高野豆腐は、離乳食中期の7〜8か月頃から 取り入れやすい食材です。

乾物なので保存しやすく、しっかり戻してやわらかく調理すれば、月齢に合わせて使いやすくなります。

一方で、

「いつから与えていいの?」
「どうやって戻すの?」
「豆腐とどう違うの?」

と迷う方も多いですよね。

この記事では、高野豆腐を離乳食に取り入れる時期、月齢別の与え方、戻し方のコツ、簡単レシピをわかりやすく紹介します。

高野豆腐は離乳食でいつから?

離乳食が進んでくると、

「たんぱく質をどう取り入れよう?」
「栄養バランスは大丈夫かな?」

と悩むことも増えてきますよね。

高野豆腐は保存がきき、植物性たんぱく質カルシウム鉄分など、赤ちゃんの成長にうれしい栄養がたっぷり。


一見、赤ちゃんには難しそうな食材ですが、下ごしらえや形状を工夫すれば、離乳食にも安心して取り入れることができます。

高野豆腐は、離乳食中期の7〜8か月頃からを目安に取り入れやすい食材です。

乾物のまますりおろしたり、しっかり戻してやわらかく調理したりすることで、月齢に合わせて使いやすくなります。

初めて与えるときは少量から始め、赤ちゃんの様子を見ながら進めましょう。

月齢に合わせて形状や量を調整することで、赤ちゃんにも安心して与えることができます。

ですが、噛む力や飲み込む力、消化の発達には個人差があるため、「○か月だから必ずこの形」と決めつけず、赤ちゃんの様子を見ながら進めていきましょう。


高野豆腐を離乳食に使う時の戻し方

高野豆腐は、離乳食ではしっかり戻してやわらかくしてから使うのが基本です。

商品によって戻し方は異なるため、まずはパッケージの表示を確認しましょう。

離乳食では、戻したあとに水気を軽くしぼり、月齢に合わせてすりおろす・刻む・やわらかく煮るなど調整すると使いやすくなります。

※商品によっては「そのまますりおろして使える」表記もありますが、最終的には十分に加熱し、食べやすい状態に整えて与えましょう。

離乳食で高野豆腐を与える量の目安

高野豆腐は大豆から作られているため、離乳食ではたんぱく質の食材として扱います。

ほかの豆腐や魚、肉などと同じたんぱく質枠の食材なので、同じ食事の中で与えすぎないように調整しましょう。

【離乳食中期(7〜8か月頃)】

戻した高野豆腐を小さじ1〜2程度から始めるのがおすすめです。

問題なく食べられるようであれば、小さじ2ほどまで少しずつ増やしていきます。

最初は細かく刻んだり、すりおろしてとろみのある料理に混ぜると食べやすくなります。

【離乳食後期(9〜11か月頃)】

この時期になると、大さじ1程度を目安に与えることができます。

細かく刻んで煮物にしたり、野菜と一緒に煮たりすると食べやすくなるためおすすめ。

【離乳食完了期(1歳〜1歳半頃)】

大さじ1〜2程度を目安に与えられるようになります。

やわらかく煮れば手づかみ食べの練習のメニューにも取り入れやすく、野菜やお肉と組み合わせることで栄養バランスのよい一品になります。

最初は少量からスタートし、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ量を増やしていくと安心です。

無理せず、赤ちゃんのペースに合わせて進めていきましょう。

アレルギーへの配慮

はじめての食材を与えるときに心配なのが、アレルギーですよね。

高野豆腐の原材料である「大豆」は、食物アレルギーに配慮したい食材のひとつです。

初めて与えるときは少量から始め、体調のよい日の午前中に試すと安心です。

また、高野豆腐は水分を含むと量が増え、たんぱく質をしっかり摂れるため、初めて食べる赤ちゃんの体には刺激になることもあります。


そのため、栄養があるからと最初からたくさん与えるのではなく、少量からゆっくり進めることが大切です。

初めて食べさせるときは、アレルギー症状が出た場合や心配ごとに備えて、かかりつけの医療機関を受診できる平日の午前中に与えましょう。

1日1口からはじめて、様子を見ながら量を少しずつ増やすようにしていくと安心です。

月齢別の進め方と調理法

初めて高野豆腐を与える場合、どのように与えたらいいか疑問でいっぱいの方も多いはず。

高野豆腐は、ご飯だけでは不足しがちなリジンという必須アミノ酸を多く含む食材のため積極的に離乳食に取り入れていきたいですね。

ここでは、月齢別に合わせた高野豆腐の与え方や調理のポイント、注意することをまとめていきますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

