
離乳食が始まると、毎日使うことになるお食事エプロン。そんな必須アイテムだからこそ、赤ちゃんとママにとって、ベストな物を使いたいですよね。
離乳食が始まったばかりのママならお食事エプロン選びに迷っている方も多いのではないでしょうか?
お食事エプロンには様々な素材があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。どのエプロンを選ぶかで、毎日の離乳食の時間の快適さが大きく変わるんです。
そこで、この記事では3児の育児を経験してきた筆者が、全ての素材を使ってきた経験から、それぞれのメリット・デメリットを徹底解説していきます。
この記事を読み終える頃には、どの素材のお食事エプロンを、どんなタイミングで使うべきか分かるようになるかと思います。
育児でも大変なシーンの1つである離乳食のストレスが少しでも軽減できるような手助けになれば幸いです。
目次
お食事エプロンを選ぶなら素材がポイント!

お食事エプロンは赤ちゃんが食事中に毎日使用するアイテムです。だからこそ、素材の使いやすさや衛生的に保てるかは赤ちゃんとママにとって、とっても大切になってきます。
最初は「見た目が可愛いから」や「値段がお手ごろだから」という理由で、素材を無視して選びがちなお食事エプロン。
しかし、家庭のライフスタイルや赤ちゃんの性格にあった素材のお食事エプロンを選ぶことができれば、離乳食のストレスを一気に軽減することができますよ。
素材は赤ちゃんの安全性や快適性に大きな影響を与えます。毎日使う物だからこそ、使い心地と安全性のバランスを考えて選ぶ必要があるのがお食事エプロンです。
素材によって赤ちゃんの使い心地はガラッと変わる!

お食事エプロンは見た目は似ていても、素材が違うだけで驚くほど使い心地が変わるアイテムです。
素材によっては、以下のような特徴があげられます。
- ・吸水性
- ・撥水性
- ・素材の硬さ
- ・重さ
- ・乾きやすさ
どの素材が便利かは、赤ちゃんの性格や使うシーンによって大きく変わるというのが3児の育児で試してみた実感です。
私の第一子はあまりエプロンの素材を気にしない性格でしたが、第二子は質感が嫌だったのか布製エプロンしか付けてくれませんでした。兄弟でも性格によって好き嫌いがあるのがお食事エプロンです。
子ども一人ひとりの性格に合ったお食事エプロンを選ぶことで、離乳食の時間がガラッと変わるといっても過言ではありませんよ。
素材選びで失敗しないために知っておきたい4つのポイント

お食事エプロンは毎日使うものだからこそ「思っていたのと違った…」という失敗は避けたいですよね。実際に私も、布に染み付いた汚れを落とすのに苦労したり、シリコンの重さで子どもが嫌がってしまった経験があります。
そんな失敗を防ぐために、購入前に次のポイントをチェックしておきましょう。そうすることで、購入した後の公開を極力減らすことができますよ。
① 使用シーンをイメージする
- ・自宅メインなのか、外出先で使うのか
- ・毎日洗濯して乾かすのか、水洗いだけにしたいのか
② 赤ちゃんの好みや反応を考える
- ・よだれかけなどを嫌がる性格ではないか
- ・食べ物をこぼすことに抵抗があるかないか
③ お手入れ方法と時間を確認する
- ・洗濯機で毎日しっかり洗いたいか
- ・日ごろはザっと水洗いだけで気にならないか
- ・軽く拭くだけで再利用しても平気か
④ 安全性・快適性を重視する
- ・BPAフリーや食品衛生法の基準を満たしているか
- ・夏場は蒸れにくいか、冬場に冷たさを感じにくいか
この4つを押さえておけば、「安さやデザインだけで選んで失敗した…」という後悔をかなり減らすことができるでしょう。
それぞれの素材の特徴を理解して、ベストな選択をしておきましょう。
お食事エプロンの主な素材3種類を徹底比較

お食事エプロンの素材には、大きく分けて布、シリコン、ポリエステルの3種類があげられます。
ここからはそれぞれの素材の特徴と、実際に3児の育児で使用した筆者の感想を紹介していきます。
嫌がる子が少ないのが布エプロン

布のお食事エプロンは柔らかくて軽いため、嫌がる赤ちゃんは少ないです。とくに首回りのフィット感は、衣服で慣れているだけあって馴染みやすい赤ちゃんが多いでしょう。
一方、布タイプは汚れが浸み込みやすく、乾きが他の素材に比べて乾くのが遅いのが難点です。毎日使用するお食事エプロンが、まだ乾いていないとなると困ってしまいますよね。
私の子どもの場合、シリコンのお食事エプロンを嫌った子がいたので、布のお食事エプロンを一番重宝しました。
後片付けが大変でしたが、子どもが嫌がって離乳食を食べないほうが嫌だったので、デメリットについては目をつむっていました。
- ・メリット:肌ざわりに馴染みがあり嫌がりにくい&軽い
- ・デメリット:シミが取れにくい&毎回洗濯が必要で乾きにくい
お手入れがラクなのはシリコン

