初めての育児に不安を感じるパパへ、ここでは一児の子育て中であるパパライターの私の経験談を元に、離乳食の進め方について、わかりやすく解説していきます。
「どうやって離乳食を始める?」
「どんな食材を使えば安心?」
といった抱えがちな悩みを離乳食の基本を始め、実際の調理方法や楽しみながら進めるコツなどを紹介しています。
目次
パパが知っておくべき離乳食の基本
赤ちゃんが成長する過程で欠かせないのが離乳食です。
特に新米パパには、
最初の一歩が不安かもしれません。
でも、基本を押さえておけば大丈夫!
まずは以下の
・離乳食のスタート時期
・初めての離乳食メニュー
・安全な食材選び
・アレルギーに注意
・離乳食の流れ
といったことを順番に解説していきます!
これらの基本を知ることで、自信を持って離乳食を進めることができますよ。
これから以下にて、詳しい方法やコツを一緒に見ていきましょう!
◎離乳食のスタート時期
離乳食を始める時期は一般的に、胃腸が発達してくる生後5〜6ヶ月頃が適切なスタートとされています。
この時期には、
①首が座っている
②支えると座ることが出来る
③口の周りの興味を示す
④スプーンなど口に入れても舌で押し出さない
上記のような行動がみられるようになったらスタートして良いかと思います。
ただ、個々の成長スピードには差があるため、赤ちゃんの様子を見ながら判断することが必要になります。
特に
・食事に興味を示す
・よだれが増える
・授乳だけでは満足しない
上記のようなサインが見られた場合は、離乳食のタイミングとして適しています。
また、ご自身での判断が難しい場合は、医師や専門家に相談することをお勧めします。
こうしたやり方を知っておくだけで、自信を持って離乳食を始めることができます。
ちなみにうちの坊ちゃんは、ミルクの飲む量が少なかったこともあり、8か月から離乳食をスタートしました。
◎初めての離乳食メニュー
- 離乳食の始める時期がわかったら、今度は実際に離乳食を作っていきましょう!
最初のメニューとしては、炭水化物が豊富な「おかゆ」がおすすめです。
おかゆは消化が良く、赤ちゃんの胃腸にも優しいです。
はじめての離乳食は10倍がゆから始めましょう!
作り方はシンプルで、米粉小さじ1に対して水50㎖の割合をよく混ぜてから火にかけて軽く沸かします。
>>【詳しい作り方、レシピはこちら】
おかゆに慣れてきたら、次に人参やカボチャなどを加熱して柔らかくした野菜ペーストを試してみると良いかと思います。
野菜ペーストは小さめにカットした野菜を柔らかくなるまで煮て、裏ごしをするかブレンダーで細かくすると良いですよ。
これらの野菜は甘みがあり、赤ちゃんの味覚を育てるのに適しています。
初めての離乳食メニューは、シンプルで栄養バランスの取れたものを選ぶことが大切です。
また、専用のベビーフードも市販されており、忙しいパパ・ママにはベビーフードを活用していくこともおすすめです。
◎安全な食材選び
離乳食を始める際には、安全な食材選びに重要です。
まず、新鮮な野菜や果物、無添加の食材を選びましょう。
農薬や添加物が少ないオーガニック食品が理想的です。
手に入りにくい場合は野菜洗い洗剤やホタテの貝殻パウダーなどでよく洗うことが重要です。
>>【野菜洗い洗剤に関してはこちら】
>>【ホタテの貝殻パウダーに関してはこちら】
購入時には、表示ラベルを確認し、できるだけ添加物や保存料が含まれていないものを選ぶと安心です。
※保存料の多くは発がん性が認められているものが多いので、なるべく食べさせたくないですね。
さらに、赤ちゃんの発育に最適な栄養素を含む食材を選びましょう。
例えば、
・ビタミンが豊富な緑黄色野菜
・カルシウムが豊富な白身魚など
が挙げられます。
また、食材の保存方法も大切で、冷蔵や冷凍保存が可能なものは適切に保管しましょう。
これにより、安全で新鮮な離乳食を提供することができます。
◎アレルギーに注意
離乳食を始めるときに気を付けなければならないのがアレルギーです。
特定の食材に対するアレルギーは、
子供にとって深刻な問題になります。
初めての食材は1種類ずつ試し、その後3日間は他の新しい食材を加えないのが基本です。
例えば、おかゆ、人参、カボチャなどを試す際、それぞれ単独で与えて経過を見ることが重要です。
この方法により、アレルギー反応が出た場合に、原因の特定がしやすくなります。
また、卵や小麦、牛乳などのアレルギーリスクが高い食材は、医師の指導のもとで進めることが推奨されます。
さらに、市販の離乳食やベビーフードを利用する際も、成分表示をしっかり確認し、アレルゲンが含まれていないか確認しましょう。
※うちは砂糖や調味料もなるべく入らないものを選ぶようにしてますよ。
また、疑問や不安があれば、医師や専門家に相談することが大切です。
雪印メグミルクのサイトにアレルギーに関して詳しく書いていたので参考にしてみてください。
>>雪印メグミルクのサイトはこちらから
新しい食材を試すのは、確実に小児科が動いている平日の午前に限定していました!
