
こんにちは。
4児ママでSAMOE株式会社 代表の左官萌美です。
私は4人の子どもを育てる母で、今まさに4人目の離乳食期真っ只中です。
長男のときは、初めての子育てということもあり、離乳食の本やネットに書いてある「月齢通り」に進めることが正しいと思っていました。
でも、4人の子育てと乳幼児食指導士の学びを通して気づいたことがあります。
それは、離乳食で本当に大切なのは、月齢よりも「お口の発達」を見てあげる、ということでした。
そのため、この記事では4人の子育て経験と乳幼児食指導士として学んだことを交えながら、離乳食の進め方についてお伝えします。
目次
離乳食を始めるサインは、月齢だけじゃない

私も1人目のはじめての離乳食の時は、「6ヶ月になったから始めなきゃ」と月齢だけに縛られて考えていたのですが、実は、赤ちゃんの口の発達状況や様子を見て離乳食をスタートする方法もあります。
「じゃあどんな発達状況や様子だったの?」と思いますよね。
それが以下のようなサインです。
・ひとりでお座りができる、もしくは支えてあげればしっかり座れる
・よだれの量が増えて、口をもぐもぐさせる動きが出てくる
・大人が食べてるものを見て、欲しそうな仕草をする
上記のようなサインが見られたら、離乳食をスタートするサインとして初めて見ると良いかと思います。
ちなみに、うちの長男のときは「6ヶ月になったから」で始めたのですが、今思えばこのサインを見てから始めるほうが、赤ちゃんの発達に合わせて、自然に進められたのではないかなと今となっては感じてます。
お口の中の発達状況で見る、進め方の目安

ここが、今回の記事の中で一番お伝えしたいところで、
月齢はあくまで目安として参考にしつつ、本当に見るべきポイントが、子どものお口の動きです。
離乳食の口の動きは、舌の動きが「前後」→「上下」→「左右」へと広がり、それに伴って唇やあごの動きも連動していく流れになっています。
ざっくり言うと、初期は「ごっくん」、中期は「もぐもぐ」、後期〜完了期は「かみかみ」に近づきます 。
口の中の成長や動き、発達状況によって食べられるものも変化していくため、このポイントを知ると、離乳食がさらに楽しく、心がふっと軽くなるんじゃないかなと思います。
離乳食初期(ゴックン期)の目安

離乳食初期においては、口に入れたものを舌で前から後ろに送って、ゴックンと飲み込めるかどうかが重要です。
まだ舌は前後にしか動かせない時期なので、ペースト状のものを少しずつ受け入れていく段階になっています。
口からべーっと出てしまうことが多いのも、舌がまだ上手く使えていないだけで、嫌がってるわけじゃないことも多いんですよ。
離乳食中期(モグモグ期)の目安

離乳食中期になると、舌が上下に動くようになって、舌と上あごでつぶす動きができるようになってきます。
口の動きとしては、口角が左右同時に伸びるような動きが出てくる頃です。
豆腐くらいの柔らかさの粒があるものを、もぐもぐしながら食べられるようになってきます。
ペースト状のものをずっとそのまま続けていると、この「つぶす練習」の機会が減ってしまうので、口の動きを見ながらタイミングを見て、ステップアップさせてあげるのが大事だなと思います。
離乳食後期(カミカミ期)の目安

舌が左右にも動くようになって、歯ぐきで噛む動きが出てきたら離乳食後期にステップアップするサインです。
バナナくらいの柔らかさを、歯ぐきでカミカミできるようになってきます。
口の動きとしては、片側ずつ唇や口角を動かして食べる感じが出てきますよ。
離乳食完了期の目安

奥の歯ぐきでしっかり噛めるようになって、手づかみでいろんな形のものにも自分から挑戦したくなってくる時期が離乳食完了期。
一口の量も自分で調整できるようになっていきます。
また、口を左右交互に使って、より「かみかみ」らしい口の動きになっています。
月齢はあくまで目安で、お口の動きが追いついていなければ前のステップをもう少し続けていいし、逆にお口の動きがしっかり育っていれば、月齢に縛られず次の形状を試しても大丈夫。
これを知ってるだけで、離乳食の進め方への不安はかなり減るのではないかなと思います。
長男のときの試行錯誤、今思うこと