シリコンタイプは撥水性に優れ、汚れてもサッと水で流すだけで簡単にきれいになるのが最大の魅力です。
エプロンの下部に大きなポケットがついているものが多く、食べ残しをしっかりキャッチしてくれるので、後片づけがとってもラクになります。
一方で、シリコンの独特の触感と重さを嫌がる子どもがいるのもデメリットの1つです。
実際に私の子ども3人のうち2人は、シリコンの触感を嫌ったため、ほんの数回しか使えませんでした。シリコンを受け入れてくれるかどうかは、子どもの性格によって大きく左右されます。
- ・メリット:洗いやすく抜群の撥水性&後片付け簡単
- ・デメリット・重くて硬い独特の触感&かさばり持ち運びに不便
撥水が最大の魅力!ポリエステル

布とシリコンの”いいとこ取り”をしたような素材がポリエステルになります。軽くて扱いやすく、撥水加工のおかげで汚れもふき取りやすいのが特徴です。
外出時にもコンパクトにたためるので、持ち運びに便利です。我が家では外食に行く際はポリエステルのお食事エプロンを持参しています。
ただ、撥水加工が使っているうちに落ちていってしまうのが気になるところでした。数か月すると、撥水力が落ちて徐々にしみ込んでくるようになってしまい、表面の生地が剥がれてしまいました。
実際に我が家でも、ポリエステルエプロンを何枚か買い替えをしています。長く使おうと思う場合は別の素材を選ぶ方が良いでしょう。
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・メリット:軽くて乾きやすい&持ち運びに便利
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・デメリット:防水加工が劣化すると効果が薄れる&長期使用には不向き
すべての素材のいいとこどり!?SAMOEのお食事エプロン

これまでお食事エプロンの素材別にメリットとデメリットを紹介してきましたが、SAMOEのお食事エプロンを使うことで、ほとんどの悩みを解決することができます。
- ・ロング丈の裾が食べこぼしをキャッチ
- ・服の汚れもカバーして後片付けが簡単
- ・洗濯機で丸洗いOK
- ・撥水素材と防水素材で服に浸み込まない
- ・丈夫な生地で型崩れやほつれが起きにくく長持ち
SAMOEのお食事エプロンは、これまで紹介してきた素材別のデメリットを解消してくれる逸品です。
グッドデザイン賞を獲得しているデザインだけあって、親も子も心が躍る見た目となっています。赤ちゃんもSAMOEのお食事エプロンを付けると、喜んで”ごはんモード”に切り替わってくれますよ。
SAMOEのお食事エプロンのような「テーブルクロス一体型お食事エプロン」について、詳しく解説してある記事がありますので、気になる方はこちらの記事も参考にしてくださいね。
どの素材を選ぶ?シーン別おすすめを紹介

お食事エプロンを実際使ってみると、素材ごとに得意・不得意があることが分かりました。
「どこで使うか」「どんな子に使うか」を考えて選ぶと失敗しにくくなるでしょう。ここではシーン別におすすめの素材を紹介していきます。
家で毎日使うならシリコン素材

自宅で毎日しっかり使うなら シリコンタイプ がおすすめです。
食べこぼしをキャッチするポケット付きのものが多く、片付けが圧倒的にラクになります。汚れがたまりやすいカレーやケチャップ料理の日も、水で流すだけで清潔感を保つことができるのもポイントです。
外出や旅行先で便利なのはポリエステル

持ち運びやすさを重視するなら ポリエステルタイプがおすすめです。
軽くてコンパクトに折りたため、カバンの中でもかさばりません。外食や旅行先でサッと使いたいときに便利です。拭くだけで清潔にできるので、すぐに次の予定に移れるのもポリエステルタイプのメリットとなります。
洗濯のしやすさ・片付けやすさで選ぶなら布エプロン

敏感肌の赤ちゃんや、まだ月齢が小さく食べこぼしの量が少ない時期は布タイプがおすすめです。
やわらかい肌触りで違和感が少なく、エプロンを嫌がる子でも受け入れやすいでしょう。デザイン性が高いものが多く、写真映えするのも嬉しいポイントです。赤ちゃんもお食事タイムで心が躍ると、食が進んでくれる印象があります。
まとめ

お食事エプロンは、毎日使うからこそ「素材選び」がとても大切です。
布・シリコン・ポリエステル、それぞれにメリットとデメリットがあり、どれが正解かは赤ちゃんの性格や家庭のライフスタイルによって変わってきます。
- ・布 ⇒肌に優しく、敏感肌の子に
- ・シリコン ⇒片付けを時短したい家庭に
- ・ポリエステル ⇒外出先での使用や旅行用に
私自身も、すべての素材を試してみましたが、「状況によって使い分けるのが一番ラク」という結論にたどり着きました。
毎日の食事が少しでも楽になれば、ママも赤ちゃんも笑顔の時間が増えることでしょう。ぜひ、ご家族に合った素材を見つけて、ストレスのないお食事タイムを過ごしてくださいね。