◎離乳食の流れ
離乳食の進め方は、赤ちゃんの成長に合わせて段階的に進めていくことが大切です。
最初の1ヶ月は1日1回少量ずつの離乳食をあげて徐々に1日2回、3回と回数を増やしていきます。
この際、食べ物の硬さや種類も徐々に変えていきましょう。
最初はおかゆから始め、次に滑らかにした野菜ペースト、さらに柔らかい果物や豆腐などのアイテムを追加すると良いです。
一方、新しい食材を試すときは、赤ちゃんの反応をしっかり見てあげることが大事です。
食べた後に機嫌が悪くなったり、皮膚に発疹が出たりした場合は、すぐにその食材を中止し、医師に相談してください。
また、決まった時間に離乳食を与えることで、規則正しい生活リズムを作ることができます。
◎栄養バランスの取れたメニュー
栄養バランスの取れたメニューは赤ちゃんの成長に不可欠です。
主食、主菜、副菜をイメージして、バランス良く取り入れることで、必要な栄養を摂取できます。
例えば、
・おかゆを主食
・鶏肉や白身魚を主菜
・かぼちゃやブロッコリーの野菜を副菜
色々な食材を試すことで味覚が育ち食事に興味を持つようになります。
鉄分が不足しやすい時期には、ほうれん草やレバーを少量ずつ取り入れるのも有効です。
野菜や果物はなるべく栄養価の高くなる季節のものを使用し、新鮮な状態で与えましょう。
スープや出汁、きな粉を使うことで風味を足し、食事の時間を楽しいものにする工夫も大切です。
家庭で無理なく続けられる栄養バランスに配慮したメニューを心掛けてください。
出汁ときな粉は本当にうちの子には効果が大きく、後から足したりするとよく食べてくれます。
離乳食期の悩み解決法
離乳食期は多くの親にとって大きな喜びであると同時に、さまざまな悩みも伴います。食べこぼしや食べ物で遊んでしまう時の対処法を以下にて紹介していきます。
◎食べこぼしが多い時の対処法
食べこぼしがあってもイライラしない方法やオススメアイテムを以下にていくつか紹介していきます。1. 食べこぼしても良い食事環境を整える
>>ロングお食事エプロン【SAMOE 公式ネットショップ】
食事をする専用エリアを決め、その場所でのみご飯を与えるようにします。
これにより、その場所が「食事の時間」を意味することを理解しやすくなります。
また、ロング丈のエプロンを使用したり、ビニールシートや新聞紙を敷くことで、食べこぼしや遊びを片付けやすくします。
>>離乳食の食べこぼし対策!掃除がグッと楽になる方法9選
こちらも参考になりますので是非見てみて下さい。
2. 食べやすい食事にする
自分で食べてもらう際に、ペースト状の食べ物やお米で食べ物遊びをされてしまうと、なかなか悲惨な状況になることが多いです。
お子さんが食事を楽しめるように、手づかみで食べやすい米粉パンやバナナなどのフルーツ、柔らかく煮た野菜を提供してみるのも良いでしょう。
これにより、お子さんは自分で食べる喜びや楽しさを感じることができます。
◎食べてくれない時の対処法
子供がご飯を食べない時も、親としては困ってしまいますよね。以下ではその対処法もご紹介していきます。
1. ポジティブな態度を保つ
食事中は笑顔で、楽しそうに声をかけることで、ご飯に興味を持たせます。
「美味しいね!」「上手に食べてるね!」といったポジティブな声掛けが効果的です。
食べ物で遊ぶことが続いても、根気強く対応しましょう。
叱らずに、食べることは楽しいと思わせることが大切です。
2. 量を調整する
一度に沢山の食べ物を与えず、少量ずつ提供してみてください。