長男は初めての子育てということもあり、本当に本やネットの情報だけが頼りでした。
お口の発達なんて全然知らなかったので、書いてある月齢通りに進めても、食べムラもたくさんあったし、離乳食をうまく楽しめない時期もありました。
でも、今振り返ると、食べムラの原因は一つじゃなくて、好みや食感、舌触り、温度、大きさ、味、お口の発達状況など、いろんな要素が重なってたんだろうなと思います。
赤ちゃんって本当に感覚が敏感で、うちの子は冷凍したご飯の食いつきがあまり良くなかった経験もありました。
今思うと、それは多分炊き立てご飯との味の違いや、冷凍ごはんのニオイなど、色んな要素を敏感に感じ取っていたからなのかもな、とも思います。
あと、4人育ててきて思うのは、やっぱり作ったばかりのご飯は、子どもも親もおいしく感じるということでした。
ただ働きながら、4人の子どもの離乳食を毎回イチから手作りする余裕は正直なくて。
当時はベビーフードも試しましたが、長男はあまり受け付けず、素材のいいベビーフードは食べることもありましたが、値段的に毎回は厳しいということもあり、困ることも多かったです。
そんな時に助けられたのが、さつまいもやかぼちゃのフリーズドライパウダーでした。
お湯で溶かすだけでペースト状になるので、時間がないときに本当に助かりました(SAMOEの公式ショップでも取り扱っています)。
あともう一つ、子どもの食事において私自身大事にしていることがあります。
それは、調味料を良いものを選ぶようにしているということです。
食材は割引品やスーパーの特売を冷凍保存して節約しつつ、調味料だけは素材の味を引き出すために少しいいものを使う。
このバランスが、うちには合っていました。
特に、離乳食期の子供は本当に味に敏感なので、調味料の違いだけで料理の美味しさや素材の味が全然変わってくるので、それが子どもの食いつきにもつながるんだなと感じる事も多々ありましたよ。
BLW(手づかみ食べ)を始めたタイミングの話

うちは次男からBLWを取り入れて、4人目もBLWと通常の離乳食のハイブリッドで離乳食を進めています。
ただ実は、BLWで進めるつもりだった4人目は、末っ子特有なのか「離乳食は食べさせてもらうものですよね?」っていう感覚が強いみたいで(笑)、最初は自分でつかもうとはせず。
1歳近くになってようやく手づかみ食べを始めた、というのが実際のところです。
子どもを4人育ててきましたが、4人とも成長の度合いも成長の仕方、食べ方なども違っているので、面白いなぁ~って見てていつも勉強になります。
あと、基本的にいつも食いつきが良かったのが、炊飯器でお米と一緒に炊いたスティック状の野菜でした。
離乳食を準備する私たち親としても、簡単に用意できるし、スティック状にして手づかみで食べやすい形にしておくことで、
子どもの自分で食べる楽しさにつながりやすく、さらにお米の味や甘さが染み込んでおいしかったようで、パクパクと好んで食べている事が多かったです。
こうやって、
親は時短しつつ、子どもがおいしいと思える工夫を見つけていく。
親子どちらにも負担がない形を探すのが、離乳食期にはいいんだろうなと思っています。
離乳食期のママに一番伝えたいこと

はじめての離乳食の時は、
「上手に食べさせなきゃいけない」
「毎食完食させなきゃいけない」
「栄養はこの食事から必ず摂らせなきゃいけない」
そんなふうに考えてしまっていましたが、私自身4人の子どもを育てていく中で、離乳食期に一番大切なことは
ママも子どもも、笑顔でお食事ができる事
これが一番大事な事なんじゃないかなって実感しています。
笑顔で食事をするから食事もおいしく感じられるし、食事の時間が幸せな時間になる。
そして、それが食べる意欲や食への興味に繋がっていく。
離乳食期はあくまで「食べる練習」をする期間。
栄養が心配なときは、母乳やミルクに頼りながら進めても大丈夫。
それより大事なのは、楽しく食べる経験を積むこと。
そのために、親が食事の場を楽しい雰囲気にしてあげることが、離乳食期に本当に大事なことなんじゃないかなと思ってます。
お母さんがしんどい気持ちで離乳食期を過ごしていると、その空気は子どもにも伝わってしまう気がします。
だからこそ、お母さんの手間や負担をできるだけ減らしてあげることも、離乳食期にはすごく大事なことなんですよ。
まとめ

離乳食の進め方は、月齢はあくまで目安。
本当に見てあげてほしいのは、赤ちゃんのお口の中の発達状況です。
ゴックンできるか、モグモグできるか、カミカミできるか。
そんな赤ちゃんん口の動きを見ながら、ゆっくり進めていってあげてください。
そして、毎回完璧を目指さなくて大丈夫。
私自身、長男のときは月齢ばかり気にして悩んでいました。
だからこそ今、離乳食で悩んでいるママには「月齢通りに進まなくても大丈夫」と伝えたいです。
子どものペースを大切にしながら、笑顔で親子でお食事時間を過ごしてくださいね。