離乳食中期は、母乳やミルク以外の食材にも少しずつ慣れていく時期です。


高野豆腐はたんぱく質が豊富な分、初めて与える際は赤ちゃんの消化に負担がかからないよう、なめらかで食べやすい形状からスタートすることが大切です。


この時期は「食べる練習」が目的なので、量は控えめにし、無理のないペースで進めていきましょう。

すりおろしたり、水に戻して細かく刻んで加熱して与えられますし、乾燥したまますりおろすと簡単に粉状になるので、ほかの料理に混ぜて使うのにぴったり。

野菜の煮ものやあんかけなどにさっとふりかければ栄養価をプラスでき、メニューのバリエーションも広げてくれます。

離乳食中期で取り入れる際の、与え方や調理法のポイントは以下です。

与え方のポイント
・初めてのたんぱく質食材として、少量からスタート
・必ず十分に戻し、やわらかく加熱する

調理のポイント】
・だしでしっかり煮てからすりおろす or ペースト状にする
・繊維が気になる場合は裏ごしすると◎
・おかゆや野菜ペーストに混ぜると食べやすい

初めてあげる際は、アレルギーに配慮して1口ずつ始めてみてくださいね。

離乳食後期になると、噛む力が少しずつ育ち、食材の食感を楽しめるようになってきます。


高野豆腐も、ペースト状から一段階ステップアップし、舌でつぶせるやわらかさを意識して与えていき、丸のみを防ぐためにも赤ちゃんの様子をしっかり見ながら形状や大きさを調整することがポイントです。

離乳食後期で取り入れる際の、与え方や調理法のポイントは以下です。

【与え方のポイント】
・噛む力に合わせて食感を少し残す
・丸のみしていないか、様子を見ながら進める


調理法のポイント

・やわらかく煮た高野豆腐を細かく刻む(みじん切り)
・だし煮、野菜あんかけ、豆腐ハンバーグのつなぎにもおすすめ

なめらかな状態から、粗つぶし・刻みへと段階的に進めることで、「噛む」「飲み込む」といった食べる力が育つため、赤ちゃんにとって食感を少しずつ残していくことはとても大切。

ずっと同じ形状のままだと噛む練習ができないため、月齢や様子を見ながら少しずつ食感をステップアップしていきましょう。

丸のみしていないかを確認し、無理のないペースで進めることがポイントです。



1歳を過ぎる頃になると、噛む力や飲み込む力が安定し、食事の幅もぐっと広がってきます。


高野豆腐は、食べやすい大きさに刻んで煮物や炒め煮などさまざまな料理に使えるようになり、レパートリーが増えさまざまな料理に使いやすくなります。


味付けは引き続き薄味を心がけ、食材本来の味を大切にしながら、家族の食事への移行を意識して進めていきましょう。

離乳食完了期で取り入れる際の、与え方や調理法のポイントは以下です。

与え方のポイント】
・手づかみやスプーン食べを意識し、食べやすい大きさ
・味つけは薄味を心がける

調理法のポイント
〜8mm角ほどに刻んで煮物や炒め煮に
・野菜と一緒に煮ることで、だしのうま味を吸って食べやすくなる
・卵焼きやつくね風など、アレンジの幅も広がる

どの月齢の料理法でも、調理前にしっかり戻し、水気を軽くしぼる・味付けは基本なし〜薄味でOKがポイントになりますので注意して調理してみてくださいね。

高野豆腐と豆腐の違いは?

みなさんは豆腐と高野豆腐の違いが分かりますか?

豆腐と高野豆腐は、どちらも同じ大豆から作られていますが、作り方や栄養の特徴には違いがあります。

豆腐は、大豆をすりつぶして固めた食品で、水分を多く含みなめらかでやわらかく消化にもよく口当たりも良いため、離乳食初期から取り入れやすい食材のひとつです。


たんぱく質は含まれているものの、水分が多い分、量あたりの栄養は比較的控えめです。

一方で、高野豆腐は豆腐を凍らせて乾燥させた保存食品で、水分が抜けている分、栄養がぎゅっと凝縮されています。

植物性たんぱく質に加え、カルシウム鉄分食物繊維も豊富に含まれており、少量でもしっかり栄養を補えるのが特徴です。

ですが、繊維が多いため離乳食では中期以降に、しっかり戻してやわらかく調理することが大切です。

離乳食では、食べやすさを重視したい時期には豆腐を、栄養を意識したい時期には高野豆腐を取り入れるなど、赤ちゃんの月齢や成長に合わせて使い分けてあげるのがいいでしょう。

