魚由来のたんぱく質を取り入れられるため、忙しい日の離乳食にもぴったりですよ。
③手づかみ食べの練習に使いやすい

離乳食後期〜完了期になると、「自分で食べたい!」という気持ちが強くなってきますよね。
そんな時期にも、はんぺんはとても便利な食材です。
軽く焼くと表面に少し焼き色がつき、外はほんのり香ばしく、中はふわふわの食感になります。
小さめスティック状や一口サイズにすると、赤ちゃんの手でも持ちやすく、手づかみ食べの練習にもぴったりです。
野菜や豆腐を混ぜておやき風にすると栄養バランスも整えやすく、メニューの幅も広がりますよ。
はんぺんを与えるときの注意点

離乳食において調理もしやすいはんぺんですが、赤ちゃんに与える際はいくつか気をつけたいポイントがあります。
特にはんぺんは加工食品のため、塩分や原材料をしっかり確認することが大切です。
また、見た目はやわらかくても意外と弾力があるため、月齢に合った大きさや調理方法を意識することで、より安心して取り入れられます。
ここからは、離乳食ではんぺんを使う際の注意点を詳しく説明していきます。
①塩分に注意する

はんぺんはそのままでも食べられる加工食品のため、すでに塩分が含まれています。
大人にはそこまで濃く感じなくても、赤ちゃんにとっては十分な塩分量になることも。
離乳食期はまだ腎臓の機能が未熟なため、塩分の摂りすぎには気をつけましょう。
そのため、
- ・最初は少量から始める
- ・毎日続けて使いすぎない
- ・汁物に入れる場合はスープを薄味にする
こうした点を意識するだけで、ぐっと安心して使えるようになりますよ。
特に味付きのおでん用はんぺんや、チーズ入りなどの商品は塩分が高めなこともあるため、離乳食にはシンプルなタイプを選ぶようにしましょう。
気になる場合は、熱湯でさっとゆでて塩抜きしてから使うのもひとつの方法です。
塩分が控えめで離乳食にも使いやすいものなら、アンパンマンひとくちはんぺんがおすすめ。
我が家でも大活躍で、細かく刻んで料理に混ぜたり、そのまま焼いて手づかみ食べに使ったりと重宝しました。
アンパンマンの形に興味を持って食べてくれることも多く、忙しい日の離乳食にかなり助けられた食材のひとつです。
子供向けの商品を選ぶ場合も、塩分量や原材料は必ず確認してから使いましょう。

②原材料やアレルギー表示を確認する

はんぺんには白身魚のすり身以外にも、卵白・山芋・小麦・でんぷんなどが使われていることがあります。
特に山芋や卵はアレルギーにつながる場合もあるため、初めて与える際は原材料表示をしっかり確認することが大切です。
また、メーカーによって使用している材料が異なるので、「前に食べたことがあるから大丈夫」と思っていても、別の商品では原材料が違う場合もあります。
初めて食べる時は、
・小さじ1程度から始める
・万が一に備えて病院が開いている平日の午前中に試す
・食後しばらく様子を見る
など、基本的なアレルギーチェックも忘れずに行いましょう。
心配な場合は、卵不使用やシンプルな原材料のものを選ぶと安心です。
アレルギーについてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
③大きさや食感に気をつける

はんぺんは見た目がやわらかいので安心感がありますが、実際は少し弾力があります。
そのため、大きめのまま与えると、赤ちゃんがうまく噛み切れず口の中に残ってしまったり、飲み込みにくくなったりすることも。
特に離乳食後期の食べ始めは、
・細かく刻む
・スープでやわらかく煮る
・他の食材と混ぜる
など、食べやすい状態にしてあげるのがおすすめです。
完了期になって手づかみ食べをする場合も、大きすぎるサイズは避け、一口で食べやすい大きさを意識しましょう。
実際に食べさせてみると、「思ったよりモゴモゴしていた」ということもあるので、最初はしっかり様子を見てあげて赤ちゃんのペースで進めると安心ですよ。
【月齢別】はんぺんの与え方

はんぺんはやわらかく食べやすい食材ですが、離乳食では月齢に合わせた大きさや調理方法で与えることが大切です。
特に離乳食後期は、噛む力や飲み込む力がまだ発達途中なため最初は小さめ・やわらかめを意識すると安心です。
また、完了期になると手づかみ食べにも活用しやすく、食事の幅も広がっていきますよ。
ここからは、月齢別のはんぺんの与え方やポイントを詳しく紹介します。
①離乳食後期(9~11ヶ月ごろ)

離乳食後期になると、舌でつぶすだけでなく、歯ぐきでモグモグ噛む練習が始まります。
はんぺんはやわらかいため比較的食べやすいですが、弾力もあるので最初は細かく刻んで与えるのがおすすめです。
目安としては、5〜8mm程度に小さくカットすると食べやすくなります。
最初は、
- ・スープに入れて煮る
- ・おかゆに混ぜる
- ・野菜あんかけに加える
など、水分のあるメニューにすると飲み込みやすく安心です。
また、はんぺん自体に塩分があるため、だしやスープはできるだけ薄味を意識しましょう。
後期の赤ちゃんは、食べムラが出てきたり、好き嫌いが少しずつ始まる時期でもあります。
はんぺんはふわっとした食感で比較的食べやすいので、「魚系をあまり食べてくれない…」という時にも取り入れやすい食材です。
ただし、最初は食べにくそうにモゴモゴすることもあるため、必ず近くで見守るようにしましょう。
②離乳食完了期(1歳~1歳半ごろ)

