
子どもは可愛くて大好きなのに、余裕がなくてイライラしてしまう…
怒ったあとに落ち込んで、「私ってダメな母親かも」と自分を責めていませんか?でもその気持ちは、頑張っているママほど起こりやすいもの。
産後のホルモンバランス、慢性的な寝不足、終わりのない家事と育児など、気づかないうちに心と体は限界に近づいているんです。
この記事では、日々子育てを頑張っているママに向けて、イライラしてしまう理由と具体的な対処法7選をご紹介します。「私だけじゃない」と思えるだけで気持ちは軽くなると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
ママのイライラが止まらない理由

ちゃんとやってるのにイライラしてしまうのは、性格の問題ではなくていくつかの理由が隠れているのかもしれません。
① 産後・育児中のホルモンバランスの変化

出産後はホルモンの変化が激しいです。
妊娠中に増えていたホルモンが一気に減るので、体は“絶賛調整中”の状態。
医学的にも、産後は気持ちが不安定になりやすい時期と言われています。よく「PMSみたいなもの」と言われますが、実際はそれ以上に感情の起伏が激しい…と感じるママも多いです。
私も一人目の出産直後は、理由もないのに涙が出たり夫のひと言に過剰反応してしまい、「なんでこんなに余裕ないの?」と自分を責めていました。
でも今振り返ると、あれは「メンタルが弱い」とか「性格の問題」ではなくて、体調が不安定だっただけなんですよね。落ち込む日があったり、感情の波が大きくなるのは珍しいことではありません。
まずは「自分のせいではない」と知っておくだけでも、心が軽くなると思います。② 慢性的な睡眠不足が続いている

寝不足が続くと、心の余裕って本当になくなりますよね。
夜間授乳や夜泣きで細切れ睡眠が続いて、やっと寝たと思ったら上の子が起きてくる。朝はそのまま朝ごはん・着替え・オムツ替えと休む暇がありません。
気づけば自分はパジャマのまま、一度も座っていない…という日、ありませんか?
私は、下の子が1~2時間おきに起きていた時期、常に頭がボーッとしていて、上の子の「ママ見て!」に笑って返す余裕がなくなっていました。
牛乳をこぼされただけで必要以上に怒ってしまって、泣いている上の子を見て「なんでこんな言い方したんだろう」と後から自己嫌悪…でも、その時は本当に余裕がゼロでした。
寝不足が続くと、
・判断力が落ちる
・感情のブレーキがききにくくなる
・ちょっとした刺激に過敏になる
と言われています。
イライラしやすいのは頑張りが足りないからではなく、体が限界に近いサインなんですよね。 「母親だからできて当たり前」ではなく、十分に寝れていない人は誰でも心が不安定になるもの。それだけ毎日頑張っているということです。
③ 「私が我慢すればいい」と思っている

・夫の帰りが遅くてすれ違いが増える
・不満があっても飲み込んでしまう
・家庭内の空気を悪くしたくなくて、自分が我慢する
これらは一見、大人な対応のように見えますよね。
私もそうしていた時期がありました。
でも、我慢した気持ちは消えることはなくて、小さなモヤモヤが少しずつ積み重なって、ある日、思いがけないタイミングであふれてしまうんです。 「なんで私ばっかり…」という言葉がふと出た時、初めて自分が限界だったことに気づくこともあります。イライラの奥にあるのは、怒りというよりわかってほしい気持ちだったりします。
「大変だね」と労ってほしい。「ありがとう」と言ってほしい。
こういう”本当の思い”が満たされないと、怒りという形で表に出てしまうんだと思います。
今すぐできる、ママのイライラ解消法7選

ここからは、イライラへの具体的な対処法をご紹介します。
特別な準備は必要ありませんので、「これならできそう」と思うものを1つ選んでみてくださいね。
① 深呼吸をする

呼吸が浅くなって、肩や首に力が入ってしまう人も多いのではないでしょうか?
たとえば、何度言ってもおもちゃを片付けてくれない時。
「早くして!」と怒鳴りそうになったら、一度その場で立ち止まってみてください。
4秒吸う → 7秒止める → 8秒吐くこれを3回繰り返します。
ポイントは「吐く時間を長くする」こと。
しっかり吐くと副交感神経が働いて、体の緊張が緩みやすくなると言われています。
私も上の子がイヤイヤ期真っ最中の頃、感情のままに怒っては自己嫌悪…を繰り返していました。
でも、怒鳴りそうになったらトイレに入ってこの呼吸をするようにしただけで、受け流せることが少しずつ増えました。 怒りのピークは長くても6秒ほどと言われています。まずはその波をやり過ごすことだけでも、後悔する回数は減ると思います。
② 1人になれる時間を5分作る

