
食べこぼしなどの汚れ防止におすすめのお食事エプロン。
カビが生えたとき、「カビキラーを使えば落ちるのでは?」と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、お食事エプロンにカビが生えたとき、浴室用のカビ取り剤をそのまま使うのはおすすめできません。
まずは、洗濯表示やメーカー案内を確認し、衣類に使えるお手入れ方法でお手入れすることが大切です。
この記事では、お食事エプロンにカビが生える原因、カビキラー使用前に知っておきたい注意点、素材に配慮したお手入れ方法、カビ予防のコツをわかりやすく解説します。
目次
お食事エプロンにカビキラーは使える?

お風呂掃除などで使うカビキラーは、強力にカビを落とす洗剤として知られています。
そのため、お食事エプロンにカビが生えたときに「これを使えばきれいになるのでは?」と考える方も多いと思います。
ただ、赤ちゃんが使うお食事エプロンの場合、強い洗剤を使っても問題ないのか、心配に思う方も多いですよね。
ここでは、カビキラーの使用について知っておきたいポイントを解説します。
基本的にはおすすめされていない

結論から言うと、お食事エプロンに浴室用のカビ取り剤を使うのはおすすめできません。
カビキラーは本来、浴室などの掃除用に作られた製品で、衣類やベビー用品への使用を前提としたものではありません。
まずは、洗濯表示を確認し、衣類に使える洗剤・漂白剤の範囲でお手入れするのが安全です。
素材によっては傷むことがある

お食事エプロンには、ビニール・ポリエステル・シリコン・布などさまざまな素材があります。
素材によっては、塩素系洗剤によってダメージを受けてしまうことがあります。
例えば、プリントがあるエプロンは色落ちする可能性がありますし、布素材の場合は生地が傷んでしまうこともあるんです。
カビキラー使用前に確認したい2つのこと

お食事エプロンにカビが生えたとき、強力な洗剤を使う前に、必ず確認しておきたいポイントがあります。
それが「洗濯表示」と「メーカー案内・素材」の2つです。
この2つをしっかり確認しておくことで、エプロンを傷めてしまったり、思わぬトラブルを防ぐことにつながります。
ここからは、それぞれの確認ポイントについて詳しく解説していきますね。
①洗濯表示

漂白剤を使う前に、まず洗濯表示を確認しましょう。
洗濯表示の三角マークがどうなっているかを確認すれば、漂白剤が使えるかどうかが一目でわかります。
![]() | 塩素系漂白剤:OK 酸素系漂白剤:OK |
![]() | 酸素系漂白剤:OK 塩素系漂白剤:NG |
![]() | 塩素系漂白剤:NG 酸素系漂白剤:NG |
洗濯表示の見方については、以下の記事でより詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
②メーカー案内・素材

洗濯表示とあわせて確認したいのが、メーカーの取扱説明や素材です。
お食事エプロンは見た目が似ていても、使われている素材や加工によってお手入れ方法が大きく異なります。
メーカー公式サイトやタグには、「使用できる洗剤」「避けたほうがいいお手入れ方法」などが記載されていることが多いので、一度確認しておきましょう。
お食事エプロンは、赤ちゃんの肌に触れるものなので、安全性の観点からも、推奨されている方法でお手入れすることをおすすめします。
お食事エプロンにカビが生える3つの理由

「ちゃんと洗っているのに、なぜカビが生えるの?」
お食事エプロンは食べこぼしや水分がつきやすいため、汚れや湿気が残ったままだとカビの原因になることがあります。
ここでは、カビが発生する主な原因を解説しますね。
①食べこぼしが栄養源になる

お食事エプロンは、食べこぼしを受け止める役割があります。
そのため、ごはんやパン、ミルク、ソースなどさまざまな食べ物が付着します。
こうした食べ物のカスは、カビにとって栄養源になります。
しっかり洗ったつもりでも、ポケットの奥や縫い目に少し残っているだけで、そこからカビが繁殖することがあるんです。
②湿気が残りやすい

カビが発生しやすい主な理由の2つ目は、湿気が残りやすいことです。
カビは湿気の多い環境を好みます。
お食事エプロンは洗ったあとに水分が残りやすく、乾ききる前に畳んでしまうとカビが生えやすくなります。
特に以下のような状況はカビの原因になりやすいです。
・洗ったあとすぐ収納する
・保育園バッグに入れっぱなし
・乾く前に袋に入れる
こうした湿った環境が続くと、カビが一気に増えてしまいます。
③ポケット部分が乾きにくい

カビが発生する原因の3つ目は、お食事エプロンのポケット部分にあります。
ポケット付きのエプロンは食べこぼしをキャッチしてくれるのでとても便利です。
ただ、このポケット部分は水分や食べカスが溜まりやすく、乾きにくい場所でもあります。
洗ったあとに水が溜まったままだったり、汚れが残っていたりすると、そこからカビが生えてしまうことがあります。
ポケット部分は特に丁寧に洗うことが大切ですよ。
お食事エプロンのカビ・汚れを落とす3つの方法

カビが生えてしまっても、軽いカビであれば家庭で落とせる場合があります。
いきなり強い洗剤を使う前に、まずは基本的な方法を試してみるのがおすすめです。
ここでは、お食事エプロンのカビを落とす代表的な方法を紹介します。
①お酢を使ってつけ置きする

汚れ対策の一例として、お酢を使ったお手入れ方法があります。
使い方も簡単で、水1Lに対し、お酢(穀物酢)を大さじ1~2加え、30分程度つけ置きして、あとは洗濯機で洗濯すればOKです。
しかし、お酢を使ったお手入れは、素材によっては適さない場合があります。
また、必ずしも効果があるというわけではありません。
赤ちゃんが使うお食事エプロンの場合、まず洗濯表示とメーカー案内を確認し、衣類用洗剤や酸素系漂白剤など、表示に合った方法から試す方が安全です。
②酸素系漂白剤を使う