完了期になると、噛む力も少しずつ強くなり、大人に近い食事へ移行していく時期です。
この頃には、はんぺんを少し大きめに切ったり、焼いて手づかみメニューにしたりと、アレンジの幅も広がります。
おすすめなのは、
- ・スティック状にして焼く
- ・おやき風にする
- ・卵焼きに混ぜる
- ・小さく切って炒め物に加える
などのメニュー。
表面を軽く焼くと、外はほんのり香ばしく、中はふわふわで食べやすくなります。
また、自分で持って食べやすいので、手づかみ食べの練習にもぴったり。
「自分で食べたい!」という気持ちが強くなる時期なので、はんぺんを使うと食事がスムーズに進むこともありますよ。
ただし、完了期になっても塩分には注意が必要です。
チーズ入りや味付きタイプは味が濃い場合があるため、なるべくシンプルなはんぺんを選ぶのがおすすめ。
野菜や豆腐を混ぜることで、栄養バランスも整えやすくなります。
はんぺんは冷凍保存できる?

はんぺんは冷凍保存も可能です。
開封後は傷みやすいため、使い切れなかった場合は早めに冷凍しておくと安心ですよ。
特に離乳食では1回に使う量が少ないので、少しだけ余ってしまったり、忙しい日にすぐ使いたいという時にも冷凍しておくと便利です。
冷凍する際は、離乳食後期なら細かく刻み、完了期ならスティック状や一口サイズなど、赤ちゃんが食べやすい形にしておくのがおすすめです。
そのまま冷凍すると後から切りにくくなるため、先に使いやすいサイズにしておくとラクですよ。
カットしたはんぺんは、1回分ずつラップで包むか小分け容器に入れ、乾燥を防ぐためできるだけ空気を抜いて冷凍保存袋へ入れましょう。
また、はんぺんはそのままだけでなく、
- ・はんぺんスープ
- ・はんぺん入りおやき
- ・野菜あんかけ
など、加熱調理した後でも約1~2週間程度冷凍保存が可能です。
まとめて作って冷凍しておけば、忙しい日の離乳食作りもぐっとラクになりますよ。
長く保存すると風味が落ちたり、水分が抜けて食感が変わることがあるため、離乳食用はできるだけ早めに使い切るのがおすすめです。
はんぺんを使った簡単レシピ3選

はんぺんは、やわらかく調理しやすいため、離乳食に取り入れやすい食材です。
そのままスープに入れるだけでも使えますが、野菜や豆腐などと組み合わせることで、さらに栄養バランスのよいメニューになります。
また、焼いたり混ぜたりするだけで簡単にアレンジできるので、
「今日はたんぱく質どうしよう…」
「手づかみ食べできるメニューが欲しい」
「簡単に1品作りたい」
という時にも便利ですよ。
ここからは、離乳食後期〜完了期におすすめの、はんぺんを使った簡単レシピを紹介します。
①はんぺんと野菜のスープ

はんぺんを小さく刻み、にんじんや玉ねぎなどの野菜と一緒にだしで煮込むだけの簡単スープです。
はんぺんは加熱するとさらにふわっとやわらかくなるため、離乳食後期の赤ちゃんでも食べやすいのがポイント。
だしのうま味と野菜の甘みも加わることで口あたりがよくなり、魚が苦手な赤ちゃんでもおすすめですよ。
なかなか離乳食を食べてくれないときは、だしのうま味を加えることで、食べ進みがよくなることがあります。
だしについてや活用法については、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
②はんぺんおやき

つぶしたはんぺんに豆腐や野菜を混ぜ、丸く形を整えて焼くだけのおやき風メニューです。
外はほんのり香ばしく、中はふわふわ食感になるので、手づかみ食べにもぴったり。
豆腐を加えることでさらにやわらかくなり、赤ちゃんでも食べやすくなりますし、ほうれん草やにんじんなどを混ぜれば、野菜も一緒に摂れるのが嬉しいポイント。
冷凍保存もしやすいので、多めに作ってストックしておくのもおすすめですよ。
③はんぺん入り卵焼き

細かくしたはんぺんを卵に混ぜて焼くと、やわらかく仕上がるため、パサつきにくく、赤ちゃんでも食べやすい食感の卵焼きになります。
野菜のみじん切りを加えれば彩りもよくなり、栄養バランスもアップしますよ。
小さく切れば離乳食後期にも使いやすく、スティック状にすれば完了期の手づかみ食べにも活用でき、朝ごはんやお弁当メニューにも取り入れやすい、簡単アレンジレシピです。
まとめ

はんぺんは、やわらかく食べやすく、離乳食後期頃から取り入れやすい便利な食材です。
調理が簡単で、魚由来のたんぱく質を手軽に摂れるため、忙しい日の離乳食にも活躍してくれます。
スープに入れたり、おやきや卵焼きにアレンジしたりと使い道も幅広く、手づかみ食べメニューにも取り入れやすいのが魅力です。
一方で、塩分や、卵・山芋などの原材料には注意が必要です。
最初は少量から始め、月齢に合わせた大きさや調理方法を意識しながら、赤ちゃんの様子を見て進めていきましょう。
また、離乳食後期〜完了期になると、自分で食べたい気持ちが強くなり、手づかみ食べや食べこぼしも増えてきてママの負担も大きくなってきますよね。
そんな時期には、食べこぼし対策グッズを取り入れるのもひとつの方法です。
食べこぼしをしっかりキャッチしてくれるSAMOEの吸盤付きお食事エプロンもおすすめ。
こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

毎日の離乳食は大変なこともありますが、便利な食材やアイテムも上手に取り入れながら、赤ちゃんの「食べたい!」気持ちを楽しくサポートしていきたいですね。


