
「お食事エプロンって、名前どこに書けばいいの?」
保育園の入園準備をしていたとき、意外と悩んだのがこの問題でした。
エプロンって、素材も形も本当にバラバラですよね。
布のもの、シリコンのもの、ラミネート加工、ポケットの形も違う…。
私は、入園前に5〜6枚まとめて買ったのですが、「どこに書くのが正解?」と毎回悩んでいました。
しかも保育園の先生に聞いても、
「どこでも大丈夫ですよ〜」
と言われることが多いんです。
でも、“どこでも良い”と言われるほど、余計に迷うんですよね。
この記事では、“見やすくて、消えにくくて、先生にも喜ばれる位置”を実体験を元にお伝えしていきます。
目次
名前は“前から見える位置”が正解

“見やすくて、消えにくくて、先生にも喜ばれる位置”について実体験を元にお伝えしていきますね。
先に結論をお伝えすると、いろいろ迷走した私が最終的にたどり着いた答えは、「保育園で先生が一番見やすい位置」= 前面のどこかでした。
これを意識すると、名前探しのストレスがゼロになります。
実際に、先生からも「前に名前があるとめちゃくちゃ分かりやすくて助かります!」と言われたので間違いないと思います。
素材別|名前を書くベストな位置

お食事エプロンにはいろいろな素材があります。
実は、素材によっても名前を書くベストな位置が変わってくるんです。
それでは、以下にて素材別に説明していきますね。
ぜひ、参考にしてみてください。
布製エプロン(綿・ポリエステル)

私が実際に保育園で子どもに使わせていた素材で一番多かったのは、布エプロンです。
それぞれ、メリット・デメリットがあるので、以下にて説明していきますね。
メリット:軽くて肌ざわりがよい。
デメリット:防水性が低く、汚れがつきやすい。洗濯後の渇きが悪い。
そんな布製エプロンの名前を書くベストな位置は、前面ポケットの外側でした。
なぜなら、
・先生から見えやすい
・デザインの邪魔になりにくい
といった理由があるからです。
この場所は、親も書きやすいし、先生にとっても見やすくてうれしい位置なんですよ。
シリコン素材

これは私の経験談になりますが、私の子どもが通っていた保育園では、シリコンエプロンはNGだったこともあり使っていません。
ほかの保育園でもシリコンエプロンの使用がNGのところが多い場合もありますので、使いたい場合は事前に保育園に確認しておくことをおすすめします。
シリコンエプロンのメリット・デメリットとしては以下があげられます。
メリット:耐久性が高い。汚れがとれやすい。
デメリット:重くて、かさばる。
なお、シリコンエプロンの名前を書くベストな位置は、胸の平らなところ+タグがおすすめです。
なぜなら、
・平らで書きやすい
・先生からも見えやすい
といった理由があるからです。
なお、シリコンタイプのお食事エプロンは油性ペンで書くと消えにくいですよ。
ビニール・ナイロン素材

ビニール・ナイロン製のお食事エプロンはつるつる素材で、布エプロンよりは名前を書きやすいのが特徴です。
ビニール・ナイロン製のお食事エプロンのメリット・デメリットは以下があげられます。
メリット:軽い。洗濯後、乾くのが早い。
デメリット:長く使うとカビが生えやすい。
なお、ビニール・ナイロン製の名前を書くベストな位置は、胸上~胸あたりがおすすめです。
なぜなら、胸下あたりに書くと食べこぼしの油などで徐々に薄くなる場合があるからです。
もし、お食事エプロンの素材選びに迷っている方がいたら、はこちらの記事も参考にしてみてください。
名前はなにで書く?3つの方法

いざ、名前を書かないといけないなと思っても、何で書くのが一番いいのか悩みますよね。
消えたら毎回書き直すのもめんどくさいし、長く使えたらいいなと私も思います。
そこで、名前を書く方法とそれぞれの特徴を紹介します。
① 油性ペン

お食事エプロンに名前を書くときに、一番安定して使えるのが油性ペンです。
油性エプロンでお食事エプロンに名前を書くメリットとしては以下があげられます。
・にじみにくい
・すぐ書ける
・どの素材にも書ける
なので、迷ったら油性ペンで大丈夫です。
ただし、シリコンは比較的薄れやすいので注意しましょう。
② お名前シール

お名前シールは、見た目が一番キレイにできます。
貼るだけでラクですし、字を書くのが苦手な方におすすめです。
なお、布エプロンやビニールナイロン製に貼ると長持ちします。
シリコンのお食事エプロンは貼っても端から浮きやすいことがあるので、注意が必要です。
③ お名前スタンプ