朝から晩まで「ママ見て」「ママ来て」「ママ抱っこ」…
どれも可愛いけど、休みなく続くとだんだん疲れてきますよね。
だからこそ、意識的に誰にも話しかけられない時間を作るのがおすすめ。たとえば、
・子どもに動画を1本見てもらっている間
・パパが帰宅して子どもを見てくれてる5分間
・お風呂に入っている時間
私は、寝かしつけ後にリビングで温かいお茶を飲む時間を作るようにしました。テレビもスマホもオフにして、ただボーッとするだけ。
それだけで、頭の中のモヤモヤがスッキリする気がするんです。短い時間でも「自分の時間がある」と思えるだけで心に余裕もできます。
③ 80点を合格ラインにする

イライラの裏側には、「ちゃんとやらなきゃ」という気持ちが隠れていることが多いんです。
・栄養バランスのとれた食事
・きれいに片付いた部屋
・いつも笑顔のママ
・仕事も家庭も両立できている自分
こんな風に理想を持つのは素敵なことですが、毎日100点を目指すのは本当に大変…
たとえば、夕食が冷凍餃子と味噌汁だけの日があっても大丈夫ですし、洗濯物がたまっていても今日すぐ困るわけではありません。私も一人目の時は「離乳食は手作りじゃないと」と思ってすごく張り切っていました。
毎食頑張って作って、でも食べてもらえなくて落ち込んで…
でも途中からベビーフードを取り入れるようにしたら、時間も気持ちも余裕ができて、結果的に子どもに優しくできる時間が増えました。離乳食や手づかみ食べがうまくいかないと、それだけでストレスになりますよね。
もし今そういう悩みを抱えているママさんは、こちらの記事でうまくいかない原因や向き合い方についてまとめていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
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合格ラインを80点に下げることは、ママが少しでも長く笑顔でいるための選択だと思います。
④ 食生活を見直す

実はイライラには、体の状態が大きく関わっています。
・忙しい日の朝はコーヒーだけ
・昼は菓子パンを急いで食べて終わり
・気づけば甘いものばかり…
ということもありますよね。
こういう食生活が続くと、血糖値が急に上がったり下がったりして、気分も不安定になりやすいと言われています。 でも難しいことをする必要はなくて、まずは「タンパク質を1つ足す」だけで十分です。たとえば、ゆで卵やチーズ、納豆、ヨーグルト、サラダチキンなどがおすすめ。
私は夕方になると疲れが溜まってきてイライラを感じる日が多かったんですが、振り返ると昼をほとんど食べていないことがよくありました。
試しにヨーグルトやチーズを間食に入れるようにしただけで、子どもに怒鳴ることが減ったのを覚えています。 体調が安定すると、感情の波も小さくなります。忙しいと食べることを後回しにしがちですが、本当は大切なケアなんですよね。
⑤ 気持ちを共有する時間をつくる

イライラが強くなる時は、無意識に気持ちを溜め込んでいることも多いはず。
「これくらいで愚痴を言うのは甘えかな」「私が我慢すればいい」
そうやって飲み込んだ言葉は心の中にずっと残るんですよね。
気持ちを誰かと共有する時のポイントは、解決を求めないこと。たとえば、「今日、こんなことでイライラしちゃってさ」「正直ちょっとしんどくて」という風に一言伝えるだけでも、モヤモヤが少し軽くなります。
私は週に1回くらいのペースで夫に「その週に大変だったことを1つ話す時間」を作っています。「アドバイスはいらないから聞いてほしい」と最初に伝えておいたのが効果的でした。
問題そのものは解決しなくても、「そうなんだ、大変だったね」と言ってもらえるだけで、次の日以降のイライラがかなり違うんです。
⑥ 本音を話せる場所を持つ