これにより、子供がご飯に集中しやすくなります。
3. 子供の興味を引く
色鮮やかな野菜や果物、形を変えた食べ物を用意することで、子供の興味を引きます。
例えば、星形のにんじんやハート形のリンゴなど、見た目にも楽しいご飯を準備してみましょう。
100均の抜型で簡単にできますよ。
プレートに絵を描くように食べ物を配置するなど、視覚的に楽しめる工夫をします。
4. 手を使わせる
手でつかめる食べ物(例えば、スティック状の野菜やフルーツ)を提供し、自分で食べる楽しさを感じさせます。
近年BLW離乳食という、離乳食初期からやわらかく大きなものをつかみ食べさせるやり方があったりするようなので、こちらも是非
参考にしてみて下さい。
>>BLWの記事はこちら
5. 食事の時間を工夫する
赤ちゃんが空腹な時に食事を提供することで、食べ物への関心が高まり、遊ぶことが減ります。
また、朝や昼は気分が良いことが多いので、その時間帯に試してみると成功しやすいです。
食事の時間を適度に制限し、ダラダラと食事を続けるのを避けます。
我が家はおよそ1時間ほどです。
それを過ぎると集中力が切れて遊び始めてしまう為、食事中でも下げるようにしています。
6. 食材の形状や温度を考慮する
柔らかくて温かいものは赤ちゃんにとって食べやすいです。
熱いものはやけどが怖いですが、温かいほうが経験上よく食べてくれることが多いです。
食材の形状も工夫し、赤ちゃんが口に入れやすい大きさや形にしましょう。
7. 家族と一緒
家族が笑顔で食事をする姿を見せることで、赤ちゃんも食べることに興味を持つかもしれません。
お気に入りのスタイやフォークを用意することで、食事の時間を楽しんでもらいましょう。
食卓での楽しいひと時が、離乳食の進行を助けます。
これらの対処法を実践しながら、赤ちゃんのペースに合わせて、楽しい食事時間を過ごしましょう。試行錯誤しながら、最適な方法を見つけていくことが大切です。
◎育児ストレス解消法
正直色々工夫をしてもイライラする時はどうしてもありますよね。
僕はストレスを感じたら以下のように過ごしました。
まず、ストレスを感じたら一息つく
ことから始めましょう。
また、自分だけの時間を確保することも重要です。
例えば、週末に子どもを連れて散歩をし、自然に触れることで気分転換ができます。
そして、同じ悩みを持つ親たちと交流することで共感やアドバイスを得ることができます。
映画やアニメを一緒に見る、料理を楽しむ、おチビを抱っこして踊るとか、通勤時間が短い時はあえて1~2駅分電車を使わず、何も考えず歩いたりなんていうのも良いです。
親やシッターさんに預けて、たまには夫婦の時間を作るのもありですね。
まとめ
今回は新米パパのための離乳食の基本と悩み解決法について紹介しました。
特に初めての育児では不安が多いですが、パパならではの経験談をお伝えすることで少しでもその不安が軽減されることを願っています。
離乳食の基本をしっかりと押さえるだけでも安心ですし、それによって子供の成長に適した食材も選べるようになっていきます。
正直仕事が忙しく時間は限られるところですが、パパとして小さい今しか見れない色んな顔、成長を見守っていきましょう。
読者の皆さんが安心して離乳食を進められるよう、この記事が役立てば嬉しいです。
この記事がご家族やお子さんのこれからの生活の手助けになりますように。
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