SAMOEのお食事エプロンには、表面に撥水加工が施されています。

水分をはじいてくれるだけでなく、食べこぼしによる汚れやシミも防いでくれる便利な機能なのですが、使っているうちに

「あれ?はじかなくなってきたかも…?」

と感じることがあるかもしれません。

SAMOEのお食事エプロンは表面は撥水加工、裏面は防水生地の2層仕立てとなっています。

たとえ表面の撥水加工が薄れてしまったとしてもお洋服までしみる心配はありません。

でも、「やっぱり撥水がないと心配!」

という方のために、表面の撥水加工を簡単に復活させてくれる、そんな便利な裏技をご紹介していきます。

撥水を簡単に復活させる方法3選

SAMOEのお食事エプロンの表面には撥水加工がされています。

しかし、撥水加工は洗濯による摩擦や食べこぼしの汚れなどにより、その効果が徐々に薄れてきてしまいます。

SAMOEのお食事エプロンは裏面を防水生地で仕立ててあるので、表面の撥水加工がとれてしまってもお洋服まで液体がしみることはありません。

でも、実はその撥水加工も、熱を加えることで簡単に効果が復活するんです。

エプロンが水をはじかなくなってきたと感じたら、手軽にできる以下の方法を試してみてください。

①アイロンで温める

手軽に撥水効果を復活させる方法のひとつめは、「アイロンで温める」こと。


やり方はとっても簡単。

①エプロンの表面に当て布をする

スチームなしの中温(約140~160℃)でアイロンがけする

③特に汚れやすい部分に重点を置くと効果的

この時注意してもらいたいのが、高温で熱しすぎないこと

※アイロンの温度は必ず中温で、当て布は必須、スチームなしは必ず守って行なってください。



高温設定で熱しすぎてしまうと、生地自体が傷んでしまう可能性があります。

②ドライヤーで温める

「アイロンやアイロン台を出すのは面倒くさい!」

もっと簡単に済ませたい忙しいママには、
「ドライヤー」が便利です。

お食事エプロンの表面に、ドライヤーの温風を当てるだけでOK。

温める時間の目安は、1か所につき30秒ほど

これだけで簡単に撥水効果が戻ります。

③乾燥機を使う

SAMOEでは乾燥機の使用は推奨していないのですが、お食事エプロン以外にも使える裏技としてご紹介いたします。

簡単に撥水効果を復活させる、続いての方法は
「乾燥機を使う」こと。

撥水加工は熱を加えることで簡単に復活するので、乾燥機の温風はとても効果的です。

ポイントは、中温設定で15分ほど温風を当てること。

高温で温めすぎると生地自体を傷めることになってしまうので、必ず中温で行ないましょう。

【なぜ熱で復活するの?】

撥水加工が熱で復活するのは、撥水性を生む「フッ素樹脂」や「シリコン」の分子が、熱によって再び整列するからです。

撥水加工は、洗濯や使用時の摩擦によって分子がバラバラになることで撥水加工が弱まってしまいます。

そこへアイロンや乾燥機で熱を加えると、撥水加工の分子が再び表面に整列します。

これにより、水をはじく効果が復活するという仕組みです。

プロに任せるのもひとつの方法

お食事エプロンの撥水効果を復活させたいけど、

「家でやるのはちょっと不安…」

「試してみたけどうまくいかなかった…」

という方には、

「クリーニング店での撥水加工」もおすすめです。

クリーニング店で行なう撥水加工は、洗濯後の布製品に撥水剤を浸透させたあと熱処理を加えることで撥水効果を定着させます。


クリーニング店で撥水加工を行なうメリットは以下の通り。

・ムラなく均一な仕上がり
・家庭でやるより撥水効果が長持ちする
・お食事エプロンに適した撥水剤を使用するので安心
・時短&手間いらず


家事や育児に忙しく、とにかく手間をかけたくない!という方にはプロに任せるのもひとつの方法です。

撥水加工に対応していないクリーニング店もあるため、事前に確認するのがおすすめです。

撥水スプレーはお食事エプロンには不向き

撥水効果を復活させる方法として撥水スプレーを使用するという手もありますが、口に入る可能性が高いお食事エプロンでは避けた方がいいでしょう。

撥水スプレーを使用するのは、レインコートや傘などといった直接口に触れないものに限定した方が安心です。

撥水ってなに?防水との違いは?