先ほど「気持ちを共有する時間をつくる」ことの大切さをお伝えしましたが、家族だからこそ言いづらいことってありますよね。
そういう時のために、家族以外に自分の気持ちを話せる場所を持っておくことがおすすめ。たとえば、
・ママ友とのちょっとした立ち話
・オンラインのコミュニティ
・市の子育て相談窓口
・カウンセリング
「こんなことで相談していいのかな」と思う内容ほど、実は同じように悩んでいる人が多かったりします。
私も、家族には話しづらかった「ワンオペ育児で子どもに優しくできない日がある」という気持ちを、市の相談窓口で話したことがありました。すると「私も子育てしてた時、同じような経験があるよ」と言ってもらえて、それだけで気持ちが軽くなりました。
誰にも分かってもらえないと思うと、その怒りが自分や子どもに向かってしまうことも。
なので、1人で抱え込む時間を少しだけ減らしてみてください。
⑦ 危険サインを知っておく

・理由もなく涙が出る
・何をしても楽しく感じられない
・朝起きるのがつらいほど無気力
・子どもに強く当たってしまい、自分を責める
こういう状態が続く時は、気合いや根性で乗り切るものではありません。
産後の体は想像以上に大きく変化していますし、ホルモンの影響もあって「気持ちの持ちよう」だけではどうにもならないこともあります。私も理由もないのに涙が出て、「なんでこんなにしんどいんだろう」と思っていた時期がありました。
子どもは可愛いのに心がついていかなくて、そんな自分を責めてしまったことも…でも、話を聞いてもらった時に「それ、産後あるあるだよ」と言ってもらえて、一気に力が抜けたのを覚えています。
助けを求めるのは、ストレスや疲れで倒れる前の大切な予防策です。
ママが楽になることは、そのまま子供の安心感にもつながります。イライラする時にやってはいけないNG行動

イライラを減らす工夫も大切ですが、まずは「感情が高ぶっている時にやらない方がいいこと」を知っておくことも大事です。
怒りのピークにいる時は、どうしても考え方が極端になりやすいもの。
あとから後悔しないために、意識しておきたいことをまとめました。
① 「なんで私ばっかり」と抱え込む

イライラしている時は「なんで私ばっかり…」と思うこと、ありますよね。
ただ、その気持ちを頭の中だけで考え続けると、家族への不満や過去のモヤモヤまで重なって余計につらくなってしまいます。私も寝かしつけ後に考え込みすぎて、どんどん気持ちが落ち込んだことがありました。
でも紙に気持ちを書き出したり話したりするだけで、思ったより早く落ち着けました。イライラした時は考え続けずに、外に吐き出すことを意識するだけで気持ちは少し軽くなります。
② 「ちゃんとやらなきゃ」と無理をする

余裕がない時ほど、「ちゃんとしなきゃ」と力が入りすぎてしまうこと、ありますよね。
・夕飯は手作りにしないと
・部屋はきれいにしておかないと
・子どもにはいつも優しくしないと
でも、心がいっぱいいっぱいの状態で無理を重ねると、ほんの小さなことで感情があふれやすくなります。「ちゃんとやらなきゃ」は前向きな言葉に見えますが、疲れている日はそれがうまくできないこともあります。
そんな日は、“頑張る日”ではなく“自分を少し甘やかす日”にして大丈夫。イヤイヤ期の対応を全部完璧にやろうとすると、それだけで疲れてしまいます。
こちらの記事で紹介してるような、イヤイヤ期の子供への接し方も参考にしてみてくださいね。
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その他には、たとえば外食や宅食サービス、冷凍食品、便利家電、便利育児グッズに頼るのもおすすめです。
少し手を抜いたことでママに笑顔と心の余裕が戻るなら、それは家族にとってもプラスになると思います。
③ 自分を責める

イライラしてしまったあと、「母親なのにこんなことで怒るなんて…」と自分を責めてしまうこと、ありますよね。
でも「母親なんだから」と自分を追い込みすぎると気持ちを押し込めることになって、かえって辛くなってしまいます。
母である前に”1人の人間”なので、疲れる日もあれば余裕がなくなる日もあって当然なんですよね。・趣味の時間を持つこと
・仕事で小さな挑戦を続けること
など、“母以外の自分”を後回しにしすぎると、自分の人生の方向性がボヤけてしまうことも。
イライラしている時ほど、自分を1つの役割に縛りすぎないことが大事です。イライラする日は”自分を甘やかして”いい

そう思っているからこそ、余裕がなくなると辛くなるんですよね。
イライラしてしまうのは愛情が足りないからではありません。
むしろ、毎日頑張っている証拠です。今日からは、イライラした時は
・5分だけボーッとする時間を作る
・積極的に周りに頼る
・「今日も頑張ってる私はえらい」と思う
ということを意識してみましょう。
ママが少しでも楽になることが、子育てをする上で1番大切だと思います。

