
離乳食期に毎日のように食べるおかゆは、
「もっと手軽に時間をかけずにできないかな」
「米粉でおかゆって作れるの?」
と考えるママも多いのではないでしょうか。
今回は、離乳食アドバイザーの視点から、米粉とおかゆの関係、安全な使い方、そして便利なベビーフードまで詳しくお伝えします。
目次
1.米粉はおかゆになる?

結論から言うと、
一般的に販売されている米粉は、いわゆる「生」の状態。生のうるち米を洗浄・乾燥し、粉砕したものです。
つまり、小麦粉と同じく「加熱していない状態」の粉になります。
そのため、
・そのままお湯をかけるだけ
・溶かして混ぜるだけ
といった使い方では、離乳食のおかゆとして赤ちゃんに食べさせることができません。
赤ちゃんは消化機能が未熟なため、加熱が不十分な状態で与えるのは避けて、しっかりと火を通して使うことが大切です。
2.米粉を離乳食に使うメリット

そのままでは使えない米粉ですが、正しく使えばとても便利な食材です。
・短時間で作れる
・なめらかに仕上がる
・少量ずつ作りやすい
といったメリットもあります。
特に「今すぐ少しだけ作りたい」というときには便利。炊いたおかゆをすりつぶす手間もありません。
ただし、先ほどもお伝えした通り、加熱調理が必要です。
3.米粉でおかゆを作る場合

ここでは、米粉でおかゆを作る方法と注意点についてお伝えします。
(1)作り方

おすすめなのは、鍋でじっくり加熱する方法です。
[材料]
・米粉 小さじ1
・水 50〜70ml(10倍がゆ程度の固さ)
[作り方]
1. 鍋に水と米粉を入れる
2. ダマにならないよう、火をつける前によく混ぜる
3. 弱火〜中火で加熱しながら、絶えずかき混ぜる
4. とろみがつき、沸々としてから、さらに3分加熱
ポイントは、必ず沸騰させること。
透明感が出て、とろっとしてきたら火が通っています。
月齢に合わせて水分量を変えれば、とろとろ~ぽってりといった具合に調整が可能です。
(2)注意点

米粉のおかゆを作るときの注意点は3点あります。
まず、米粉と水を混ぜ合わせたら、ダマがなくなるまでよく混ぜておくことです。
次に、途中で放置するとダマになったり、焦げたりするため、混ぜ続けるのがコツです。
弱火~中火で5分以上、透明感が出るまでしっかり加熱します。
最後に、電子レンジでの調理についてです。
インターネットで調べると、電子レンジで米粉のおかゆを作る方法が載っています。
ですが、特に少量で作る場合は、突沸しやすいためおすすめできません。
筆者が試しに作ってみたところ、2回とも突沸してしまいました。
ダマにもなってしまい、食感も悪かったので、何度も時間を調整しながらやり直す手間を考えると、鍋の方が簡単にできると思います。
4.おすすめベビーフード5選

米粉のおかゆについて紹介してきましたが、米から炊くより所要時間は短いものの、鍋を見ながらかき回し続けなければいけない手間があります。
おかゆを作るときは、ほったらかしで大丈夫で、失敗しにくい炊飯器での調理が楽でおすすめですので、以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
ただ、赤ちゃん用のおかゆを炊くのを忘れてしまったり、炊飯器での調理もめんどくさかったりすることってありますよね。
そんなときにおすすめなのが、ベビーフードです。
おかゆのベビーフードは、加熱不要でそのまま食べられるものもあるので、手軽なのに安心して使えます。
また、パウチ・瓶・パック・フレーク・粉末タイプのものがあり、バリエーション豊富です。
ここでは、それぞれタイプ別の特徴とおすすめのベビーフードをご紹介します。
(1)パウチタイプ