お名前スタンプもお食事エプロンに名前を書く方法としてはおすすめです。
私自身、保育園グッズに名前を書くときに重宝しています。
お名前スタンプはインクをつけて押すだけなので、かなり時短になりますし、文字も揃うので読みやすく見た目もいいです。
ただし、柄の上に押すと名前が見づらくなるので、無地部分に押すことをおすすめします。
先生を助けるのは“見える記名”

私が子どもを保育園に入園させてから気づいたのですが、保育園の先生って、エプロンを本当に大量に扱います。
先生がエプロンを大量に扱うタイミングとして、例えば以下があげられます。
・食事前に配る
・食後に全部軽く拭く
・子どもごとに仕分ける
そのため、名前が“前に大きく書いてある”だけで、先生の作業時間が大幅に減ります。
実際、ある先生に
「前に大きく名前を書いてくれるのありがたいです!すぐわかります!」と言われて、
「あ、やっぱり前に書いてよかったんだ」と実感しました。
写真に名前が写るのが気になる場合

私の子どもが通っていた保育園は、定期的にカメラマンを呼んで、アプリで園児の様子を写真で共有してくれます。
写真を共有するアプリは、園にかかわるたくさんの方が見ます。
なので私は、プライバシーの観点から名前を完全に前面ど真ん中に大きく書くのは避けています。
そんな時に、おすすめの方法は、以下です。
✔ 前面の右下 or 左下に小さめに
✔ タグにフルネーム
✔ 前面は下の名前だけ(ひらがな)
このやり方だと、
・先生は見える
・写真には写りにくい
・情報も守れる
というバランスの良い書き方になります。
お食事エプロンの記名の手順

私の経験談から、お食事エプロンを買って名前を書いて使用するまでにやった方がいい手順を紹介します。
1. エプロンの素材をチェック
2. どこが摩擦で消えやすいか触って確認
3. 前から見える位置を優先
4. 油性ペン or シール or スタンプを選ぶ
5. とりあえず一回洗ってみる
6. 色落ちチェックしてから量産
7. 月1で名前の薄れをチェック
私はこの手順でお食事エプロンに記名しはじめてから、名前問題で困ることはほぼなくなりました。
【体験談】名前を書く場所で失敗した経験

実は、私はお食事エプロンの名前つけで、3回失敗しました。
悩みに悩んで名前を書きましたが、一発で成功とはならず….
どうして失敗したのか、その経験談をお伝えします。
失敗1:「探すの大変でした」と言われた

1つ目の失敗談として、保育園の先生に、「名前がどこに書いてあるかわからなくて、探すの大変でした」と、言われたことでした。
補足ですが、お食事エプロンにはネームタグと言って、名前を書く専用のタグがついてることがあるんです。
私は、ネームタグと呼ばれているんだからそれにさえ書けば十分だなと思っていたのですが、保育園で以下のように言われました。
・とにかく名前が“前”にある方が助かる
・ネームタグは見つけにくい
・準備のときにネームタグを見つけるのに時間がかかる
これらの話を聞いたときに、「(名前を書く位置)どこでもよくないじゃん」とは思いました。
ですが、実際に使っているところを想像してみると、
たしかに先生1人に対して何人も子どもを相手にしていたら、ネームタグを探す時間すら惜しいなと思ったんです。
失敗2:柄と同化して名前が読めない

2つ目の失敗は、一面にかわいい柄の入ったお食事エプロンにしたら、柄と同化して名前が読みにくくなったことです。
柄の上に名前を書くと、読みにくいし、洗濯するたびに薄くなるし、いいことなしでした。
結局、書き直して複数の場所に名前が書いてあるお食事エプロンになってしまいました。
失敗3:名前シールを貼ったらすぐ剥がれる

3つ目の失敗は、名前シールがすぐに剥がれてしまったことでした。
私は、名前シールって貼り付けるだけだからラクだなと思ったんです。
ですが、布エプロンに実際に名前シールを貼って洗濯するとすぐに剥がれてしまいました。
ラクしようとせず、初めからマジックで書けばよかったと二度手間になって気づきました。
これらの失敗から、「名前は見やすいところに、素材に合った方法で書く」という基本に気づきました。
まとめ|お食事エプロンの名前はどこに書くべき?

私の実体験から、お食事エプロンの名前を書く場合は以下を気を付けることをおすすめします。
・前から見える位置
・ポケット付きなら“ポケット外側”
・シリコン製は胸のフラット部分
・タグは補助的に使う
・写真が気になるなら前面は下の名前だけ
最初は迷いまくったお食事エプロンの記名ですが、いったん「自分のルール」が決まると本当にラクになります。
入園準備の中でも、お食事エプロンは毎日使う大事なアイテムです。
この記事が、あなたのストレスを少しでも減らせたら嬉しいです。