2つ目は、酸素系漂白剤を使用する方法です。
つけ置きするだけで、カビや黄ばみが落ちることもあります。
基本的な使い方は以下のとおりです。
1. 40〜50℃のお湯に漂白剤を溶かす
2. エプロンを1〜2時間つける
3. そのあと洗濯する
軽い汚れや初期の変色であれば、改善が見られることもあります。
ただし、酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤より衣類に使いやすい一方で、使えない素材や加工もあります。
防水・撥水などの特殊加工品や漂白禁止の表示があるものには使えない場合があるため、必ず表示を確認しましょう。
③つけ置き用洗剤を使う

漂白剤が使えない素材では、洗濯表示に合ったつけ置き用洗剤を使う方法もあります。
製品ごとの使用方法と対応素材を確認して選びましょう。
市販のつけ置き用洗剤の中には、衣類にも使いやすいタイプもあります。
その一例として、Rinenna(リネンナ)というつけ置き用洗剤があります。
使い方がとても簡単で、ぬるま湯でRinennaを溶かして、その中に数時間ほどエプロンを入れておきます。
そのあとは洗濯機でいつも通り洗濯すれば完了です。
軽いカビであれば繰り返し洗濯をすることで落ちる場合がありますよ。
塩素系漂白剤と酸素系漂白剤の違い

漂白剤には、大きく分けて「塩素系」と「酸素系」の2種類があります。
それぞれ特徴が大きく異なるため、お食事エプロンに使う前に違いを知っておくことが大切です。
■ 塩素系漂白剤
・漂白力が強く、カビや黒ずみをしっかり落とす
・白物向け(色柄物は色落ちしやすい)
・ツンとした強いにおいがある
・生地やプリントを傷める可能性がある
・ベビー用品には慎重な使用が必要
■ 酸素系漂白剤
・塩素系よりも作用がやさしい
・色柄物にも使える場合が多い
・においが少なく扱いやすい
・軽いカビや黄ばみ、におい対策に向いている
・日常的なお手入れに取り入れやすい
このように、しっかり落としたい場合は塩素系、やさしくケアしたい場合は酸素系と使い分けるのが基本です。
ただし、汚れを落とす成分が強い分、リスクもあることは覚えておきましょう。
ただし、お食事エプロンの場合は素材や加工によって使えないこともあるため、必ず洗濯表示やメーカー案内を確認してから使用するようにしましょう。
お食事エプロンのカビを防ぐコツ3選

お食事エプロンのカビ対策で一番大切なのは、実は予防です。
日々の使い方を少し工夫するだけで、カビが生えるリスクを大きく減らすことができます。
ここからは、お食事エプロンのカビを予防する方法を紹介しますね。
①使ったらすぐ洗い、しっかり乾燥させる

食べ終わったあとは軽く水で流すだけでも、食べカスが残りにくくなります。
そのあと洗剤で洗うことで、汚れが蓄積しにくくなりますよ。
ご飯粒がカピカピになってとれない…なんて食器洗いのストレスもなくせます。
また、カビを防ぐためには乾燥もとても重要です。
洗ったあとは風通しの良い場所でしっかり乾かしましょう。
ポケット部分は裏返して干すと乾きやすくなりますよ。
②複数枚でローテーションする

同じエプロンを毎日使うと、乾く前にまた使うことになりがちです。
その状態が続くと湿気が残りやすくなります。
3〜5枚ほど用意してローテーションすると、しっかり乾燥させることができますよ。
③カビが発生しにくい素材を選ぶ

そもそも、カビが発生しにくいお食事エプロンの素材を選ぶことも大切です。
お食事エプロンの素材は主に、布タイプ・ナイロンタイプ・シリコンタイプがあります。
それぞれの特徴は以下のとおりです。
布タイプ:軽い、肌ざわりがいい、吸水性がある。
ナイロン・ポリエステルタイプ:撥水性が高く、軽い。
シリコンタイプ:水を弾きやすく、お手入れしやすい一方で、重さや質感の好みは分かれる。
吸水性のある布タイプのお食事エプロンは、乾きにくく、しっかり乾燥させないとカビが生えてしまう場合があります。
これに対して、ナイロン・ポリエステルタイプやシリコンタイプは撥水性が高いため乾きが早く、お手入れがしやすいです。
布タイプでも乾きやすい商品もありますので、購入前に確認してみてくださいね。
毎日使うお食事エプロンは、デザインだけでなく、お手入れのしやすさも大切です。
汚れが落としやすく、乾かしやすい素材かどうかを確認して選ぶと日々の負担を減らしやすくなります。
SAMOEのお食事エプロンも、お手入れのしやすさを意識した設計になっています。
気になる方は、ぜひ公式サイトをのぞいてみてくださいね。

また、お食事エプロンの素材選びに迷っている方は、以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ

お食事エプロンにカビが生えてしまうと、どうやって落とせばいいのか悩みますよね。
カビキラーはカビを落とす力が強い洗剤ですが、本来は掃除用の洗剤です。
赤ちゃんが使うお食事エプロンに使う場合は、慎重に判断する必要があります。
基本的には、カビキラーの使用は避け、どうしても汚れが気になる場合はメーカー確認のうえ、慎重に検討しましょう。
そして何より大切なのは、カビを生えにくくすることです。
使ったあとに軽く洗いしっかり乾かすこと、複数枚をローテーションすること、素材選びをすること。
こうした習慣を続けることで、お食事エプロンを清潔に保ちやすくなります。