パウチタイプは、電子レンジや湯銭で温めることもできますし、そのままでも食べられる商品があります。もっとも手軽に扱えるため、災害用の備蓄としても良いですね。
手で持つと安定せず、短めのスプーンだと食べさせにくいパウチタイプですが、百均などで売っているパウチスタンドとロングタイプのスプーンを併用すると食べさせやすくなりますよ。
①地球畑 オーガニックベビーフード 有機米のおかゆ
鹿児島県産有機米を使用したシンプルなおかゆです。離乳食初期から使える商品です。
添加物・着色料・化学調味料は一切使用しておらず、有機JAS認証を取得しています。
②TOPVALU fun fun smile 国産オーガニック米を使用したおかゆ(10倍がゆ)
イオンで購入できるパウチタイプのおかゆ。有機うるち米を使用しています。
商品名にある通り、国産のオーガニック米を使用して作られているおかゆです。
また、10倍がゆの他に、5倍がゆも販売されています。

fun fun smile 国産オーガニック米を使用したおかゆ
(2)瓶タイプ

そのままでも美味しくいただくことができますが、瓶から出して電子レンジで加熱することができます。
おでかけ時にスプーンで食べさせやすいのがメリットです。
①ofukuro 有機米とろとろ野菜おじや
国産有機素材と食品添加物無添加にとことんこだわった国産素材100%ベビーフードです。
塩や砂糖など余分な味付けはせず国産有機米と有機野菜スープのみで煮込んだポタージュ状の仕上がりになっています。
(3)パックタイプ

パックに入っていて、電子レンジで加熱して食べることができます。
停電時など電子レンジが使えない場合でも、商品によっては湯せんで温められるものがあります。
①ピジョン 赤ちゃんのやわらかパックごはん
電子レンジで50秒、炊き立ての美味しさが広がります。
国産コシヒカリと北アルプスの天然水を使用しており、原材料はこれだけ。
7ヶ月頃から、9ヶ月頃から、12ヶ月頃から、1才6ヶ月頃からと、4種類から選ぶことができます。
食べる量も増えていくため、12ヶ月頃からは90g、1才6ヶ月頃からは120gと増量されているのも嬉しい点です。
(4)フレークタイプ

フレーク状に加工されたものです。加熱不要で、お湯でとくだけで使えるタイプです。
なので、「おかゆを作るの忘れちゃった!」という時でも、サッと食事を用意することができ、非常に便利です。
少し粒感が残りますが、初期から与えることができます。
①NEWGREEN とろける白米
国産有機米100%使用した、10秒混ぜるだけのかんたんおかゆです。保存料・香料・着色料・食塩・化学肥料・農薬は不使用。
栄養を損なわない特殊製法で、お米の栄養と美味しさはそのまま。また、膨化加工により、赤ちゃんでも消化に負担がかからないパフ状になっています。
お湯より時間はかかるものの、お水や育児用ミルク、スープと混ぜても使えるため、非常食にも便利です。
そのまま食べられるというメリットがあり、スープにいれてリゾットにしたり、シリアル風にしたり、おかゆ以外の食べ方も紹介されています。
(5)粉末タイプ

フレークタイプと似ていて、こちらも加熱不要でお湯でとくだけです。粉末タイプは、仕上がりがなめらかなのが特徴です。
①まつやのおかゆ 白米
お湯だけでなく、お水でも可能という便利な商品。お湯やお水の量でやわらかさの調節も可能です。
国産米を使用しており、保存料・pH調整剤・酸化防止剤・香料・着色料は使用していません。
白米だけでなく、10種の野菜ミックスやとりと野菜のおかゆなど、全7種類のラインナップも嬉しい商品です。
5.まとめ

一般的な「米粉」は、お湯をかけるだけでは、おかゆとして食べることができないため、加熱調理をしてから赤ちゃんにあげるようにしましょう。
「今日は時間がないな…」という日は、赤ちゃん専用のおかゆフレークを頼るのも大切な選択です。
離乳食は、頑張りすぎないことが続けるコツです。
赤ちゃんのペースに合わせて、ママも心地よく続けられる方法を選んでくださいね。