そもそも「撥水」とは何なのでしょうか?

「防水」との違いもふくめ、簡単に見ていきましょう。

撥水とは?

「撥水」とは、生地の表面にフッ素やシリコンなどでコーティングをして、水をはじくように加工することです。

水だけでなく油もはじくため、食べこぼしなどが布地にしみにくいという効果も。

また、布目のすき間から空気を通すため、通気性があり蒸れにくいという特徴があります。

洗濯による摩擦や紫外線により加工が劣化し、使用するうちに効果が薄れてきてしまうというデメリットがあります。

防水とは?

「防水」とは、生地そのものが水を通さない素材でできているか、生地に特殊な膜を貼り付けて水の浸入を防ぐように作られているものです。

素材自体が水を通さないようになっているため、完全に水分をシャットアウトできます。

ただし、水と同時に空気も遮断するため、湿気がこもりやすいというデメリットがあります。

でも、SAMOEの防水生地は水分は通さず通気性にも優れているという特徴があります。

SAMOEのお食事エプロンは撥水×防水

SAMOEのお食事エプロンは、表面は撥水生地、裏面には防水生地を使った2層仕立てで作られています。

表面は撥水加工のため水分や油分をはじいてくれて、万が一布目のすき間から水分を通してしまっても、裏面の防水生地が水分を防いでくれます。

そのため、食事中に飲み物などをたくさんこぼしてしまっても、お洋服まで染み込まないんです。

撥水と防水のいいところを併せ持った機能になっています。

また、SAMOEのお食事エプロンは撥水・防水性だけでなく、耐久性も抜群

さらに軽量で肌当たりの柔らかい素材を使っているため、お肌のデリケートな赤ちゃんにも快適に使えます。

デザインも可愛らしく、ギフトとしても人気があるんです。

撥水性を長持ちさせるお手入れ方法

復活させた撥水効果をできるだけ長く保つためには、適切なお手入れ方法を守ることも大切です。

洗濯やお手入れの際に、以下のポイントを意識しましょう。

①お手入れはこまめに

お食事エプロンについた汚れを長い時間そのままにすると撥水効果が薄れやすくなります。

使用後はすぐに汚れを拭き取るようにしましょう。

②洗濯ネットを使う

お食事エプロンの撥水加工は摩擦に弱いので、洗濯時にはなるべく摩擦を減らすように洗濯ネットに入れるのがおすすめ。

洗濯ネットがクッションの役割を果たし、生地の表面の摩擦を最小限に防いでくれます。

③洗剤は少なめ、柔軟剤は使わない

お食事エプロンを洗濯する際は、洗剤は適正な量を守り、すすぎは念入りに2回以上行なうようにしましょう。

洗剤が多すぎると生地の表面に残ってしまい、撥水性を低下させる原因になります。

また、柔軟剤は生地表面に膜を作る性質があるため、せっかくの撥水加工を覆い隠してしまいます。

撥水効果を持続させるためには、柔軟剤の使用は避けた方がいいでしょう。

④陰干しをする

お食事エプロンを乾燥させる場合は、
洗濯後は陰干しをするようにしましょう。

紫外線は撥水加工を劣化させる大きな原因のひとつです。

直射日光を避けて乾かすことで、撥水性を長持ちさせることができます。

まとめ

SAMOEのお食事エプロンの撥水効果を簡単に復活させる方法をご紹介しました。

日々のお手入れの方法を知っておくだけで、お気に入りのエプロンを長く使うことができます。

毎日のお食事タイムを手助けする高機能なお食事エプロンなので、適切なお手入れ方法でその機能をしっかり保ってあげてください。

ご紹介した方法はお食事エプロン以外にも撥水加工がされたレインウェアやアウトドア用品などにも使える万能なテクニックです。

簡単で手軽な方法なので、ぜひ試してみてくださいね。