おすすめレシピ3選

高野豆腐は、そのままでも栄養価の高い食材ですが調理法を少し工夫するだけで、赤ちゃんが食べやすく、ぐっとおいしくなります。


だしのうま味をしっかり含ませたり、野菜と組み合わせたりすることで、食感や味に変化が出て、離乳食のレパートリーも自然と広がります。

月齢に合わせて形状や大きさを調整すれば、離乳食中期から完了期まで長く使えるのも高野豆腐の魅力のひとつ。


実際にわが家でもよく作っていた、赤ちゃんが食べやすく、続けやすい高野豆腐の簡単レシピをご紹介していきますので、毎日の離乳食づくりの参考にしてみてくださいね。

だいたい離乳食中期である7~8ヶ月ごろにあげることができる「高野豆腐のだし煮」

私自身も、高野豆腐を離乳食で初めて使って作ったのがこのだし煮でしたが、初めて出したときは、正直あまり食べてくれませんでした。

ひと口入れて「ん?」という顔をされて、そのまま口から出されてしまい、少し落ち込んだのを覚えています。

しかし、だしを少し多めにしてしっかり煮込み、なめらかにすりつぶしておかゆに混ぜてみたところ、今度はパクパク食べてくれたため、同じ食材でも食べさせ方や形状の工夫でこんなに反応が変わるんだと実感しました。

味付けはだしだけですが、うま味をしっかり吸ってくれるので食べやすく、たんぱく質も手軽にプラスできてとても助かっています。

シンプルな味付けのレシピですが、クセがなく食べやすいため、初めて高野豆腐を取り入れるときにも安心でしょう。

高野豆腐と野菜のあんかけは離乳食後期の9~11ヶ月頃に与えることができます。

寒い時期にぴったりのおすすめレシピです。

細かく刻んだ高野豆腐と、にんじん・玉ねぎ・白菜などの野菜をだしで煮て、とろみをつけた食べやすいあんかけのため、食感のステップアップにもぴったりです。

舌でつぶせるやわらかさが目安で、ごはんにかけて丼風にしてもおすすめ。

離乳食完了期の12~18ヶ月頃におすすめの「高野豆腐の親子丼」は、私の子供も本当に大好きで毎回おかわりするほどでした。

高野豆腐の親子丼は、鶏肉の代わりに高野豆腐を使った赤ちゃんにもやさしい丼メニューです。

だしをたっぷり含んだ高野豆腐はふんわりやわらかく、卵との相性もよいため、離乳食完了期頃から取り入れやすいのが魅力ですね。

卵は半熟にはせず、必ずしっかり熱を通してからあげるようにしましょう。

卵にまだ慣れていない場合は、進み具合に合わせて無理のない範囲で取り入れると安心です。

私は高野豆腐や玉ねぎ人参に加え、なかなか食べてくれない緑の野菜(小松菜やほうれん草など)も一緒に煮込んで誤魔化してあたえたりしています。

普通の高野豆腐を細かく切ってあたえてもいいですが、もとから約5mm〜2cm程度のひと口サイズやサイコロ状のものになっている高野豆腐をよく使っており使いやすくおすすめです。



まとめ

高野豆腐は、植物性たんぱく質やカルシウム、鉄分などが豊富で、赤ちゃんの成長をやさしくサポートしてくれる栄養価の高い食材です。


一見、離乳食には難しそうに感じますが、しっかり戻してやわらかく調理し、月齢に合った形状にすることで、安心して取り入れることができます。

離乳食中期から完了期まで、ペースト・刻み・ひと口大と段階的に食感を変えていくことで、「噛む」「飲み込む」といった食べる力を育てることにもつながるため、食べ方を工夫してあげましょう。

高野豆腐は、だしを含むとやわらかく食べやすい一方で、ぽろぽろ崩れたり、あんかけと合わせると服やテーブルが汚れやすかったりすることもあります。

離乳食期は毎日の後片付けが負担になりやすい時期。

少しでも食事時間をラクにしたい方は、ロング丈&吸盤付きのSAMOEお食事エプロン もチェックしてみてくださいね。

この記事が、はじめて離乳食に高野豆腐を取り入れるママの参考になれば嬉しいです。